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公開番号2025079610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192397
出願日2023-11-10
発明の名称媒体支持軸、媒体搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B65H 16/06 20060101AFI20250515BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ロール媒体の取り外し作業の軽減を図ることができる媒体支持軸を提供する。
【解決手段】芯部材にシート状の媒体を巻き付けてなるロール媒体に固定される媒体支持軸において、気体が注入され膨張したときに芯部材の内壁に対して圧接する圧接状態になり、気体が排出され収縮したときには内壁に接触しない非圧接状態になる固定部と、非圧接状態のときは内壁に接し、圧接状態のときは内壁に接しないように軸外周面に設けられた内壁接触部と、を備える媒体支持軸による。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
芯部材にシート状の媒体を巻き付けてなるロール媒体に固定される媒体支持軸であって、
気体が注入され膨張したときに前記芯部材の内壁に対して圧接する圧接状態になり、前記気体が排出され収縮したときには前記内壁に接触しない非圧接状態になる固定部と、
前記非圧接状態のときは前記内壁に接し、前記圧接状態のときは前記内壁に接しないように軸外周面に設けられた内壁接触部と、
を備えることを特徴とする媒体支持軸。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記内壁接触部は、前記内壁に接する部分が円弧状である、
請求項1に記載の媒体支持軸。
【請求項3】
前記内壁接触部は、前記芯部材から抜き取るときの相対的な移動方向において回転可能な球状部材である、
請求項1に記載の媒体支持軸。
【請求項4】
前記内壁接触部は、軸方向において複数箇所に設けられている、
請求項1に記載の媒体支持軸。
【請求項5】
芯部材にシート状の媒体を巻き付けてなるロール媒体に固定される媒体支持軸と、
前記媒体支持軸を回転可能に保持する支持軸保持部と、
前記媒体支持軸を回転させて前記媒体を送り出す媒体送出部と、
を備え、
前記媒体支持軸は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の媒体支持軸である、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項6】
ロール媒体を送り出す媒体送出部と、
前記媒体送出部から送り出されたロール媒体に対し画像を形成する画像形成部と、
画像が形成された前記ロール媒体を巻き取る媒体巻取部と、
を有する画像形成装置であって、
少なくとも、前記媒体送出部若しくは前記媒体巻取部のいずれか一方における、前記ロール媒体を回転可能に支持する媒体支持軸が、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の媒体支持軸である、
ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体支持軸、媒体搬送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
シート状の媒体(ロール媒体)の巻芯に挿入されて、当該ロール媒体を固定して回転可能に支持する媒体支持軸が知られている。また、媒体支持軸を回転可能に保持して媒体の搬送をする媒体搬送装置も知られている。また、媒体搬送装置を備え、ロール媒体から送り出された媒体に画像を形成し、画像の形成された媒体を巻芯に巻き戻す画像形成装置が知られている。
【0003】
ロール媒体を媒体支持軸に固定する構成として、媒体支持軸に複数のゴム部材を配置し、このゴム部材に気体を入れて巻芯の内壁に向けて膨張させ圧接し、巻芯に媒体支持軸を固定する技術が開示されている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術は、ロール媒体の芯部内径に、圧接移動可能に設けた複数個の突起部材と、複数個の突起部材に隣接しエアー圧力の供給を受けた時に膨圧し突起部材をロール紙芯部内径部に圧接させるチューブと、複数個のチューブにエアーを供給するエアー路と、外部とエアー路を密封し遮断する弁と、駆動源から動力を受けロール紙支持シャフトに回転動力を伝達するギヤとを備えるものである。
【0005】
当該従来技術では、媒体支持軸からロール媒体を取り外すときには、膨張しているチューブ内のエアーを抜いて縮ませて、巻芯に対する押圧力を弱めた状態にする必要がある。チューブは、気体が排出されて収縮すると、媒体支持軸の軸部分の内側に入り込んでしまうことがある。そうすると、ロール媒体を媒体支持軸シャフトから取り外す際には、巻芯が媒体支持軸の軸部分と擦れ合う状態になる。
【0006】
巻芯と媒体支持軸野地区部分が擦れ合う状態において、媒体支持軸に対して巻芯の抜き差しが行われると、軸の外周面に形成されている貫通孔の縁が、巻芯の内壁にひっかかって抵抗力が増大する状態になる。その結果、ロール媒体の取り外し作業時間が増大する、という課題がある。
【0007】
本発明は、ロール媒体の取り外し作業の軽減を図ることができる媒体支持軸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、芯部材にシート状の媒体を巻き付けてなるロール媒体に固定される媒体支持軸に関し、気体が注入され膨張したときに前記芯部材の内壁に対して圧接する圧接状態になり、前記気体が排出され収縮したときには前記内壁に接触しない非圧接状態になる固定部と、前記非圧接状態のときは前記内壁に接し、前記圧接状態のときは前記内壁に接しないように軸外周面に設けられた内壁接触部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ロール媒体の取り外し作業の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る媒体搬送装置、画像形成装置の実施形態の一例を示す概略構成図。
従来の媒体支持軸の主な構成を示す概略構成図。
従来の媒体支持軸における課題を説明する図。
本発明に係る媒体支持軸の特徴的な構成を示す概略構成図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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