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公開番号
2025077157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189146
出願日
2023-11-06
発明の名称
ロック装置
出願人
株式会社アンセイ
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
E05B
81/72 20140101AFI20250512BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】導通状態が変化する第1特定スイッチ又は第2特定スイッチを有しつつ、可及的な小型化を実現可能なロック装置を提供する。
【解決手段】本発明のロック装置100では、第1特定スイッチ41、43及び第2特定スイッチ45、47の少なくとも一方は、外側を向く第1周面71cと、第1周面71cと反対の外側を向く第2周面71dとが等しい複数のマイクロスイッチからなる。各マイクロスイッチは、ベース部材21、22の底面22eから垂直に離間する方向に積層されている。ベース部材21、22には、底面22eから垂直に延び、各マイクロスイッチを少なくとも第1周面71c及び第2周面71dによって同時に保持する保持壁51、53が設けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
前記ベース部材に設けられたフォークであって、前記進入口の奥側で前記ストライカを係止可能なラッチ位置と、前記進入口内で前記ストライカを係止しないアンラッチ位置とに揺動する前記フォークと、
前記ベース部材に設けられたポールであって、前記フォークが前記アンラッチ位置に揺動することをブロックするブロック位置と、前記フォークが前記アンラッチ位置に揺動することを許容するアンブロック位置とに変位する前記ポールと、
前記フォーク、前記ポール及び前記フォーク又は前記ポールと関係する姿勢をとる少なくとも一つの特定部材のいずれか一つの形成された第1特定操作部と、
前記フォーク、前記ポール及び前記特定部材の他のいずれか一つに形成され、前記第1特定操作部とは異なる第2特定操作部と、
前記ベース部材に設けられ、前記第1特定操作部に作用して導通状態が変化する第1特定スイッチと、
前記ベース部材に設けられ、前記第2特定操作部に作用して導通状態が変化する第2特定スイッチと、を備えたロック装置であって、
前記第1特定スイッチ及び前記第2特定スイッチの少なくとも一方は、外側を向く第1周面と、前記第1周面と反対の外側を向く第2周面とが等しい複数のマイクロスイッチからなり、
各前記マイクロスイッチは、前記ベース部材の底面から垂直に離間する方向に積層され、
前記ベース部材には、前記底面から垂直に延び、各前記マイクロスイッチを少なくとも前記第1周面及び前記第2周面によって同時に保持する保持壁が設けられていることを特徴とするロック装置。
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【請求項2】
各前記マイクロスイッチは、前記第1周面及び前記第2周面を含む周面を有して回路を内蔵するスイッチケースと、前記第1特定操作部又は前記第2特定操作部によって前記スイッチケースに変位可能に設けられて前記回路を切り替える被操作部とからなり、
前記保持壁は、前記周面を同時に保持しつつ、各前記被操作部を同一方向に設けている請求項1記載のロック装置。
【請求項3】
前記保持壁は、各前記スイッチケースを前記周面によって位置決めしている請求項2記載のロック装置。
【請求項4】
前記保持壁は、前記底面からの高さが前記周面の高さに前記マイクロスイッチの個数を乗じた値である請求項3記載のロック装置。
【請求項5】
前記回路は、前記被操作部の変位によってONとOFFとが切り替わるものである請求項2記載のロック装置。
【請求項6】
前記ベース部材は、金属製のベースプレートと、前記ベースプレートに固定される樹脂製のベースガイドとを有し、
前記保持壁は前記ベースガイドに形成されている請求項1記載のロック装置。
【請求項7】
前記ベースガイドは、前記底面から最も離れた前記スイッチケースと係合する係合爪を有している請求項6記載のロック装置。
【請求項8】
前記フォークは、前記進入口の途中で前記ストライカを係止可能なハーフラッチ位置にも揺動し、
前記フォークに作用すれば、前記フォークを前記ハーフラッチ位置から前記ラッチ位置に揺動させる一方、前記ポールに作用すれば、前記ポールを前記アンブロック位置に変位させるように構成されたオープンクローズ機構と、を備え、
前記オープンクローズ機構は、正回転及び逆回転して駆動力を発生するモータと、
前記駆動力を伝達し、前記駆動力が最後に伝達される出力ギヤを含む駆動列と、
前記ベース部材に支持され、前記出力ギヤから駆動力を受けることにより前記フォーク及び前記ポールとは独立して中立領域から第1方向及び第2方向に揺動するセクタギヤであって、前記第1方向に揺動して前記フォークに作用し、前記第2方向に揺動して前記ポールに作用する前記セクタギヤと、を有し、
前記第1特定スイッチは、前記中立領域及び前記第1方向の揺動端又は前記第2方向の揺動端を検出し、
前記第2特定スイッチは、前記ハーフラッチ位置及び前記ラッチ位置を検出する請求項1記載のロック装置。
【請求項9】
前記第1特定スイッチ及び前記第2特定スイッチが複数の前記マイクロスイッチからなり、
前記特定部材は、前記ベース部材に揺動可能に支持され、前記セクタギヤと関係する姿勢をとるセクタギヤ検出レバーと、
前記ベース部材に揺動可能に支持され、前記フォークと関係する姿勢をとるフォーク検出レバーとからなる請求項8記載のロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はロック装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2に従来のロック装置が開示されている。これらのロック装置が用いられる車両では、車体にストライカが固定され、車体に開閉可能に設けられたテールゲート等の開閉体にこれらのロック装置が設けられている。これらのロック装置は、ハウジングと、ラッチとも称されるフォークと、ラチェットとも称されるポールと、オープンクローズ機構とを備えている。
【0003】
ハウジングはベース部材を有し、ベース部材はストライカが進入する進入口をもっている。フォークはベース部材に設けられている。フォークは、進入口の奥側でストライカを係止可能なラッチ位置と、進入口の途中でストライカを係止可能なハーフラッチ位置と、進入口内でストライカを係止しないアンラッチ位置とに揺動する。
【0004】
ポールもベース部材に設けられている。ポールは、フォークがアンラッチ位置に揺動することをブロックするブロック位置と、フォークがアンラッチ位置に揺動することを許容するアンブロック位置とに揺動する。
【0005】
オープンクローズ機構は、フォークに作用すれば、フォークをハーフラッチ位置からラッチ位置(フルラッチ位置)に揺動させる。また、ポールに作用すれば、ポールをアンブロック位置に変位させる。オープンクローズ機構は、モータと、駆動列と、セクタギヤとを有している。モータは正回転及び逆回転して駆動力を発生する。駆動列は、駆動力を伝達し、駆動力が最後に伝達される出力ギヤを含む。セクタギヤは、ベース部材に支持され、出力ギヤから駆動力を受けることによりフォークとは独立して中立領域から第1方向及び第2方向に揺動する。
【0006】
特許文献1のロック装置は、ベース部材にハーフラッチ検出スイッチ、フルラッチ検出スイッチ及びラチェット検出スイッチが設けられている。このロック装置では、フォークに第1被検出部と第2被検出部とが形成され、ポールに被検出部が形成されている。ハーフラッチ検出スイッチは第1被検出部に作用して導通状態が変化し、フルラッチ検出スイッチは第2被検出部に作用して導通状態が変化する。また、ラチェット検出スイッチは被検出部に作用して導通状態が変化する。ハーフラッチ検出スイッチ及びフルラッチ検出スイッチは、ベース部材の底面から垂直に離間する方向に積層されている。
【0007】
また、特許文献2のロック装置は、ベース部材に設けられ、フォーク又はポールと関係する姿勢をとるサブロックレバーを備えている。サブロックレバーにはアームが設けられ、アームには第1カム及び第2カムが設けられている。また、このロック装置では、ベース部材に第1ロックポジションスイッチ及び第2ロックポジションスイッチが設けられている。第1ロックポジションスイッチは第1カムに作用して導通状態が変化し、第2ロックポジションスイッチは第2カムに作用して導通状態が変化する。第1ロックポジションスイッチ及び第2ロックポジションスイッチは、ベース部材の底面から垂直に離間する方向に積層されている。
【0008】
これらのロック装置では、ハーフラッチ検出スイッチ、フルラッチ検出スイッチ、ラチェット検出スイッチ、第1ロックポジションスイッチ又は第2ロックポジションスイッチの導通状態の変化により、モータが正転、停止又は逆転し、フォークやポールを介して開閉体の開閉が可能になっている。また、これらのロック装置では、ハーフラッチ検出スイッチ及びフルラッチ検出スイッチや第1ロックポジションスイッチ及び第2ロックポジションスイッチが積層されていることから、ロック装置の小型化を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2013-49990号公報
特許第7055953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、上記特許文献1、2のロック装置は、複数のスイッチが幅方向にずれており、ロック装置の小型化が不十分である。
(【0011】以降は省略されています)
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