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公開番号
2025085123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198782
出願日
2023-11-24
発明の名称
モータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
11/25 20160101AFI20250529BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本明細書は、モータにおいて温度センサをコイルに押し付けるバネの取付工程を簡単化する構造を提供する。
【解決手段】本明細書が開示するモータは、ステータに巻回されているコイルと、コイルに接続されているバスバと、コイルに接している温度センサと、温度センサをコイルに押し付けるバネを備える。バスバは、コイルに対向するように配置されている。温度センサは、コイルとバスバの間に配置されている。バネは、バスバと温度センサの間に配置されている。この構造によれば、バスバとバネを同時にコイルに取り付けることができる。すなわち、この構造によれば、温度センサをコイルに押し付けるバネの取付工程を簡単化することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータに巻回されているコイルと、
前記コイルに対向するように配置されており、前記コイルに接続されているバスバと、
前記コイルと前記バスバの間に配置されているとともに前記コイルに接している温度センサと、
前記バスバと前記温度センサの間に配置されており、前記温度センサを前記コイルに押し付けているバネと、
を備えている、モータ。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記コイルは第1コイルと第2コイルを含んでおり、
前記バスバの一端が前記第1コイルに接続されており、他端が前記第2コイルに接続されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記第1コイルの引き出し線と前記第2コイルの引き出し線が前記温度センサを挟むように位置している、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記バネは前記バスバに固定されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
モータは出力が大きい場合はステータのコイルが発熱する。ステータまたはコイルの温度を計測するために、モータのステータまたはコイルには温度センサが取り付けられる。特許文献1-4に、ステータまたはコイルに温度センサが取り付けられたモータの例が開示されている。特許文献1のモータでは、コイルから延びる導線に温度センサが取り付けられている。特許文献2のモータではコイルに温度センサが取り付けられている。特許文献3のモータでは、コイルに接続されているバスバに温度センサが取り付けられている。温度センサはバスバとカバー(モータのハウジングの端を覆うカバー)の間に配置されている。温度センサとカバーの間に付勢部材が配置されている。付勢部材が温度センサをバスバに押し付ける。特許文献4のモータでは、温度センサはコイルに取り付けられている。温度センサはモータのハウジングの内面とコイルの間に配置されており、温度センサとハウジング内面との間には弾性部材が配置されている。弾性部材は温度センサをコイルに押し付ける。弾性部材が温度センサをコイルに押し付けることで、温度センサはコイルに密着し、コイルの温度が正確に計測される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-99177号公報
米国特許公開公報第2021/0278284号
特開2023-89815号公報
国際公開第2011/117985号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書は、温度センサをコイルに押し付けるバネの取付工程を簡単化する構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示するモータは、ステータに巻回されているコイルと、コイルに接続されているバスバと、コイルに接している温度センサと、温度センサをコイルに押し付けるバネを備える。バスバは、コイルに対向するように配置されている。温度センサは、コイルとバスバの間に配置されている。なお、「コイルに接している」とは、コイルに熱的に接していることを意味する。すなわち、コイルと温度センサの間に伝熱性の接着層が介在してもよい。バネは、バスバと温度センサの間に配置されている。この構造によれば、バスバとバネを同時にコイルに取り付けることができる。すなわち、この構造によれば、温度センサをコイルに押し付けるバネの取付工程を簡単化することができる。なお、バネをバスバに固定すれば、バスバとともにバネを移動させることができる。バスバをハンドリングしてステータに固定する自動化装置によってバネも取り付けることができる。
【0006】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施例のモータの模式的構造図である。
図1の破線範囲IIを矢印Aの方向からみた図である。
第2実施例のモータの温度センサ周辺の図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施例)図1に、第1実施例のモータ2の模式的断面図を示す。図1は断面図であるが、断面を表すハッチングは図示を省略した。モータ2は、ステータ3、ロータ4、それらを収容するハウジング5を備える。ステータ3はハウジング5の内面に固定されている。ステータ3が固定される部位の構造は図示を省略した。ロータ4は軸受を介してハウジング5に支持されている。
【0009】
ステータ3にはコイル10が巻回されている。図1と図2では、コイル10の1本1本の巻線の図示は省略し、コイル10の外形だけを示してある。コイル10の端部に温度センサ20が取り付けられている。図2は、図1の破線範囲IIを矢印Aの方向からみた図である。図2を参照しつつ温度センサ20の取り付け構造を説明する。なお、温度センサ20の信号線は図示を省略してある。
【0010】
温度センサ20は、コイル10の温度を計測するために備えられている。温度センサ20は、例えばサーミスタなどである。温度センサ20は、接着樹脂21を介してコイル10に取り付けられている。接着樹脂は、例えばワニスや接着シートなどである。なお、温度センサ20は、接着樹脂を介さずにコイル10に取り付けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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