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公開番号
2025077287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189364
出願日
2023-11-06
発明の名称
熱機器
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F24D
3/10 20060101AFI20250512BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】暖房回路を構成する通路の内壁に汚れが付着することを抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】熱機器は、熱媒を加熱する加熱部と、熱媒からの放熱によって暖房を行う暖房装置に加熱部で加熱された熱媒を送るための暖房往路と、暖房装置で放熱した熱媒を加熱部に送るための暖房復路と、を含む暖房回路と、暖房回路に設けられ、加熱部から暖房往路を介して暖房装置に熱媒を送るとともに、暖房装置から暖房復路を介して加熱部に熱媒を送るポンプと、暖房回路に設けられ、暖房回路を流れる熱媒に微細気泡を発生させる微細気泡発生部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
熱媒を加熱する加熱部と、
熱媒からの放熱によって暖房を行う暖房装置に前記加熱部で加熱された熱媒を送るための暖房往路と、前記暖房装置で放熱した熱媒を前記加熱部に送るための暖房復路と、を含む暖房回路と、
前記暖房回路に設けられ、前記加熱部から前記暖房往路を介して前記暖房装置に熱媒を送るとともに、前記暖房装置から前記暖房復路を介して前記加熱部に熱媒を送るポンプと、
前記暖房回路に設けられ、前記暖房回路を流れる熱媒に微細気泡を発生させる微細気泡発生部と、を備える熱機器。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記微細気泡発生部は、前記暖房往路に設けられる、請求項1の熱機器。
【請求項3】
前記ポンプは、前記暖房往路と前記暖房復路の一方に設けられ、
前記微細気泡発生部は、前記暖房往路と前記暖房復路の前記一方に設けられる、請求項1の熱機器。
【請求項4】
前記暖房復路に設けられ、前記暖房復路を大気に開放する大気開放部をさらに備えており、
前記ポンプは、前記暖房復路において、前記大気開放部の下流側に設けられ、
前記微細気泡発生部は、前記暖房復路において、前記大気開放部の下流側、かつ、前記ポンプの上流側に設けられる、請求項1の熱機器。
【請求項5】
前記暖房装置をバイパスして前記暖房往路と前記暖房復路の間を接続するバイパス路をさらに備えており、
前記微細気泡発生部は、前記バイパス路に設けられる、請求項1の熱機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、熱機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、熱媒を加熱する加熱部と、熱媒からの放熱によって暖房を行う暖房装置に前記加熱部で加熱された熱媒を送るための暖房往路と、前記暖房装置で放熱した熱媒を前記加熱部に送るための暖房復路と、を含む暖房回路と、前記暖房回路に設けられ、前記加熱部から前記暖房往路を介して前記暖房装置に熱媒を送るとともに、前記暖房装置から前記暖房復路を介して前記加熱部に熱媒を送るポンプと、を備える熱機器が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-152398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
暖房回路を流れる熱媒には、汚れの原因となる成分が混在していることがある。このため、熱機器を長期間にわたって使用すると、暖房回路を構成する通路(例えば、配管)の内壁に汚れ(例えば、水垢)が付着することがある。本明細書では、暖房回路を構成する通路の内壁に汚れが付着することを抑制可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、熱機器は、熱媒を加熱する加熱部と、熱媒からの放熱によって暖房を行う暖房装置に前記加熱部で加熱された熱媒を送るための暖房往路と、前記暖房装置で放熱した熱媒を前記加熱部に送るための暖房復路と、を含む暖房回路と、前記暖房回路に設けられ、前記加熱部から前記暖房往路を介して前記暖房装置に熱媒を送るとともに、前記暖房装置から前記暖房復路を介して前記加熱部に熱媒を送るポンプと、前記暖房回路に設けられ、前記暖房回路を流れる熱媒に微細気泡を発生させる微細気泡発生部と、を備えている。
【0006】
汚れの原因となる成分として、例えば、水垢の原因となるマグネシウムイオンやカルシウムイオンが挙げられる。このように、汚れの原因となる成分は、陽イオンを含み得る。上記の構成によれば、暖房回路に設けられた微細気泡発生部によって、暖房回路を流れる熱媒に微細気泡を発生させることができる。微細気泡発生部が発生させる微細気泡は、通常は負に帯電している。このため、微細気泡発生部が発生させる微細気泡は、上記した汚れの原因となる成分を吸着することができる。これによって、暖房回路を構成する通路の内壁に汚れが付着することを抑制できる。さらに上記の構成によれば、暖房回路を構成する通路の内壁が、微細気泡によって覆われる。これによっても、暖房回路を構成する通路の内壁に汚れが付着することを抑制できる。
【0007】
なお、本明細書における「微細気泡発生部」としては、様々な態様が想定される。例えば、気体が溶解された熱媒を減圧することにより、熱媒に溶存する気体を微細気泡として析出させる態様が想定される。あるいは、気泡が混合した熱媒を旋回・衝突させて、当該気泡を微細化する態様が想定される。
【0008】
本技術の第2の態様では、上記第1の態様において、前記微細気泡発生部は、前記暖房往路に設けられてもよい。
【0009】
暖房往路には、加熱部で加熱された熱媒が流れ込む。他方で、暖房復路には、暖房装置で放熱した熱媒が流れ込む。このため、暖房往路には、暖房復路と比べて、高温の熱媒が流れる。通常、熱媒が高温であるほど、熱媒に対する気体の溶解度は小さくなる。このため、暖房往路では、暖房復路と比べると、熱媒に溶存する気体が飽和に近い状態となる。従って、暖房往路では、暖房復路と比べると、熱媒に溶存する気体が微細気泡として析出しやすい。上記の構成によれば、微細気泡発生部が暖房往路に設けられるので、より確実に微細気泡を発生させることができる。
【0010】
本技術の第3の態様では、上記第1の態様において、前記ポンプは、前記暖房往路と前記暖房復路の一方に設けられてもよい。前記微細気泡発生部は、前記暖房往路と前記暖房復路の前記一方に設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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