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公開番号
2025087526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202242
出願日
2023-11-29
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60T
7/12 20060101AFI20250603BHJP(車両一般)
要約
【課題】シフトレンジのPレンジが解除される場合のショックの発生を抑制できる、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両10の電子制御装置90は、(a)所定の傾斜路においてフットブレーキ50により停車したと判定した場合、フットブレーキ50をブレーキ操作量θbrkに応じた制動力よりも大きい第1制動力Fbrk1に制御し、(b)フットブレーキ50を第1制動力Fbrk1に制御した後に駐車意思があると判定した場合、フットブレーキ50を第1制動力Fbrk1よりも大きい第2制動力Fbrk2に制御し且つシフトレンジをPレンジに切り替え、(c)EPB60が作動状態に切り替わった後に、フットブレーキ50の制動力を解除する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
運転者のブレーキ操作量に応じて制動力を発生させるフットブレーキと、パーキングブレーキと、を備える車両の、制御装置であって、
所定の傾斜路において前記フットブレーキにより停車したと判定した場合、前記フットブレーキを前記ブレーキ操作量に応じた制動力よりも大きい所定の第1制動力に制御し、
前記フットブレーキを前記第1制動力に制御した後に駐車意思があると判定した場合、前記フットブレーキを前記第1制動力よりも大きい所定の第2制動力に制御し且つシフトレンジをPレンジに切り替え、
前記パーキングブレーキが作動状態に切り替わった後に、前記フットブレーキの制動力を解除する
ことを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
運転者のブレーキ操作量に応じて制動力を発生させるフットブレーキと、パーキングブレーキと、を備える車両の、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
運転者のブレーキ操作量に応じて制動力を発生させるフットブレーキと、パーキングブレーキと、を備える車両の、制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1に記載の制御装置では、シフトレンジのPレンジが解除される場合に発生するショックを抑制するために、パーキングギヤに加わっている荷重を駆動モータで低減させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-98706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両では、Pレンジが解除されて発進する際に、駆動モータを駆動させる必要があること、ショック低減のために必要な駆動モータの出力トルクの算出が難しいこと、及び、駆動モータから出力トルクを加えた場合に車両が動く不自然な挙動が発生し得ること、などの課題がある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、シフトレンジのPレンジが解除される場合のショックの発生を抑制できる、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、運転者のブレーキ操作量に応じて制動力を発生させるフットブレーキと、パーキングブレーキと、を備える車両の、制御装置であって、(a)所定の傾斜路において前記フットブレーキにより停車したと判定した場合、前記フットブレーキを前記ブレーキ操作量に応じた制動力よりも大きい所定の第1制動力に制御し、(b)前記フットブレーキを前記第1制動力に制御した後に駐車意思があると判定した場合、前記フットブレーキを前記第1制動力よりも大きい所定の第2制動力に制御し且つシフトレンジをPレンジに切り替え、(c)前記パーキングブレーキが作動状態に切り替わった後に、前記フットブレーキの制動力を解除することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、(a)所定の傾斜路において前記フットブレーキにより停車したと判定された場合、前記フットブレーキが前記ブレーキ操作量に応じた制動力よりも大きい所定の第1制動力に制御され、(b)前記フットブレーキが前記第1制動力に制御された後に駐車意思があると判定された場合、前記フットブレーキが前記第1制動力よりも大きい所定の第2制動力に制御され且つシフトレンジがPレンジに切り替えられ、(c)前記パーキングブレーキが作動状態に切り替わった後に、前記フットブレーキの制動力が解除される。このように、パーキングブレーキが作動状態に切り替わった後にフットブレーキの制動力が解除されるため、パーキングギヤに加わる荷重が抑制されるので、シフトレンジのPレンジが解除される場合のショックの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置を備える車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
停車中の路面の勾配角とマスタ圧との関係についての例である。
図1に示す電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの例である。
図3のフローチャートが実行された場合におけるタイムチャートの例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90を備える車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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