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公開番号2025084294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198082
出願日2023-11-22
発明の名称情報機器
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250527BHJP(信号)
要約【課題】車両の航続可能距離を確保する。
【解決手段】車両100は、車両100の待機場所を決定するプロセッサ81を備える。プロセッサ81は、複数の待機場所の候補のうち待機した場合に車両100の車室内の温度が基準温度に近くなる候補を待機場所に決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
空調装置が搭載された車両に関する情報を提供する情報機器であって、
前記車両の待機場所を決定するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、複数の待機場所の候補のうち待機した場合に前記車両の車室内の温度が基準温度に近くなる候補を前記待機場所に決定する、情報機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報機器に関し、より特定的には、車両に関する情報を提供する情報機器に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特開２０１９－１６８９２２号公報（特許文献１）は、電動車両、特にタクシーなどの業務用電動車両の配車システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１６８９２２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
一般に、車両の待機中（たとえばタクシーの客待ち中、タクシードライバの休憩中）にも空調装置の動作（特に冷暖房）により電力が消費され得る。特に電動車両では、従来のエンジン車両（いわゆるコンベ車両）と比べて、空調装置の使用に伴う電力消費量が大きい。そのため、車両が待機することによって電動車両の航続可能距離が短くなる可能性がある。
【０００５】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の１つは、車両の航続可能距離を確保することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示のある局面に係る情報機器は、空調装置が搭載された車両に関する情報を提供する。情報機器は、車両の待機場所を決定するプロセッサを備える。プロセッサは、複数の待機場所の候補のうち待機した場合に車両の車室内の温度が基準温度に近くなる候補を待機場所に決定する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、車両の航続可能距離を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施の形態に係る車両管理システムの構成を示す図である。
本実施の形態における案内処理の処理手順を示すフローチャートである。
本実施の形態における空調処理の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
【００１０】
［実施の形態］
＜システム構成＞
図１は、本開示の実施の形態に係る車両管理システムの構成を示す図である。車両管理システム９００は、車両１００と、サーバ２００とを備える。紙面の都合から図示しないが、車両管理システム９００は多数の車両１００を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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