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公開番号
2025080990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194445
出願日
2023-11-15
発明の名称
シート材の固定構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
F16B
5/10 20060101AFI20250520BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】被組付部材へのシート材の組み付け時の作業性の向上と、被組付部材へのシート材の適正な固定と、の両立が可能なシート材の固定構造を提供すること。
【解決手段】シート材の固定構造100は、開口部73を有するシート材70と、シート材70が組み付けられる被組付部材40と、を備えて、シート材70は、撓み変形可能な可撓片75を有し、被組付部材40は、シート材70との組付方向に立設して、開口部73に挿通される突起部151と、組付方向に立設して、突起部151を挟むように位置する一対の壁部152と、一対の壁部152の対向方向に延びて、可撓片75が係止される係止突起153と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を有するシート材と、前記シート材が組み付けられる被組付部材と、を備えたシート材の固定構造であって、
前記シート材は、
撓み変形可能な可撓片を有し、
前記被組付部材は、
前記シート材との組付方向に立設して、前記開口部に挿通される突起部と、
前記組付方向に立設して、前記突起部を挟むように位置する一対の壁部と、
前記一対の壁部の対向方向に延びて、前記可撓片が係止される係止突起と、を有する、
シート材の固定構造。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート材の固定構造において、
前記可撓片は、前記開口部の開口縁に設けられ、
前記係止突起は、前記突起部に設けられる、
シート材の固定構造。
【請求項3】
請求項1に記載のシート材の固定構造において、
前記可撓片は、前記開口部を挟むように位置する一対の側縁に設けられ、
前記係止突起は、前記一対の壁部に設けられる、
シート材の固定構造。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載のシート材の固定構造において、
前記シート材は、絶縁樹脂シートとして構成され、
前記被組付部材は、樹脂ケースとして構成される、
シート材の固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート材の固定構造に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、シート材を被組付部材に組み付ける、種々のシート材の固定構造が提案されている。従来のシート材の固定構造の一つは、被組付部材に設けられた突起部を、シート材に設けられたダルマ孔の大きい方の孔に挿通させてから、小さい方の孔に移行させるものがある(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-113108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のシート材の固定構造は、被組付部材へのシート材の組み付け作業については容易であるものの、組み付けられたシート材が回転したりガタついたりしてしまい、シート材が被組付部材に適正に固定されないおそれがあった。一方、シート材を被組付部材に位置決めした後、樹脂リベット等によってシート材を被組付部材に固定するものもある。上記構造では、シート材が被組付部材に適正に固定されるものの、部品点数が増すため製造コストの観点から好ましくなく、ひいては、組み付け時の作業工程も増すため作業性の観点からも好ましくない。このように、被組付部材へのシート材の組み付け時の作業性と、被組付部材へのシート材の適正な固定と、の両立が困難であった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、被組付部材へのシート材の組み付け時の作業性の向上と、被組付部材へのシート材の適正な固定と、の両立が可能なシート材の固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るシート材の固定構造は、下記を特徴としている。
【0007】
開口部を有するシート材と、前記シート材が組み付けられる被組付部材と、を備えたシート材の固定構造であって、
前記シート材は、
撓み変形可能な可撓片を有し、
前記被組付部材は、
前記シート材との組付方向に立設して、前記開口部に挿通される突起部と、
前記組付方向に立設して、前記突起部を挟むように位置する一対の壁部と、
前記一対の壁部の対向方向に延びて、前記可撓片が係止される係止突起と、を有する、
シート材の固定構造であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るシート材の固定構造について以下に述べる。
本構成のシート材の固定構造によれば、被組付部材は、シート材の開口部に挿通される突起部と、突起部を挟むように位置する一対の壁部と、シート材の可撓片が係止される係止突起と、を有している。これにより、被組付部材へのシート材の組み付け時、被組付部材の突起部がシート材の開口部に挿通されることによって、シート材が被組付部材に位置決めされる。そして、シート材の可撓片が、被組付部材の係止突起に係止されることによって、シート材が被組付部材に固定される。このように、本構成のシート材の固定構造は、被組付部材へのシート材の組み付け時の作業性の向上を図れる。
更に、上記組み付け時において、シート材の少なくとも一部は、被組付部材の一対の壁部間に収容される(位置する)ことになるため、対向方向(一対の壁部が対向する方向)におけるシート材の変位が規制される。このように、本構成のシート材の固定構造は、シート材を被組付部材に適正に固定できる。
つまり、本構成のシート材の固定構造は、被組付部材へのシート材の組み付け時の作業性の向上と、被組付部材へのシート材の適正な固定と、の両立が可能である。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の第1実施形態に係るシート材の固定構造を含む電池モジュールを示す上面図である。
図2は、図1に示す電池モジュールを示す側面図である。
図3は、図2のA部の拡大図である(ただし、カバーの図示省略)。
図4は、図2のA部に示す、端部バスバーの端部保持部への組み付けに係る部材以外の部材、についての分解斜視図である(ただし、電圧検出線の図示省略)。
図5は、図1に示す電池モジュールを示す下面図である。
図6は、図5に示すB部の拡大図である。
図7は、図5に相当する図であって、カバーを取り外した態様を示す図である。
図8は、図7の斜視図である。
図9は、図8に相当する図であって、カバーを示す図である。
図10は、図9の斜視図である。
図11は、本発明の第2実施形態に係るシート材の固定構造を含む電池モジュールを示す上面図である。
図12は、図11に示す電池モジュールを示す側面図である。
図13は、図12のC部の拡大図である(ただし、カバーの図示省略)。
図14は、図12のC部に示す、端部バスバーの端部保持部への組み付けに係る部材以外の部材、についての分解斜視図である(ただし、電圧検出線の図示省略)。
図15は、図12に示す電池モジュールを示す下面図である。
図16は、図15に示すD部の拡大図である。
図17は、図16に相当する図であって、カバーを取り外した態様を示す図である。
図18は、図17の斜視図である。
図19は、図17に相当する図であって、カバーを示す図である。
図20は、図19の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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