TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025081038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194524
出願日2023-11-15
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20250520BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】通電時の温度上昇を抑えるコネクタを提供する。
【解決手段】外部コネクタに接続されるコネクタ1であって、各々異なる電線100の芯線101の端末部101aを超音波接合させる接合部12を有する複数の端子10と、互いに組み合わされることで各々の端子10を内包する複数の非金属部材と、を有し、例えば、複数の非金属部材の1つであるリアカバー40は、端子10ごとに接合部12と接触する複数の放熱リブ46を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外部コネクタに接続されるコネクタであって、
各々異なる電線の芯線の端末部を超音波接合させる接合部を有する複数の端子と、
互いに組み合わされることで各々の前記端子を内包する複数の非金属部材と、を有し、
複数の前記非金属部材の少なくとも1つは、前記端子ごとに前記接合部又は前記端末部と接触する複数の放熱リブを有する、コネクタ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記外部コネクタに接続する方向を第1方向とし、当該第1方向と交差し、前記端末部が前記電線の本体から前記接合部に配置される方向を第2方向とすると、
前記接合部は、前記第1方向と前記第2方向とに平行な表面を有する平板部であり、
各々の前記放熱リブは、前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向に沿って前記接合部又は前記端末部と接触する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
各々の前記放熱リブを有する前記非金属部材は、前記第1方向に沿って組み付けられるカバー部材であり、
前記接合部に接合された前記端末部の形状は、前記接合部の前記表面と接触する内面部と、接合時にナール形状が転写された凹凸部である外面部とを有する平板状であり、
各々の前記放熱リブは、前記端末部の前記外面部におけるナール形状に合わせた凹凸形状を有し、前記カバー部材が組み付けられたときに前記端末部の前記外面部と接触する接触面を有する、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
各々の前記端子は、前記外部コネクタが有する外部端子を接続させる接続部を有し、
各々の前記放熱リブを有する前記非金属部材は、
前記第1方向に沿って前記端子ごとに前記接続部を収容する端子収容部と、
前記接合部において前記端末部が接合されていない側の前記表面と対向する板部を含む補強構造部と、を有する端子保持部材であり、
各々の前記放熱リブは、前記板部から突出し、前記端子保持部材に前記端子が保持されたときに前記接合部と接触する、請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水分の浸入等を抑えるために気密性が確保されたコネクタがある。特許文献1には、金属製のハウジングに対して気密性が確保されるように非金属製のプラグボードが内包されているコネクタに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-222313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタでは、プラグボードが計算機等のプラグ接点ボードに接続される。一方、気密性を確保する構造を有し、電気自動車等に搭載されるモーターの電源系統に採用され得る高圧コネクタがある。このような高圧コネクタでは、計算機に採用されるコネクタよりも大電流が通電されるため、特に端子と電線の芯線との連結部分での温度上昇が想定される。したがって、コネクタが高温となったことで発生し得るコネクタの溶損等を抑えるためにも、温度上昇への対策を要する。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、通電時の温度上昇を抑えるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、外部コネクタに接続されるコネクタであって、各々異なる電線の芯線の端末部を超音波接合させる接合部を有する複数の端子と、互いに組み合わされることで各々の端子を内包する複数の非金属部材と、を有し、複数の非金属部材の少なくとも1つは、端子ごとに接合部又は端末部と接触する複数の放熱リブを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、通電時の温度上昇を抑えるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。
第1実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図2に示すコネクタから端子及びリアカバーを抽出した分解斜視図である。
芯線の端末部に放熱リブが接触している状態を示す斜視図である。
第2実施形態におけるインナーハウジングの斜視図である。
第2実施形態におけるインナーハウジングの裏面図である。
3つの端子を取り付けた状態のインナーハウジングに裏面図である。
図1のVII-VII断面に対応した第3端子の保持状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて各実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、コネクタ1の分解斜視図である。コネクタ1は、例えば、電気自動車又はハイブリッド車に搭載されるリアモーターの電源系統に採用され得る高圧コネクタである。本実施形態では、コネクタ1は、リアモーターとしての不図示の3相モーターの電源系統に取り付けられるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
15日前
矢崎総業株式会社
端子台
15日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
組立体
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
雌型端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
表示装置
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
配索構造
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
端子金具
16日前
矢崎総業株式会社
給電装置
3日前
矢崎総業株式会社
回路構造
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
車両用計器
1か月前
矢崎総業株式会社
端子接続構造
1か月前
続きを見る