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公開番号
2025116603
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011120
出願日
2024-01-29
発明の名称
パッケージ箱作成用具およびパッケージ箱作成方法
出願人
個人
代理人
主分類
B31B
50/99 20170101AFI20250801BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】奥行と横巾と高さの寸法を自由に設定しつつ誰でも簡単にパッケージ箱のブランクを作成する事ができる、パッケージ箱作成用具とその使用方法を提供する。
【解決手段】材料となるシートに折り目や裁断用のケガキ線を思惑通りの位置に入れる事ができるレール付き定規と、丸穴付きテンプレート定規と、レール治具と、ケガキ治具と、これらの使用方法により、パッケージ箱はもとより廃カートンの再生や収納ボックス、さらには新たな折り紙的創造物も考案しさえすればそれらを誰もが簡単に自由寸法で作成しうる環境を、誰もが自由に構築できる様にする。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
ブレーキプレスのパンチ様のレール部を上向けに形成してなるレール付き定規と、丸穴を備えつつ前記レール部に嵌合する溝構造を備えてなる丸穴付きテンプレート定規と、前記丸穴とほぼ同径の円筒形の躯体の平面部に前記レール部と嵌合する溝構造を備えたレール治具と、前記丸穴とほぼ同径の板材に角柱状のスペーサー部を備えてなるケガキ治具を有してなる事を特徴とするパッケージ箱作成用具。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1記載のパッケージ箱作成用具を用い、前記レール付き定規に前記丸穴付きテンプ
レート定規を装着しつつ材料となるシート上に置いて前記丸穴に穴あけ用の工具を誘導して基準穴をあけ、前記基準穴と前記レール付き定規に装着された前記レール治具とを嵌め合わせつつローラーで前記レール部上の前記材料となるシートを押ししごいて折り目を入れたり、前記基準穴に前記ケガキ治具を装着しつつ前記スペーサー部に定規を押しあてて前記材料となるシートにケガキ線を入れたりする事を特徴とする請求項1記載のパッケー
ジ箱作成用具の使用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はパッケージ箱を作成するための用具と、その使用方法に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
普通、奥行や横巾や高さの寸法を自由に設定しつつ小ロットでパッケージ箱のブランクを作成するには、まずは展開図(設計図面)を例えば既存のブランクを参考にしたり、あるいは新たなブランクを考案したりしながら作成し、例えば職人的な技で手作りしたり、場合によってはレーザー加工機など特殊な工作機械を用いて作成したりしなければならないが、本発明では略式展開図(例えば前記ブランクのいずれかを基にしたりしながら奥行と横巾と高さを任意比率で描いた、いわゆる代表図)をあらかじめ用意し、前記ブランクの折り目や裁断箇所が交差する要所を特定しうる座標の数値さえ何らかの方法で算出しさえすれば、誰でも簡単に材料となるシート(例えば段ボール)に直接前記折り目や前記裁断箇所を示すケガキ線を前記略式展開図通りに入れ事ができる事に着眼した。具体的には、まず前記材料となるシートに基準となる穴(以降、基準穴と称す)を前記座標の数値を頼りに前記要所にあたる位置にあけ、そして作成後立体的に組み立てた際に前記ブランクの一部部位が折り重なった箇所が膨らんだりしない様に、あるいは折り曲げた箇所の圧縮応力や引張応力の影響で前記パッケージ箱全体に歪など生じさせないために、前期折り目を入れるため用具(以降、レール付き定規と称す)と前記折り目の位置を前記基準穴のセンターから適宜かつ機微にズラす事もできる用具(以降、レール治具と称す)と前記基準穴のセンターからケガキ用の定規を適宜かつ機微にズラす事もできる用具(以降、ケガキ治具と称す)を考案しつつこれらを用いて前記折り目や前記ケガキ線を適宜入れ、前記ケガキ線を裁断して前記ブランクを作成すればよいという考えに至った。さらに前記基準穴を前記座標の軸線上に効率よくあけるには、例えばホルソーなど穴あけ用の工具を適宜誘導しうる丸穴を備えた用具(以降、丸穴付きテンプレート定規と称す)とこれを複数個それぞれ適宜位置に装着できる定規様の用具を考案し、前記レール付き定規と前記定規様の用具は共用できる様にあらかじめ双方を設計しておけばよいという考えに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6446617
特許5825587
特開平07-223107
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
奥行や横巾や高さの寸法を自由に設定してパッケージ箱のブランクを作成できる簡単な用具や方法は今までなかった。
【0005】
特許文献1の発明(本発明の考案者考案)は奥行と横巾と高さの寸法を自由に設定しつつ2つ折りした1枚の段ボールから宅配用のカートンなどは作成できるが、適宜かつ機微に折
れ目をズラす事はできないため緻密さも要求されるパッケージ箱のブランクの作成には適さない。
【0006】
特許文献2の発明の弾性体搭載指支持部スライド定規は、溝付指支持部品3aを複数個備え
つつスライドする構造は有しているものの、ブレーキプレスのパンチ様のレール部は形成されていない。
【0007】
特許文献3の発明は、レール2の下部の凸部に複数の棒受け穴台10を溝21を噛み合わせつつスライドさせる機能を有してはいるが、レール2の上部は摺動可能のピッチ金具34を取り
付けるためのものでありブレーキプレスのパンチ様ではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明はブレーキプレスのパンチ様のレール部を上向けに形成してなるレール付き定規と、丸穴を備えつつ前記レール部に嵌合する溝構造を備えてなる丸穴付きテンプレート定規と、前記丸穴とほぼ同径の円筒形の躯体の平面部に前記レール部と嵌合する溝構造を備えたレール治具と、前記丸穴とほぼ同径の板材に角柱状のスペーサー部を備えてなるケガキ治具を有してなる事を特徴とするパッケージ箱作成用具を提供する。
【0009】
本発明は請求項1記載のパッケージ箱作成用具を用い、前記レール付き定規に前記丸穴付
きテンプレート定規を装着しつつ材料となるシート上に置いて前記丸穴に穴あけ用の工具を誘導して基準穴をあけ、前記基準穴と前記レール付き定規に装着された前記レール治具とを嵌め合わせつつローラーで前記レール部上の前記材料となるシートを押ししごいて折り目を入れたり、前記基準穴に前記ケガキ治具を装着しつつ前記スペーサー部に定規を押しあてて前記材料となるシートにケガキ線を入れたりする事を特徴とする請求項1記載の
パッケージ箱作成用具の使用方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のパッケージ箱作成用具の使用に際しては、任意形状の前記パッケージ箱のブランクを基に作成された前記略式展開図があらかじめ用意されるとともに、例えば前記パッケージ箱の奥行寸法(例えば入力数値x)と横巾寸法(例えば入力数値y)と高さ寸法(例えば入力数値z)と前記材料となるシートの厚み寸法(例えば入力数値t)などを入力す
れば、前記要所の座標位置を示す寸法と前記材料となるシートを必要最小限の大きさに裁断するための位置を示す寸法を、例えば前記材料となるシートの左上を起点として右へ出力数値aとbとc(この場合出力数値cは裁断位置を示す)、例えば下へ出力数値dとeとfとgとhとi(この場合出力数値iは裁断位置を示す)などと適宜出力する例えばExcel環境(あるいは何らかの計算環境)が用意されている事を前提とする。なお前記略式展開図および前記Excel環境などは例えば誰が考案してもよく、例えば図8~21に示す本発明の考案者考案のパッケージ箱080・081の略式展開図と計算式(例えばExcel環境などを構築しうる暫
定計算式)は誰が使用してもよく、例えば誰が改良や改造をしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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