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公開番号2025086839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023211557
出願日2023-11-28
発明の名称疲労回復促進方法
出願人株式会社エイディーディー
代理人個人
主分類A61F 7/00 20060101AFI20250602BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 全身の一部を超低温の冷却気体で冷却する装置はあったが、体表の温度を測定する意義は知られていなかった。
【解決手段】 本発明は、人体の一部を例えば下腿をマイナス120℃以下の冷却気体が充満している槽に挿入し、当該冷却気体に触れた部分の表面温度を35℃以下に保持して少なくとも1分30秒間維持させることにより疲労回復を促進する方法である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
人体の一部をマイナス70℃以下の冷却気体が充満した槽に位置させて冷却し、当該冷却気体に触れた部分の表面温度を25℃以下に保持して少なくとも1分30秒間維持させることにより疲労回復を促進する方法。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
人体の一部をマイナス70℃以下の冷却気体が充満した槽に位置させて冷却し、当該冷却気体に触れた部分の表面温度を、当初よりも5℃以上低下させ、少なくとも1分30秒間維持させることにより疲労回復を促進する方法。
【請求項3】
冷却間隔を少なくとも2分間として、複数回冷却する請求項1又は2に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項4】
人体の下腿のみを、上部が開口し、冷却気体が充満した槽に投入する請求項1又は2に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項5】
前記槽は、容積が40リットル以下で、人体の下腿のみを挿入し得る形状である請求項1又は2に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項6】
前記槽には冷凍機が接続され、当該冷凍機によって槽の内部の冷却気体をマイナス70℃以下に冷却する請求項2又は3に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項7】
冷凍機はAC100Vで動作する請求項6記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項8】
前記槽の上部開口縁の近傍に人が座ることができる座部が形成され、前記座部には、断熱性を有するクッション材からなる座布団が載置されている請求項4に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項9】
前記槽に、内部の冷却気体の温度を表示する温度計が備えられている請求項1又は2に記載の疲労回復を促進する方法。
【請求項10】
前記槽に、タイマーが備えられている請求項1又は2に記載の疲労回復を促進する方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人体の一部を超低温で冷却することにより、疲労回復を促進する方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、治療若しくは疲労回復などを目的として人体の少なくとも一部を超低温で冷却する方法や装置は知られている。
例えば下記特許文献には、人のほぼ全身を、マイナス120℃に冷却された冷却気体が充満されるバス(人体収納容器)に位置せしめ、ほぼ全身を冷却して疲労回復を促進する装置が開示されている。
そしてこのバスには大掛かりな冷凍機が接続されており、このバス自体も複雑な構造となっている。
【0003】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-120325
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1には、マイナス120℃の冷却気体が充満された容器に人のほぼ全身をすっぽり収納し、身体を冷却する条件が記載されているが、体表の温度変化については言及されておらず、治療若しくは疲労回復については一定の効果は認められるものの必ずしも十分とは言えなかった。
【0006】
本発明は、かかる課題を解決するために体表の温度変化に着目し、この体表の温度変化に言及するものである。
また、必ずしも全身を冷却する必要はなく、下腿のみの冷却でも疲労回復効果があることが発見されたので、その内容を開示するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明は、人体の一部をマイナス70℃以下の冷却気体が充満した槽に位置させて冷却し、当該冷却気体に触れた部分の表面温度を25℃以下に保持して少なくとも1分30秒間維持させることにより疲労回復を促進する方法である。
例えば人体の下腿をマイナス120℃の空気に触れさせ、当該空気に触れた部分の表面温度を25℃に保持して少なくとも1分30秒間維持させると、脚がすっきりして疲労回復が促進される。
【0008】
(2)本発明は、人体の一部をマイナス70℃以下の冷却気体が充満した槽に位置させて冷却し、当該冷却気体に触れた部分の表面温度を、当初よりも5℃以上低下させ、少なくとも1分30秒間維持させることにより疲労回復を促進する方法である。
例えば人体の下腿をマイナス120℃の空気に触れさせ、当該空気に触れた部分の表面温度を、当初よりも5℃低下させると、脚がすっきりして疲労回復が促進される。
【0009】
(3)冷却間隔を少なくとも2分として、複数回冷却することが望ましい。
複数回、例えば3分間隔で3回冷却すると疲労回復効果は一層高まる。
【0010】
(4)人体の下腿のみを、冷却気体が充満された槽に投入することが望ましい。
疲労回復の要諦は下腿を冷却することにあるので、下腿のみを冷却すると効率的に疲労回復が促進される。
(【0011】以降は省略されています)

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