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公開番号
2025089066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204031
出願日
2023-12-01
発明の名称
増幅回路
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
H03F
1/02 20060101AFI20250605BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】小型化可能な増幅回路を提供する。
【解決手段】増幅回路は、入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器18と、前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、前記分配器を介し前記第1ノードと前記第2ノードとを直流的に接続する経路28と、前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器20と、前記経路において前記第1アンプと前記第2アンプとにバイアス電圧を供給する第3ノードが1か所のみに設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、
前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、
前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、
前記分配器を介し前記第1ノードと前記第2ノードとを直流的に接続する経路と、
前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、
前記経路において前記第1アンプと前記第2アンプとにバイアス電圧を供給する第3ノードが1か所のみに設けられた増幅回路。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記バイアス電圧が供給されるパッドと、
前記パッドと前記第3ノードとを直流的に接続し、前記第1信号および前記第2信号の前記パッドへの漏洩を抑制するバイアス回路と、を備える請求項1に記載の増幅回路。
【請求項3】
前記分配器は、前記入力信号が入力する第1端と、前記第1信号が出力する第2端と、前記第1端の対角に位置し前記第2信号が出力する第3端と、前記第2端の対角に位置し基準電位に終端された第4端と、を備えるブランチラインカプラを含む請求項1または請求項2に記載の増幅回路。
【請求項4】
第1端がブランチラインカプラの前記第4端に接続されたキャパシタと、
第1端が前記キャパシタの第2端に接続され、第2端が前記基準電位に接続された抵抗と、
を備える請求項3に記載の増幅回路。
【請求項5】
入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、
前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、
前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、
前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、
バイアス電圧が供給される単一のパッドと、
前記単一のパッドと前記第1ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第1バイアス回路と、
前記単一のパッドと前記第2ノードとを直流的に接続し、前記第2信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第2バイアス回路と、
を備える増幅回路。
【請求項6】
入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、
前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、
前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、
前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、
バイアス電圧が供給される単一のパッドと、
前記単一のパッドと前記第1ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第1バイアス回路と、
前記第1ノードと前記第2ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記第2ノードへの漏洩および前記第2信号の前記第1ノードへの漏洩を抑制する第2バイアス回路と、
を備える増幅回路。
【請求項7】
前記分配器の前記第1信号を出力する第1端と、前記分配器の前記第2信号を出力する第2端とは前記分配器を介し直流的に接続されていない請求項5または請求項6に記載の増幅回路。
【請求項8】
前記分配器の前記第1信号を出力する第1端と、前記分配器の前記第2信号を出力する第2端とは前記分配器を介し直流的に接続されており、
第1端が前記分配器に接続され、第2端が前記第1ノードに接続された第1キャパシタと、
第1端が前記分配器に接続され、第2端が前記第2ノードに接続された第2キャパシタと、を備える請求項5または請求項6に記載の増幅回路。
【請求項9】
高周波信号を前記入力信号と第5信号に分配する別の分配器と、
前記第5信号を増幅し、増幅した前記第5信号を第6信号として出力するコントロールアンプと、
を備え、
前記合成器は、前記第6信号を用いて前記第1アンプおよび前記第2アンプの負荷を変調し、前記第3信号、前記第4信号および前記第6信号を合成し、合成した信号を出力信号として出力する請求項1、請求項5および請求項6のいずれか一項に記載の増幅回路。
【請求項10】
前記合成器を介し前記第1アンプの出力ノードと前記コントロールアンプの出力ノードとを直流的に接続する直流経路を備え、
前記直流経路において前記第1アンプと前記コントロールアンプとにバイアス電圧を供給する第4ノードが1か所のみに設けられた請求項9に記載の増幅回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、増幅回路に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
マイクロ波等の高周波信号を増幅する増幅回路として、平衡増幅器(バランスアンプ)が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-506367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、増幅器4および5の入力ノードに電圧源8からバイアス電圧が印加され、増幅器4および5の出力ノードに電圧源9からバイアス電圧が印加される。しかし、増幅器4および5の入力ノードに電圧源8からバイアス電圧を印加する具体的な方法は記載されておらず、増幅回路が大型化することがある。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みなされたものであり、小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態は、入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、前記分配器を介し前記第1ノードと前記第2ノードとを直流的に接続する経路と、前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、前記経路において前記第1アンプと前記第2アンプとにバイアス電圧を供給する第3ノードが1か所のみに設けられた増幅回路である。
【0007】
本開示の一実施形態は、入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、バイアス電圧が供給される単一のパッドと、前記単一のパッドと前記第1ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第1バイアス回路と、前記単一のパッドと前記第2ノードとを直流的に接続し、前記第2信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第2バイアス回路と、を備える増幅回路である。
【0008】
本開示の一実施形態は、入力信号を第1信号と第2信号とに分配する分配器と、前記第1信号が入力する第1ノードを有し、前記第1ノードに入力した前記第1信号を増幅し、増幅した前記第1信号を第3信号として出力する第1アンプと、前記第2信号が入力する第2ノードを有し、前記第2ノードに入力した前記第2信号を増幅し、増幅した前記第2信号を第4信号として出力する第2アンプと、前記第3信号と前記第4信号とを合成する合成器と、バイアス電圧が供給される単一のパッドと、前記単一のパッドと前記第1ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記単一のパッドへの漏洩を抑制する第1バイアス回路と、前記第1ノードと前記第2ノードとを直流的に接続し、前記第1信号の前記第2ノードへの漏洩および前記第2信号の前記第1ノードへの漏洩を抑制する第2バイアス回路と、を備える増幅回路である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例1に係る増幅回路の回路図である。
図2は、実施例1におけるバイアス回路の例1を示す回路図である。
図3は、実施例1におけるバイアス回路の例2を示す回路図である。
図4は、実施例1におけるバイアス回路の例3を示す回路図である。
図5は、実施例1における分配器の例1を示す回路図である。
図6は、実施例1における分配器の例2を示す回路図である。
図7は、実施例1における分配器の例3を示す回路図である。
図8は、実施例1に係る増幅回路の回路図である。
図9は、比較例1に係る増幅回路の回路図である。
図10は、実施例2に係る増幅回路の回路図である。
図11は、実施例2におけるバイアス回路の例1を示す回路図である。
図12は、実施例2におけるバイアス回路の例2を示す回路図である。
図13は、実施例2におけるバイアス回路の例3を示す回路図である。
図14は、実施例2における分配器の例4を示す回路図である。
図15は、実施例2における分配器の例5を示す回路図である。
図16は、シミュレーションに用いた回路の回路図である。
図17は、シミュレーションにおけるS21およびS41を示す図である。
図18は、シミュレーションにおけるS43およびS23を示す図である。
図19は、実施例3に係る増幅回路の回路図である。
図20は、実施例3におけるバイアス回路の例1を示す回路図である。
図21は、実施例3におけるバイアス回路の例2を示す回路図である。
図22は、実施例4に係る増幅回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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