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公開番号2025082532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195928
出願日2023-11-17
発明の名称ドローン
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B64U 70/83 20230101AFI20250522BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】ドローンの落下時において、水素タンクの相対的な低強度面が着地面となることを抑制可能とする。
【解決手段】ドローン10は、複数のアーム16A-16D、水素タンク30、燃料電池スタック24、及びパラシュート装置40を備える。水素タンク30は、複数のアーム16A-16Dより下方に配置される。燃料電池スタック24は、水素タンク30から水素ガスが供給される。パラシュート装置40には、吊り下げ点46が設けられる。吊り下げ点46は、機体重心C1から、水素タンク30の長手方向軸L1に沿った一端側に偏って設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機体中心から延伸し、末端にモータ及びプロペラが取り付けられた、複数のアームと、
複数の前記アームより下方に配置された水素タンクと、
前記水素タンクから水素ガスが供給される燃料電池スタックと、
機体重心から、前記水素タンクの長手方向軸に沿った一端側に偏って、吊り下げ点が設けられた、パラシュート装置と、
を備える、ドローン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ドローンを開示する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1では、高速飛翔体にペイロードが積載される。ペイロードは、例えば撮影装置や方位測位装置等の探査手段である。高速飛翔体が所定の高度及び距離に達すると、高速飛翔体からペイロードが切り離される。ペイロードには気球が取り付けられる。さらに気球に水素ガスを供給するための水素発生源が、ペイロードに設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-281299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ドローンの電源として燃料電池スタックを搭載する場合には、当該ドローンに水素タンクを搭載する必要がある。制御トラブル等により、ドローンが落下する際に、着地の衝撃でドローン本体から水素タンクが外れるおそれがある。このような場合に水素タンクの着地面が、相対的に低強度の面である場合に、着地面の変形等の破損に繋がるおそれがある。具体的には水素タンクの側面は、頂面及び底面よりも強度が低い。
【0005】
そこで、本明細書では、ドローンの落下時において、水素タンクの相対的な低強度面が着地面となることを抑制可能な、ドローンが開示される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示するドローンは、複数のアーム、水素タンク、燃料電池スタック、及びパラシュート装置を備える。複数のアームは、機体中心から延伸する。また複数のアームは、末端にモータ及びプロペラが取り付けられる。水素タンクは、複数のアームより下方に配置される。燃料電池スタックは、水素タンクから水素ガスが供給される。パラシュート装置には、吊り下げ点が設けられる。吊り下げ点は、機体重心から、水素タンクの長手方向軸に沿った一端側に偏って設けられる。
【0007】
上記構成によれば、機体重心から外れたところにパラシュート装置の吊り下げ点の中心が設定される。したがってドローン落下時には機体は傾いた状態で落下する。これにより、水素タンクの着地面を、相対的に高強度の、頂面及び底面とすることが出来る。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示するドローンによれば、水素タンクの相対的な低強度面が着地面となることが抑制可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るドローンを例示する全体斜視図である。
本実施形態に係るドローンの、パラシュート展開時の様子を例示する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、ドローン10の構成が説明される。図1には、本実施形態に係るドローン10の全体構成が例示される。ドローン10は、コントロールボックス12、スキッド14、及びアーム16A-16Dを備える。またドローン10は、モータ20A-20D、プロペラ22A-22D、燃料電池スタック24、及びカメラ26を備える。またドローン10は、水素タンク30及びパラシュート装置40を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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