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公開番号
2025084319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198135
出願日
2023-11-22
発明の名称
搬送設備
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H03K
17/78 20060101AFI20250527BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】侵入検知部を備え、且つ、搬送方向における小型化を図り易い搬送設備を提供する。
【解決手段】搬送設備10は、侵入検知部15と、侵入検知部15を無効にする無効装置と、を備える。無効装置は、第1検知部21及び第2検知部22の少なくとも一方が搬送対象物Wを検知し、且つ、第3検知部23が搬送対象物Wを検知していない場合に、侵入検知部15を無効にし、第1検知部21及び第2検知部22の双方が搬送対象物Wを検知していない場合、及び、第2検知部22及び第3検知部23の双方が搬送対象物を検知している場合に、侵入検知部15を有効にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送対象物を予め定められた搬送方向に沿って搬送する搬送装置と、
前記搬送装置により搬送される前記搬送対象物の移動軌跡と交差するように設定された検知面を通過する物体を検知する侵入検知部と、
前記搬送対象物が前記検知面を通過している間、前記侵入検知部を無効にする無効装置と、
を備えた搬送設備であって、
前記搬送方向の一方側を搬送方向第1側とし、前記搬送方向の他方側を搬送方向第2側として、
前記無効装置は、
前記検知面に対して前記搬送方向第1側に設定された第1検知位置において前記搬送対象物を検知する第1検知部と、
前記検知面に対して前記搬送方向第2側に設定された第2検知位置において前記搬送対象物を検知する第2検知部と、
前記検知面に対して前記搬送方向第2側に設定された待機位置に前記搬送対象物が配置されたことを検知する第3検知部と、
を備え、
前記待機位置は、前記搬送対象物の全体が前記検知面よりも前記搬送方向第2側となり、且つ、前記搬送対象物の一部が前記第2検知位置にあるように設定され、
前記無効装置は、
前記第1検知部及び前記第2検知部の少なくとも一方が前記搬送対象物を検知し、且つ、前記第3検知部が前記搬送対象物を検知していない場合に、前記侵入検知部を無効にし、
前記第1検知部及び前記第2検知部の双方が前記搬送対象物を検知していない場合、及び、前記第2検知部及び前記第3検知部の双方が前記搬送対象物を検知している場合に、前記侵入検知部を有効にする、搬送設備。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記第3検知部は、前記待機位置に配置された前記搬送対象物における前記搬送方向第2側の端部を検知するように構成されている、請求項1に記載の搬送設備。
【請求項3】
前記搬送対象物の移載を行う移載装置を更に備え、
前記待機位置は、前記搬送対象物の受け取り、及び、前記搬送対象物の引き渡しの少なくとも一方が前記移載装置の動作により行われる位置であり、
前記移載装置は、有効な状態の前記侵入検知部が前記検知面を通過する前記物体を検知した場合に、前記動作を停止するように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送設備。
【請求項4】
前記第3検知部が前記搬送対象物を検知していることを条件として、前記移載装置による前記搬送対象物の受け取りが許可される、請求項3に記載の搬送設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、侵入検知部を備える搬送設備に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2003-218679号公報(特許文献1)の図1には、侵入検知部(2,3)及び、侵入検知部(2,3)による検出面(ライトカーテン)の前後の検出位置で搬送対象物(W)を検知するセンサ(4)を備える搬送設備が開示されている。この搬送設備では、センサ(4)の検知位置において、搬送対象物(W)が検知された場合には、侵入検知部(2,3)が無効にされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-218679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の搬送設備では検出面の前後の検出位置で搬送対象物が検知されている場合は、侵入検知部が無効にされる。このため、当該検知位置に搬送対象物を停止させると侵入検知部が無効のままになるため、当該検知位置に搬送対象物を停止させることはできず、侵入検知部の検知面の前後に搬送対象物全体が検知位置から外れるための十分な搬送距離が必要となり、搬送設備が搬送方向に大きくなり易いという問題があった。
【0005】
そこで、侵入検知部を備え、且つ、搬送方向における小型化を図り易い搬送設備の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搬送設備は、搬送対象物を予め定められた搬送方向に沿って搬送する搬送装置と、前記搬送装置により搬送される前記搬送対象物の移動軌跡と交差するように設定された検知面を通過する物体を検知する侵入検知部と、前記搬送対象物が前記検知面を通過している間、前記侵入検知部を無効にする無効装置と、を備えた搬送設備であって、前記搬送方向の一方側を搬送方向第1側とし、前記搬送方向の他方側を搬送方向第2側として、前記無効装置は、前記検知面に対して前記搬送方向第1側に設定された第1検知位置において前記搬送対象物を検知する第1検知部と、前記検知面に対して前記搬送方向第2側に設定された第2検知位置において前記搬送対象物を検知する第2検知部と、前記検知面に対して前記搬送方向第2側に設定された待機位置に前記搬送対象物が配置されたことを検知する第3検知部と、を備え、前記待機位置は、前記搬送対象物の全体が前記検知面よりも前記搬送方向第2側となり、且つ、前記搬送対象物の一部が前記第2検知位置にあるように設定され、前記無効装置は、前記第1検知部及び前記第2検知部の少なくとも一方が前記搬送対象物を検知し、且つ、前記第3検知部が前記搬送対象物を検知していない場合に、前記侵入検知部を無効にし、前記第1検知部及び前記第2検知部の双方が前記搬送対象物を検知していない場合、及び、前記第2検知部及び前記第3検知部の双方が前記搬送対象物を検知している場合に、前記侵入検知部を有効にする。
【0007】
本構成によれば、第2検知部が搬送対象物を検知していても、第3検知部でも搬送対象物を検知している場合は、侵入検知部を有効にする。従って、搬送対象物の全体が第2検知位置よりも搬送方向第2側となっていなくても、搬送対象物が待機位置に配置されると侵入検知部が有効になる。このため、搬送対象物の通過後に迅速に侵入検知部を有効にすることができる。また、搬送対象物の全体が第2検知位置よりも搬送方向第2側となるように待機位置を設定する場合と比べて、侵入検知部の検知面から待機位置における搬送方向第2側の端部までの距離を短く抑え易い。よって、侵入検知部を備える搬送設備の搬送方向における小型化を図り易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の搬送設備を模式的に示す斜視図
図1の搬送設備が備える無効装置を示す図
図1の搬送設備の上面図
第1検知位置よりも搬送方向第1側に搬送対象物がある状態を示す図
第1検知位置で搬送対象物が検知されている状態を示す図
第2検知位置で搬送対象物が検知されている状態を示す図
待機位置に搬送対象物が配置されている状態を示す図
移載装置により搬送対象物の移載が行われている状態を示す図
第2実施形態の搬送設備の上面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1の実施形態〕
以下、搬送設備10の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本実施形態の搬送設備10を模式的に示す斜視図である。搬送設備10は、搬送対象物Wを予め定められた搬送方向Yに沿って搬送する搬送装置11を備えている。搬送装置11の例としては、ローラーコンベヤ、ベルトコンベヤ、有軌道台車、無軌道台車等が挙げられる。また、搬送対象物Wの例としては、商品、加工物等の物品、物品が収容される搬送容器、物品が載置される搬送台、搬送容器又は搬送台を備えた台車、等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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