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公開番号
2025086160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200036
出願日
2023-11-27
発明の名称
塗料供給装置
出願人
株式会社IEC
代理人
弁理士法人石黒国際特許事務所
主分類
B05C
11/10 20060101AFI20250530BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】塗料供給装置1に関し、供給用、補充用ポンプのエア駆動式から電動式への切り替わりパターンに関わらず、装置を改良する。
【課題を解決するための手段】塗料供給装置1は、塗装ブースR2でワークに塗布される塗料を貯留する第1、第2の貯留槽3、4を備え、第2の貯留槽4から塗装ブースR2へ塗料を供給するとともに、第1の貯留槽3から第2の貯留槽4に塗料を補充する。そして、塗料供給装置1は、次の電動式のポンプ5A、および、一次側、二次側切替弁5B、5Cを備える。すなわち、ポンプ5Aは、塗料を吸引して吐出することができるものである。また、一次側切替弁5Bは、ポンプ5Aへの塗料の吸引元を、第1、第2の貯留槽3、4の間で切り替えるように制御され、二次側切替弁5Cは、ポンプ5Aからの塗料の吐出先を、第2の貯留槽4と塗装ブースR2との間で切り替えるように制御される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の塗装空間でワークに塗布される塗料を貯留する第1、第2の貯留槽を備え、この第2の貯留槽から前記塗装空間へ塗料を供給するとともに、前記第1の貯留槽から前記第2の貯留槽に塗料を補充する塗料供給装置において、
塗料を吸引して吐出することができる電動式のポンプと、
このポンプへの塗料の吸引元を、前記第1、第2の貯留槽の間で切り替えるように制御される一次側切替弁と、
前記ポンプからの塗料の吐出先を、前記第2の貯留槽と前記塗装空間との間で切り替えるように制御される二次側切替弁とを備える塗料供給装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の塗料供給装置において、
前記第1の貯留槽は、塗料を貯留しながら運搬することができる容器であり、塗料の残量が所定量よりも少なくなると、塗料の残量が所定量よりも多い新規品に切り替えられることを特徴とする塗料供給装置。
【請求項3】
請求項2に記載の塗料供給装置において、
前記容器の内部で形成される塗料の液面を覆う上蓋を保持する保持部、および、この保持部に対し上側に向かって荷重が作用するようにセットされた定荷重バネを有し、この定荷重バネの荷重により、前記上蓋の上側への引き上げを補助するする補助部を備える塗料供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載の塗料供給装置において、
前記上蓋には、前記液面を形成する塗料を撹拌する撹拌翼、および、この撹拌翼を回転駆動する駆動部を有する撹拌機が一体化されていることを特徴とする塗料供給装置。
【請求項5】
請求項3に記載の塗料供給装置において、
前記上蓋には、前記容器から前記第2の貯留槽に塗料を補充するための配管が一体に設けられていることを特徴とする塗料供給装置。
【請求項6】
請求項3に記載の塗料供給装置において、
前記上蓋には、前記液面を検出する液面計が一体化されていることを特徴とする塗料供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、塗装空間へ塗料を供給する塗料供給装置に関わる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、車両のボディを塗装する工程では、塗装用のロボットを収容する塗装ブースを設け、この塗装ブースへ向けて塗料を供給する。ここで、例えば、ロボットの先端には、ワークとしてのボディへ塗料を塗布する塗布部が装着されており、塗装ブースにおいて、ロボットおよび塗布部の動作を制御しつつ、ワークの塗装を進める。
【0003】
そして、塗装ブースに塗料を供給するため、例えば、次のような貯留槽やポンプを備える塗料供給装置が公知となっている。
すなわち、貯留槽は、塗装ブースの外に設置されて塗料を貯留するものであり、ポンプは、貯留槽から塗料を吸引して塗装ブースに向けて吐出するものである(例えば、特許文献1参照。)。また、このような塗料供給装置は、塗装ブースへの供給用のポンプとは別に、貯留槽へ塗料を補充するためのポンプを備える。そして、補充用のポンプにより、例えば、40リットル程度の塗料が貯留されたドラム缶から塗料を吸引して貯留槽へ補充する。
【0004】
ところで、塗料供給装置に用いられる供給用、補充用ポンプでは、従来のエアシリンダを駆動源とするエア駆動式から、電動モータを駆動源とする電動式への切り替わりが進んでいる。このため、随所に設けられた塗料供給装置には、供給用、補充用ポンプの内、片方のポンプのみが電動式に切り替わったパターン、両方とも切り替わったパターン、および、両方とも切り替わっていないパターンが混在している。
そして、このような塗料供給装置の現状に鑑み、どのようなパターンに対しても、装置の改良となる新規な構成が求められるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4938896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本開示は、塗料供給装置に関し、供給用、補充用ポンプのエア駆動式から電動式への切り替わりパターンに関わらず、装置を改良することができる構成を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の塗料供給装置は、所定の塗装空間でワークに塗布される塗料を貯留する第1、第2の貯留槽を備え、第2の貯留槽から塗装空間へ塗料を供給するとともに、第1の貯留槽から第2の貯留槽に塗料を補充する。
そして、塗料供給装置は、次の電動式のポンプ、および、一次側、二次側切替弁を備える。
【0008】
すなわち、電動式のポンプは、塗料を吸引して吐出することができるものである。また、一次側切替弁は、ポンプへの塗料の吸引元を、第1、第2の貯留槽の間で切り替えるように制御され、二次側切替弁は、ポンプからの塗料の吐出先を、第2の貯留槽と塗装領域との間で切り替えるように制御される。
これにより、本開示の塗料供給装置によれば、供給用、補充用ポンプの電動式への切り替わりパターンに関わらず、装置を改良することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
塗料供給装置の構成図である。
補助部の正面図である。
補助部の平面図である。
補助部の側面図である。
可動部の正面図である。
可動部の側面を基台部の一部と合わせて示す側面図である。
可動部の背面図である。
基台部の正面図である。
図8のIX-IX断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。なお、実施例は具体例を開示するものであり、本願発明が実施例に限定されないことは言うまでもない。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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