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公開番号2025079381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023191961
出願日2023-11-10
発明の名称空気調和機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類F24F 1/02 20190101AFI20250515BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】所定の風量を確保しつつ施工性を向上することが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機は、作動冷媒を圧縮する圧縮機と、作動冷媒と外気との間で熱交換を行う第1熱交換器と、第1熱交換器からの空気を外部へ送る第1ファンと、作動冷媒と室内空気との間で熱交換を行う第2熱交換器と、室内空気を第2熱交換器へ送る第2ファンと、制御装置と、電気接続器と、外部と無線通信を行う室外通信装置と、を有する室外ユニットと、第2ファンにより室内の空気を吸い込む吸い込み部と、第2熱交換器により熱交換された空気を室内へ吹き出す吹き出し部と、を有する室内ユニットと、吸い込み部と第2熱交換器とを住宅の壁部の貫通孔を介して接続する第1送風路と、第2熱交換器と吹き出し部とを貫通孔を介して接続する第2送風路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作動冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記作動冷媒と外気との間で熱交換を行う第1熱交換器と、
前記第1熱交換器からの空気を外部へ送る第1ファンと、
前記作動冷媒と室内空気との間で熱交換を行う第2熱交換器と、
前記室内空気を前記第2熱交換器へ送る第2ファンと、
前記圧縮機、前記第1ファンおよび前記第2ファンを駆動する制御装置と、
前記圧縮機、前記第1ファン、前記第2ファンおよび前記制御装置に供給する電力を受電する電気接続器と、
外部と無線通信を行う室外通信装置と、を有する室外ユニットと、
前記第2ファンにより室内の空気を吸い込む吸い込み部と、
前記第2熱交換器により熱交換された空気を室内へ吹き出す吹き出し部と、を有する室内ユニットと、
前記吸い込み部と前記第2熱交換器とを住宅の壁部の貫通孔を介して接続する第1送風路と、
前記第2熱交換器と前記吹き出し部とを前記貫通孔を介して接続する第2送風路と、を備える、空気調和機。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記第1送風路に設けられて室内の温度を検知する温度センサをさらに備える、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記第1送風路および前記第2送風路を収容し、前記第1送風路と前記第2送風路とを仕切る仕切部を有する空気搬送ダクトをさらに備え、
前記空気搬送ダクトは、前記住宅の壁部の貫通孔に通される小径部と、前記小径部と前記室外ユニットとの間にあって前記小径部よりも外径が大きい大径部とを有する、請求項1又は2に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機において室内空気用熱交換器と外気用熱交換器とを同一の筐体内に収納することが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6358534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、既存の住宅においては、空気調和機の設置に伴い、冷媒接続配管、ドレンホース、室内設備と室外設備とを接続する電源線や通信線を配置するための汎用の貫通孔を壁部に設けることがある。しかしながら、上記従来の空気調和機では専用の貫通孔を設ける必要があり、それゆえ施工性に課題が残る。また、汎用の貫通孔に空気搬送ダクトを挿通することも可能ではあるが、当該貫通孔に電源線等も挿通させる場合には空気搬送ダクトの小径化を免れ得ない。そのため、有効風路面積が狭まることに起因して圧力損失が増大し、その結果所定の風量を確保するのが難しくなる。
【0005】
そこで、本開示は所定の風量を確保しつつ施工性を向上することが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の空気調和機は、作動冷媒を圧縮する圧縮機と、前記作動冷媒と外気との間で熱交換を行う第1熱交換器と、前記第1熱交換器からの空気を外部へ送る第1ファンと、前記作動冷媒と室内空気との間で熱交換を行う第2熱交換器と、前記室内空気を前記第2熱交換器へ送る第2ファンと、前記圧縮機、前記第1ファンおよび前記第2ファンを駆動する制御装置と、前記圧縮機、前記第1ファン、前記第2ファンおよび前記制御装置に供給する電力を受電する電気接続器と、外部と無線通信を行う室外通信装置と、を有する室外ユニットと、前記第2ファンにより室内の空気を吸い込む吸い込み部と、前記第2熱交換器により熱交換された空気を室内へ吹き出す吹き出し部と、を有する室内ユニットと、前記吸い込み部と前記第2熱交換器とを住宅の壁部の貫通孔を介して接続する第1送風路と、前記第2熱交換器と前記吹き出し部とを前記貫通孔を介して接続する第2送風路と、を備えるものである。
【0007】
本開示によれば、室内ユニットには電気プラグや電気で駆動する機器を設けず、吸い込み部および吹き出し部のみを設けるため、当該室内ユニットの構成を簡素化することができる。これにより、室内のデザイン性および美感が室内ユニットの配置によって損なわれるのを従来よりも抑制することができる。また、第1送風路および第2送風路を住宅の壁部の既存の貫通孔に挿通することができるため、専用の貫通孔を設ける必要がなくなる。これにより、施工性が従来よりも向上する。また、制御装置、電気接続器(電源)および室外通信装置を室外ユニットに設け、通信機器により当該室外通信装置と通信できるように構成したことで、電源線および通信線を貫通孔に挿通する必要がなくなる。これによって、壁部の貫通孔を第1送風路および第2送風路の挿通用としてのみ利用可能となるため、第1送風路および第2送風路を小径化させずに済み、もって有効風路面積が狭まることがない。従って、圧力損失の増大を回避することができ、もって所定の風量を確保し易くなる。以上によって、所定の風量を確保しつつ施工性を向上することが可能となる。
【0008】
上記開示において、前記空気調和機は前記第1送風路に設けられて室内の温度を検知する温度センサをさらに備えてもよい。
【0009】
上記構成に従えば、温度センサの検知結果に基づき室内温度を目標温度に近付けるよう制御することができる。
【0010】
上記開示において、前記空気調和機は、前記第1送風路および前記第2送風路を収容し、前記第1送風路と前記第2送風路とを仕切る仕切部を有する空気搬送ダクトをさらに備え、前記空気搬送ダクトは、前記住宅の壁部の貫通孔に通される小径部と、前記小径部と前記室外ユニットとの間にあって前記小径部よりも外径が大きい大径部とを有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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