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公開番号2025077088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189022
出願日2023-11-06
発明の名称吐出ユニット
出願人株式会社IEC
代理人弁理士法人石黒国際特許事務所
主分類F16K 31/06 20060101AFI20250512BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】高粘性流体の塗布工程における仕上がり品質を改善する。
【解決手段】吐出ユニット1は、所定の流路を経由して10万cp以上の粘度を有する高粘性流体を受け入れるとともに、対象物に向けて吐出するものであり、以下の弁体9、ソレノイド10およびスプリング11を備える。まず、弁体9は、吐出側の開口14を開閉するものである。また、ソレノイド10は、コイル18への通電により磁気回路を形成する固定子19および可動子20を有し、可動子20が弁体9と一体化されており、コイル18への通電により可動子20が移動することで、開口14を開く方向に弁体9を移動させる。さらに、スプリング11は、弁体9および可動子20を、開口14を閉じる方向に付勢する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の流路を経由して10万cp以上の粘度を有する高粘性流体を受け入れるとともに、対象物に向けて吐出する吐出ユニットにおいて、
吐出側の開口を開閉する弁体と、
コイルへの通電により磁気回路を形成する固定子および可動子を有し、この可動子が前記弁体と一体化されており、前記コイルへの通電により前記可動子が移動することで、前記吐出側の開口を開く方向に前記弁体を移動させるソレノイドと、
前記弁体および前記可動子を、前記吐出側の開口を閉じる方向に付勢するスプリングとを備える吐出ユニット。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
請求項1に記載の吐出ユニットと、
前記高粘性流体を20リットル以上蓄えるタンクとを備え、
このタンクから、所定の流路を経由して前記高粘性流体を前記吐出ユニットに供給し、
前記吐出ユニットは、1Mpa以上、20Mpa以下の範囲の圧力で前記高粘性流体を吐出することを特徴とする吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、所定の流路を経由して、10万cp以上の粘度を有する高粘性流体を受け入れるとともに、対象物に向けて吐出する吐出ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、上記のような高粘性流体を対象物に向けて吐出する吐出ユニットが周知であり、例えば、塗料や接着剤を所定のワークに塗布する工程で利用されている。
ところで、従来の吐出ユニットは、圧力空気を利用して吐出側の開口を開くものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
すなわち、従来の吐出ユニットは、以下の弁体、ピストンおよびスプリングを備える。まず、弁体は、吐出側の開口を開閉するものである。また、ピストンは、弁体と一体化されており、圧力空気が流出入する加圧室を形成するものであって、所定のシリンダの内周壁に対して摺動自在に支持されている。また、スプリングは、弁体とピストンとの一体物を、吐出側の開口を閉じる方向に付勢する。
【0004】
このような構成により、従来の吐出ユニットでは、加圧室に圧力空気を流入させることで、スプリングの付勢力に抗して、一体物を、吐出側の開口を開く方向に駆動する。また、加圧室から圧力空気を流出させることで、スプリングの付勢力により、一体物を、吐出側の開口を閉じる方向に駆動する。
【0005】
近年、上記のような高粘性流体の塗布工程では、膜厚や膜幅などの仕上がり品質に対する改善要請が高まっており、対応策が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5535381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本開示は、主に、吐出ユニットに関し、高粘性流体の塗布工程における仕上がり品質を改善することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の吐出ユニットは、所定の流路を経由して10万cp以上の粘度を有する高粘性流体を受け入れるとともに、対象物に向けて吐出するものであり、以下の弁体、ソレノイドおよびスプリングを備える。
まず、弁体は、吐出側の開口を開閉するものである。また、ソレノイドは、コイルへの通電により磁気回路を形成する固定子および可動子を有し、可動子が弁体と一体化されており、コイルへの通電により可動子が移動することで、吐出側の開口を開く方向に弁体を移動させる。さらに、スプリングは、弁体および可動子を、吐出側の開口を閉じる方向に付勢する。
これにより、本開示の吐出ユニットによれば、高粘性流体の塗布工程における仕上がり品質を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
吐出装置の全体構成図である。
吐出ユニットの内部構成を示す縦断面図である。
吐出ユニットの平面図である。
図3のIV矢視図である。
図3のV矢視図である。
ソレノイドの内部構成を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。なお、実施例は具体例を開示するものであり、本願発明が実施例に限定されないことは言うまでもない。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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