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公開番号2025090006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2024188079
出願日2024-10-25
発明の名称オーディオに基づく設備の故障検出方法、装置、電子デバイス、記憶媒体及びプログラム
出願人チョーチアン ヘンイー ペトロケミカル カンパニー,リミテッド
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10L 25/30 20130101AFI20250609BHJP(楽器;音響)
要約【課題】オーディオに基づく設備の故障検出方法、装置、電子デバイス、記憶媒体及びプログラムを提供する。
【解決手段】本方法は、目標設備に対して無人機によって収集された初期オーディオデータを取得することと、初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得ることと、検出待ちのオーディオデータに対して特徴抽出を行って、検出待ちのオーディオデータのオーディオ特徴を得ることと、オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築することと、情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、目標設備に関する故障検出結果を得ることと、を含む。本開示の実施例に提供される方法によれば、オーディオデータのオーディオ特徴を用いて設備のリアルタイムの状況を反映することができ、したがって、設備の故障検出の自動化を実現し、人的資源を節約することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
オーディオに基づく設備の故障検出方法であって、
目標設備に対して無人機によって収集された初期オーディオデータを取得することと、
前記初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得ることと、
前記検出待ちのオーディオデータに対して特徴抽出を行って、前記検出待ちのオーディオデータのオーディオ特徴を得ることと、
前記オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築することと、
前記情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、前記目標設備に関する故障検出結果を得ることと、を含む、
オーディオに基づく設備の故障検出方法。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得ることは、
ノイズ抑制と静音検出方法とに基づいて前記初期オーディオデータを処理して、第1オーディオデータを得ることと、
前記第1オーディオデータをフレーム分割して、第2オーディオデータを得ることと、
窓関数を用いて前記第2オーディオデータを処理して、第3オーディオデータを得ることと、
前記第3オーディオデータを周波数領域に変換して、前記検出待ちのオーディオデータを得ることと、を含む、
請求項1記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項3】
前記情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、前記目標設備に関する故障検出結果を得ることは、
前記情報グラフに基づいて隣接行列を構築することと、
前記隣接行列を前記グラフニューラルネットワークモデルに入力して、前記目標設備に関する故障検出結果を得ることと、を含む、
請求項1記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項4】
前記初期オーディオデータは複数のオーディオセグメントを含み、
前記オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築することは、
前記オーディオ特徴における各オーディオセグメントのオーディオサブ特徴に基づいて、オーディオセグメント間の類似度を決定することと、
前記類似度が予め設定された閾値を満たすオーディオセグメントを、相関関係を有するノードとして、前記情報グラフを構築することと、を含む、
請求項1記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項5】
前記オーディオ特徴は、周波数特徴、時間長特徴及び強度特徴の少なくとも1つを含む、請求項1に記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項6】
前記目標設備は紡糸プロセスに必要な反応釜であり、
前記オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築することは、
前記初期オーディオデータの収集時間に基づいて、前記収集時間を基準とする予め設定された時間範囲内の前記反応釜の運転パラメータを取得することであって、前記運転パラメータは、電圧、電流、回転速度及び粘度の少なくとも1つを含む、ことと、
前記オーディオ特徴と前記運転パラメータとに基づいて、前記情報グラフを構築することと、を含む、
請求項1記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項7】
前記目標設備は紡糸プロセスに必要な反応釜であり、
前記設備の故障検出方法は、
前記反応釜に故障が発生していることを前記故障検出結果が示す場合、前記初期オーディオデータの収集時間に基づいて、前記収集時間を基準とする予め設定された時間範囲内の前記反応釜の運転パラメータを取得することであって、前記運転パラメータは、電圧、電流、回転数及び粘度の少なくとも1つを含む、ことと、
前記運転パラメータに基づいて前記反応釜の故障状況を決定することと、
前記運転パラメータに基づいて前記反応釜に異常が発生していることを決定した場合、緊急警報情報を発することと、を含む、
請求項1記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項8】
前記設備の故障検出方法は、
作業計画を実行するように前記無人機を制御して、前記初期オーディオデータを取得する方法に基づき、前記反応釜に対して前記初期オーディオデータを収集することをさらに含み、
前記作業計画は巡回検査時間、前記反応釜の位置情報、及び収集された初期オーディオデータによる要求を含む、
請求項6に記載のオーディオに基づく設備の故障検出方法。
【請求項9】
オーディオに基づく設備の故障検出装置であって、
目標設備に対して無人機によって収集された初期オーディオデータを取得するための第1収集モジュールと、
前記初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得るための前処理モジュールと、
前記検出待ちのオーディオデータに対して特徴抽出を行って、前記検出待ちのオーディオデータのオーディオ特徴を得るための特徴抽出モジュールと、
前記オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築するための構築モジュールと、
前記情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、前記目標設備に関する故障検出結果を得るための検出モジュールと、を備える、
オーディオに基づく設備の故障検出装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続されるメモリと、を備え、
前記メモリに、前記少なくとも1つのプロセッサで実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法を実行させる、
電子デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はデータ処理分野に関し、特にディープラーニング、音声技術などの技術分野に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
紡糸プロセスの工業シナリオでは、紡糸プロセスの流れが長くて複雑であるため、関連するプロセス設備の数が膨大であり、プロセス設備の作業中に設備に異常が発生することがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
人手による調査方法は労力がかかるため、設備の故障検出をどのように自動化するかが問題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、従来技術における1つ又は複数の技術的問題を解決又は緩和するために、オーディオに基づく設備の故障検出方法、装置、電子デバイス、記憶媒体及びプログラムを提供する。
【0005】
第1態様では、本開示はオーディオに基づく設備の故障検出方法を提供し、該方法は、
目標設備に対して無人機によって収集された初期オーディオデータを取得することと、
初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得ることと、
検出待ちのオーディオデータに対して特徴抽出を行って、検出待ちのオーディオデータのオーディオ特徴を得ることと、
オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築することと、
情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、目標設備に関する故障検出結果を得ることと、を含む。
【0006】
第2態様では、本開示はオーディオに基づく設備の故障検出装置を提供し、該装置は、
目標設備に対して無人機によって収集された初期オーディオデータを取得するための第1収集モジュールと、
初期オーディオデータを前処理して、検出待ちのオーディオデータを得るための前処理モジュールと、
検出待ちのオーディオデータに対して特徴抽出を行って、検出待ちのオーディオデータのオーディオ特徴を得るための特徴抽出モジュールと、
オーディオ特徴に基づいて情報グラフを構築するための構築モジュールと、
情報グラフとグラフニューラルネットワークモデルとに基づいて、目標設備に関する故障検出結果を得るための検出モジュールと、を備える。
【0007】
第3態様では、本開示は電子デバイスを提供し、当該デバイスは、
少なくとも1つのプロセッサと、
該少なくとも1つのプロセッサと通信接続されるメモリと、を備え、
該メモリに、該少なくとも1つのプロセッサで実行可能な命令が記憶され、該命令は、該少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本開示の実施例におけるいずれか1つの方法を実行させる。
【0008】
第4態様では、本開示の実施例におけるいずれか1つの方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0009】
第5様態では、プログラムを提供し、該プログラムは、プロセッサにより実行されると、本開示の実施例におけるいずれか1つの方法を実現する。
【0010】
本開示の実施例に提供される方法によれば、オーディオデータのオーディオ特徴を用いて設備のリアルタイムの状況を反映することができ、したがって、設備の故障検出の自動化を実現し、人的資源を節約することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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