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公開番号2025077903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190432
出願日2023-11-07
発明の名称アクチュエータ
出願人ジヤトコ株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類F16D 27/115 20060101AFI20250512BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】加工し易い構造で転動体の脱落を抑制する。
【解決手段】アクチュエータは、第1カムと、第1カムと対向する第2カムと、第1カムと第2カムとの間で転動可能に設けられた転動体と、を有する。第1カムは、複数の溝部を有し、転動体は、複数の溝部の内部に配置される。アクチュエータは、複数の溝部の周方向の端部から周方向に延びるガイド溝部を有し、また、複数の溝部とガイド溝部との間に接続部を有する。接続部は、正面視した場合の段差部又は断面視した場合の段差部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1カムと、
前記第1カムと対向する第2カムと、
前記第1カムと前記第2カムとの間で転動可能に設けられた転動体と、
を有し、
前記第1カムは、複数の溝部を有し、
前記転動体は、前記複数の溝部の内部に配置され、
前記複数の溝部の周方向の端部から周方向に延びるガイド溝部を有し、
前記複数の溝部と前記ガイド溝部との間に接続部を有し、
前記接続部は、正面視した場合の段差部又は断面視した場合の段差部を有する、
アクチュエータ。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部の深さは、前記複数の溝部の深さより浅い、
アクチュエータ。
【請求項3】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部の幅は、前記複数の溝部の幅より小さい、
アクチュエータ。
【請求項4】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部の深さは、前記複数の溝部の深さより浅く、
前記ガイド溝部の幅は、前記複数の溝部の幅より小さい、
アクチュエータ。
【請求項5】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部の深さは、前記複数の溝部の深さより深く、
前記ガイド溝部の幅は、前記複数の溝部の幅より小さい、
アクチュエータ。
【請求項6】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部の深さと前記複数の溝部の深さとは、同じであり、
前記ガイド溝部の幅は、前記複数の溝部の幅より小さい、
アクチュエータ。
【請求項7】
請求項1に記載のアクチュエータであって、
前記ガイド溝部は、傾斜部を有する、
アクチュエータ。
【請求項8】
請求項1から7いずれか1項に記載のアクチュエータであって、
隣り合う前記複数の溝部同士は、前記ガイド溝部を介して繋がっている、
アクチュエータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はアクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第2カム溝の径方向外周に形成した嵌合突起と、第1カム溝の径方向外周に形成した嵌合凹溝とからなるストッパ手段を設けることで、第2カム部材と第1カム部材の相対回転をカムフロアがカム溝から飛び出す角度以下に規制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-24024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術のようにカムに突起を設けると、加工が複雑になる。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、加工し易い構造で転動体の脱落を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様のアクチュエータは、第1カムと、前記第1カムと対向する第2カムと、前記第1カムと前記第2カムとの間で転動可能に設けられた転動体と、を有する。前記第1カムは、複数の溝部を有し、前記転動体は、前記複数の溝部の内部に配置される。アクチュエータは、前記複数の溝部の周方向の端部から周方向に延びるガイド溝部を有し、前記複数の溝部と前記ガイド溝部との間に接続部を有する。前記接続部は、正面視した場合の段差部又は断面視した場合の段差部を有する。
【発明の効果】
【0007】
この態様によれば、溝部から周方向に飛び出そうとする転動体を、段差部を介してガイド溝部の軌道上に留めさせることができる。また、ガイド溝部は溝によって構成されるので、加工し易い。従って、加工し易い構造で転動体の脱落を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態にかかるアクチュエータの概略構成図である。
図2は、ボールカム機構の動作説明図である。
図3は、第1ガイド溝部の説明図である。
図4は、アクチュエータの第1変形例を示す図である。
図5は、アクチュエータの第2変形例を示す図である。
図6は、アクチュエータの第3変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態にかかるアクチュエータ1の概略構成図である。アクチュエータ1は電動モータであり、例えば車両に設けられる。アクチュエータ1は、アクチュエータ1の動力によって作動するボールカム機構10を有する。ボールカム機構10は、アクチュエータ1の筒状のハウジング2内に設けられ、アクチュエータ1に一体的に組み付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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