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公開番号2025091551
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206825
出願日2023-12-07
発明の名称調理支援システム
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A61N 1/36 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】刺激発生部の使用を前提とした調理レシピを出力することが可能な技術を提供する。
【解決手段】調理支援システムは、ユーザが感じる第1味の味強度を変化させるための第1刺激を発生させる刺激発生部と、刺激発生部が発生させる第1刺激の付加刺激度を特定する刺激度特定部と、調理レシピを取得するレシピ取得部と、刺激度特定部が特定した付加刺激度に基づいて、第1味を呈する第1呈味成分の量を変化させるように調理レシピを補正するレシピ補正部と、レシピ補正部によって補正された調理レシピを出力するレシピ出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが感じる第1味の味強度を変化させるための第1刺激を発生させる刺激発生部と、
前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の付加刺激度を特定する刺激度特定部と、
調理レシピを取得するレシピ取得部と、
前記刺激度特定部が特定した前記付加刺激度に基づいて、前記第1味を呈する第1呈味成分の量を変化させるように、前記調理レシピを補正するレシピ補正部と、
前記レシピ補正部によって補正された前記調理レシピを出力するレシピ出力部と、を備える、調理支援システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記レシピ補正部は、前記刺激発生部が前記第1刺激を前記付加刺激度で発生させることによって補われると予想される前記第1呈味成分の量を第1補完成分量として特定し、前記第1呈味成分の量が前記第1補完成分量だけ減少するように、前記調理レシピを補正する、請求項1の調理支援システム。
【請求項3】
前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の刺激度を複数段階で調整する刺激度調整部をさらに備えており、
前記刺激度特定部は、前記複数段階の刺激度のうちいずれか一つを、前記付加刺激度として特定する、請求項1の調理支援システム。
【請求項4】
前記刺激度特定部は、前記複数段階の刺激度のうち所定段階の刺激度である基準刺激度を、前記付加刺激度として特定する、請求項3の調理支援システム。
【請求項5】
前記刺激度調整部は、前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の刺激度を、21段階以下の複数段階で調整する、請求項3の調理支援システム。
【請求項6】
前記刺激度調整部は、前記刺激度特定部が特定した前記付加刺激度を取得して、取得した前記付加刺激度に基づいて、前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の刺激度を調整する、請求項3の調理支援システム。
【請求項7】
前記刺激度特定部が特定した前記付加刺激度を前記ユーザに表示する刺激度表示部をさらに備える、請求項1の調理支援システム。
【請求項8】
前記刺激発生部は、食器に設けられる、請求項1の調理支援システム。
【請求項9】
前記第1味は、塩味、甘味、酸味、旨味、苦味、渋味、刺激味、脂肪味、炭酸味、およびアルコール味のうち少なくとも一つを含む、請求項1の調理支援システム。
【請求項10】
前記第1刺激は、電気的刺激であり、
前記第1刺激の刺激度は、電流値を含む、請求項1から9の何れか一項の調理支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、調理支援システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、調理レシピを取得するレシピ取得部と、第1味を呈する第1呈味成分の量を変化させるように前記調理レシピを補正するレシピ補正部と、前記レシピ補正部によって補正された前記調理レシピを出力するレシピ出力部と、を備える調理支援システムが開示される。特許文献2には、ユーザが感じる前記第1味の味強度を変化させるための第1刺激を発生させる刺激発生部が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-139694号公報
特開2023-28676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ユーザは、特許文献2のような刺激発生部を使用することにより、自らが感じる第1味の味強度を増強させるとともに、その分だけ、第1呈味成分(例えば塩分)の摂取量を抑制しようと試みることがある。この場合、ユーザは、刺激発生部の使用を前提とした調理レシピ(例えば、第1呈味成分の添加量を通常よりも抑えた調理レシピ)を所望することがある。本明細書では、刺激発生部の使用を前提とした調理レシピを出力することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、調理支援システムは、ユーザが感じる第1味の味強度を変化させるための第1刺激を発生させる刺激発生部と、前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の付加刺激度を特定する刺激度特定部と、調理レシピを取得するレシピ取得部と、前記刺激度特定部が特定した前記付加刺激度に基づいて、前記第1味を呈する第1呈味成分の量を変化させるように前記調理レシピを補正するレシピ補正部と、前記レシピ補正部によって補正された前記調理レシピを出力するレシピ出力部と、を備える。
【0006】
上記の構成によれば、調理支援システムは、刺激発生部が発生させる第1刺激の刺激度を付加刺激度として特定し、それに合わせて、調理レシピを補正することができる。従って、調理支援システムは、刺激発生部の使用を前提とした調理レシピを出力することができる。
【0007】
本技術の第2の態様では、上記第1の態様において、前記レシピ補正部は、前記刺激発生部が前記第1刺激を前記付加刺激度で発生させることによって補われると予想される前記第1呈味成分の量を第1補完成分量として特定し、前記第1呈味成分の量が前記第1補完成分量だけ減少するように、前記調理レシピを補正してもよい。
【0008】
上記の構成によれば、刺激発生部を使用するユーザが、調理支援システムが出力した調理レシピに基づく料理を食す際に、ユーザが感じる味を通常の味に近づけることができる。
【0009】
本技術の第3の態様では、上記第1または第2の態様において、前記調理支援システムは、前記刺激発生部が発生させる前記第1刺激の刺激度を複数段階で調整する刺激度調整部をさらに備えてもよい。前記刺激度特定部は、前記複数段階の刺激度のうちいずれか一つを、前記付加刺激度として特定してもよい。
【0010】
上記の構成によれば、第1刺激の刺激度を調整(即ち、増減)することができる。このため、例えば、ユーザが料理を食す際、ユーザは自身の感覚を頼りに第1刺激の刺激度を調整することができる。あるいは、調理支援システムが、第1刺激の刺激度を自動的に調整することができる。従って、上記の構成によれば、刺激発生部の使い勝手を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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