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公開番号
2025087134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201577
出願日
2023-11-29
発明の名称
ジッパ貼り付け装置
出願人
株式会社東京自働機械製作所
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
B31B
50/81 20170101AFI20250603BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】ジッパ片の長さが変更されても包装機の運転高速化を図ることが可能なジッパ貼り付け装置を提供する。
【解決手段】ジッパ貼り付け装置9は、ジッパテープTを移動させる繰り出し部材51と、ジッパテープTを切断してジッパ片Zを形成する切断装置40と、切断装置40で切断されたジッパ片Zを包材Wに対する貼り付け位置Pまで搬送する搬送部材52と、切断装置40をジッパテープTの移動方向である方向Xに沿って移動自在に支持する支持機構60と、方向Xにおける切断装置40のジッパテープTに対する位置を位置決めする位置決め機構70とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
包材にジッパ片を供給して貼り付けるジッパ貼り付け装置であって、
ジッパテープを移動させる繰り出し部材と、
ジッパテープを切断してジッパ片を形成する切断装置と、
前記切断装置で切断された前記ジッパ片を前記包材に対する貼り付け位置まで搬送する搬送部材と、
前記切断装置を前記ジッパテープの移動方向に沿って移動自在に支持する支持機構と、
前記移動方向における前記切断装置の前記ジッパテープに対する位置を位置決めする位置決め機構と
を備えるジッパ貼り付け装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記位置決め機構は、
前記支持機構に取り付けられ、前記移動方向に沿って延びる板状部材と、
前記板状部材に前記移動方向に沿って互いに間隔を空けて形成された複数の位置決め孔と、
前記切断装置に取り付けられ、前記複数の位置決め孔のいずれかに挿通される位置決め部材と、
前記複数の位置決め孔に対応して設けられ、前記位置決め部材を検出する複数の近接センサと
を含む請求項1に記載のジッパ貼り付け装置。
【請求項3】
前記ジッパテープに対して、前記ジッパ片の端部となる位置を押し潰して溶着した押し潰し部を形成する端部溶着装置をさらに備え、
前記端部溶着装置は、前記移動方向に沿って移動自在に設けられている
請求項1に記載のジッパ貼り付け装置。
【請求項4】
前記端部溶着装置と前記切断装置とのいずれか一方に固定され、いずれか他方に向けて前記移動方向に沿って延びるスライド部材と、
前記端部溶着装置と前記切断装置とのいずれか他方に固定され、前記スライド部材を前記移動方向に沿って摺動自在に挟み込むガイドと、
前記スライド部材の表面に取り付けられ、前記端部溶着装置による前記押し潰し部の中央と前記切断装置による前記ジッパテープの切断位置との距離を示す目盛りが設けられた表示器と
を含むガイド機構をさらに備え、
前記目盛りは、前記ジッパテープの切断位置または前記端部溶着装置による前記押し潰し部の中央のいずれか一方を基準位置として表示する
請求項3に記載のジッパ貼り付け装置。
【請求項5】
前記切断装置は、
前記ジッパテープを切断するナイフと、
前記ナイフによる切断時に前記ジッパテープを挟持する挟持部材と、
往復動作をする動力部と、
前記動力部の往路の動作および復路の動作の双方を前記ナイフの上下動作に変換する動力伝達機構と
を含む請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のジッパ貼り付け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装機上の包材にジッパ片を供給して貼り付けるジッパ貼り付け装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、包装機上の包材にジッパ片を供給して貼り付けるジッパ貼り付け装置に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ジッパテープをカッタにより切断した後、包材の上面へと搬送するジッパ貼り付け装置が記載されている。このジッパ貼り付け装置では、カッタによるジッパテープの切断位置が不動とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-69624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ジッパテープの切断位置が不動である場合、切断後のジッパ片の長さが短くなるとジッパ片を包材への貼り付け位置まで搬送する距離が長くなってしまう。そのため、結果的に包装機の運転高速化を妨げてしまう恐れがある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ジッパ片の長さが変更されても包装機の運転高速化を図ることが可能なジッパ貼り付け装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明のジッパ貼り付け装置は、包材にジッパ片を供給して貼り付けるジッパ貼り付け装置であって、ジッパテープを移動させる繰り出し部材と、ジッパテープを切断してジッパ片を形成する切断装置と、前記切断装置で切断された前記ジッパ片を前記包材に対する貼り付け位置まで搬送する搬送部材と、前記切断装置を前記ジッパテープの移動方向に沿って移動自在に支持する支持機構と、前記移動方向における前記切断装置の前記ジッパテープに対する位置を位置決めする位置決め機構とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明のジッパ貼り付け装置によれば、ジッパ片の長さを容易に変更可能、かつ、ジッパ片の長さが変更されても包装機の運転高速化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態のジッパ貼り付け装置を備えた縦型製袋充填包装機を示す概略構成図である。
(a)はジッパ片Zを示す正面図、(b)は(a)中のA-A線に沿った断面図である。
供給装置を示す斜視図である
(a)は張力調整機構を方向Yの一方側から視た斜視図、(b)は張力調整機構を方向Yの他方側から視た斜視図である。
(a)はジッパテープの非供給時における張力調整機構を方向Yの一方側から視た正面図、(b)はジッパテープの供給時における張力調整機構を方向Yの一方側から視た正面図である。
(a)は方向変換ローラを示す斜視図、(b)は方向変換ローラを示す側面図である。
端部溶着装置および切断装置を示す斜視図である。
図7の拡大斜視図である。
切断装置を示す斜視図である。
切断装置を示す正面図である。
(a)は切断装置のナイフが最下端にある状態の一例を示す説明図、(b)はナイフが最上端にある状態の一例を示す説明図、(c)はナイフが最下端にある状態の他の例を示す説明図である。
支持機構を示す斜視図である。
支持機構に取り付けられた切断装置の支持基板を示す平面図である。
繰り出し搬送装置を示す斜視図である。
(a)~(e)はジッパテープの繰り出し動作、切断動作およびジッパ片の搬送動作の一部を示す説明図である
(a)~(c)はジッパ片の長さに応じたジッパテープの切断位置の例を示す説明図である
干渉回避機構を示す斜視図である。
干渉回避機構の動作を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(製袋充填包装機)
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。図1は、実施形態のジッパ貼り付け装置を備えた縦型製袋充填包装機を示す概略構成図である。縦型製袋充填包装機1(以下、「包装機1」と称する)は、製袋チューブ2と、包材フィーダ3と、縦シール装置4と、横シール装置5と、制御装置8と、ジッパ貼り付け装置9とを備えている。包装機1の各構成要素は、図示しない本体フレームにより支持されている。なお、以下の説明において「図示しないフレーム部材」とは、本体フレームに固定されたフレーム部材を意味する。
【0010】
包装機1には、袋Fに充填される食品など粉粒体や固形物の充填物が供給される。製袋チューブ2は、上下方向に延び、その上端に接続された図示しないホッパを通じて、内部に充填物の供給を受ける。なお、製袋チューブ内に上下方向に延びると共にホッパに接続された充填チューブを配置し、充填チューブを介して製袋チューブ2内に充填物を供給してもよい。製袋チューブ2には、フォーマ6が取り付けられ、フォーマ6から包材ロールWRまで包材繰り出し経路7が延びている。包材Wは、包材繰り出し経路7の中途における貼り付け位置Pにおいて、ジッパ貼り付け装置9から供給されたジッパ片Z(図2参照)が溶着により仮付けされる。
(【0011】以降は省略されています)
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