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公開番号
2025081031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194511
出願日
2023-11-15
発明の名称
端子及びコネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
4/02 20060101AFI20250520BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造時の歩留まりの低下を抑えつつ、高圧回路に使用される電線と端子との接合強度を向上させることができる端子及びコネクタを提供する。
【解決手段】端子10の平面視において、連結部14は、第1連接部位14a、第2連接部位14b、第1湾曲部位14c及び第2湾曲部位14dを有する。第1連接部位14aは接続部11に連なる。第2連接部位14bは超音波接合部13に連なる。第1湾曲部位14cは、端子10の幅方向における、第1連接部位14aの一端14a1を第2連接部位14bの一端14b1に連結し、かつ、凹状に湾曲する。第2湾曲部位14dは、端子10の幅方向における、第1連接部位14aの他端14a2を第2連接部位14bの他端14b2に連結し、かつ、凹状に湾曲する。接合部12における、第1湾曲部位14c及び第2湾曲部位14dの近傍領域に、それぞれ、第1補強部15a及び第2補強部15bが設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向に延びる端子であって、
相手端子が接続される接続部と、
高圧回路に使用される電線が接合される接合部と、
を備え、
前記接合部は、
前記電線の芯線が超音波接合される超音波接合部と、
前記超音波接合部を前記接続部に連結する連結部と、
を備え、
前記端子の平面視において、
前記端子の幅方向は、前記端子が延びる方向に直交する方向であり、
前記連結部は、
前記接続部に連なる第1連接部位と、
前記超音波接合部に連なる第2連接部位と、
前記端子の幅方向における、前記第1連接部位の一端を前記第2連接部位の一端に連結し、かつ、凹状に湾曲する第1湾曲部位と、
前記端子の幅方向における、前記第1連接部位の他端を前記第2連接部位の他端に連結し、かつ、凹状に湾曲する第2湾曲部位と、
を有し、
前記端子の幅方向における、前記第1湾曲部位と前記第2湾曲部位との距離は、前記超音波接合部から前記接続部に向かうにつれて小さくなり、
前記第1湾曲部位及び前記第2湾曲部位の各々は、1つの曲率からなり、
前記接合部における、前記第1湾曲部位の近傍領域に第1補強部が設けられており、
前記接合部における、前記第2湾曲部位の近傍領域に第2補強部が設けられている、端子。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第1補強部及び前記第2補強部の各々は、前記接合部の厚み方向の一方に前記接合部を押し上げることにより形成される、請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記端子の平面視において、
前記第1補強部は、
前記第1湾曲部位に対向し、かつ、前記第1湾曲部位に沿って凹状に湾曲する第1内側部位と、
前記第1内側部位に対向し、かつ、前記第1湾曲部位に沿って凹状に湾曲する第1外側部位と、
を有し、
前記第2補強部は、
前記第2湾曲部位に対向し、かつ、前記第2湾曲部位に沿って凹状に湾曲する第2内側部位と、
前記第2内側部位に対向し、かつ、前記第2湾曲部位に沿って凹状に湾曲する第2外側部位と、
を有する、請求項2に記載の端子。
【請求項4】
前記第1湾曲部位、前記第1内側部位、及び前記第1外側部位は、同一の曲率中心を有し、
前記第2湾曲部位、前記第2内側部位、及び前記第2外側部位は、同一の曲率中心を有する、請求項3に記載の端子。
【請求項5】
前記第1湾曲部位及び前記第2湾曲部位の各々は、中心角が90度である円弧からなる、請求項1に記載の端子。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1項に記載された端子と、
前記端子を収容するハウジングと、
を備えるコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子及びコネクタに関する。
続きを表示(約 870 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電線を端子に接合する際に、超音波接合を利用したものが知られている。
【0003】
特許文献1に開示された超音波接合では、電線の絶縁被覆から露出した芯線を、端子の接合部に配置した状態で、超音波接合装置のホーンを接合部内の芯線に押し当てて、超音波振動を与えることで、芯線が接合部に接合される。
【0004】
これにより、電線と端子との接合強度を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-102996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、高圧回路に適用される電線には大電流が流れるため、許容電流を増やすために、当該電線として、断面積の大きい太い電線を使用する必要がある。
【0007】
このような電線を端子に接合する際に、超音波接合を利用する場合、芯線の断面積が大きくなるのに伴って、当該芯線に強い超音波振動を与える必要がある。
【0008】
このため、端子の接合部に負荷がかかり、当該接合部にクラックが入り、端子の強度を低下させる可能性がある。
【0009】
このように、超音波接合を利用して、高圧回路に使用される電線を端子に接合する場合、製造時の歩留まりが低下する可能性がある。したがって、製造時の歩留まりの低下を抑えつつ、高圧回路に使用される電線と端子との接合強度を向上させるためには、更なる改善が求められていた。
【0010】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、製造時の歩留まりの低下を抑えつつ、高圧回路に使用される電線と端子との接合強度を向上させることができる端子及びコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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