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公開番号2025093457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209124
出願日2023-12-12
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250617BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両底部にある2つのカバーの接続部から雪が侵入することを抑制する。
【解決手段】バッテリ20を床下に搭載した車両10に適用される車両下部構造12である。この車両下部構造12は、バッテリ20の下側に配置されて、車両底面の少なくとも一部を形成するアンダーカバー30を備える。アンダーカバー30は、前カバー32と、その前カバー32の車両後方に配置された後カバー34を含む。前カバー32の後端32bと後カバー34の前端34fとを重ね合わせることで、それらのカバー32,34の接続部38が形成されている。前カバー32と後カバー34のうち接続部38で上側に位置するカバーは、接続部38に隣り合う位置に、車両下向きに突出した突出部36を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリを床下に搭載した車両に適用される車両下部構造であって、
前記バッテリの下側に配置されて、車両底面の少なくとも一部を形成するアンダーカバーを備え、
前記アンダーカバーは、前カバーと、その前カバーの車両後方に配置された後カバーを含み、
前記前カバーの後端と前記後カバーの前端とを重ね合わせることで、それらのカバーの接続部が形成されており、
前記前カバーと前記後カバーのうち前記接続部で上側に位置するカバーは、前記接続部に隣り合う位置に、車両下向きに突出した突出部を有する、
車両下部構造。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両下部構造であって、
前記接続部において、前記後カバーの前端が、前記前カバーの後端の上側に位置し、
前記後カバーが、前記接続部の車両後方に前記突出部を有する、
車両下部構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両下部構造であって、
前記後カバーの前端下面から、前記後カバーの前記突出部の頂上下面までの車両上下方向の距離が、前記突出部の高さとして定義され、
前記後カバーの前記突出部の頂上から、そこから車両後方に向かって前記後カバーの下面高さが変化しなくなる位置までの車両前後方向の距離が、前記突出部の戻し距離として定義され、
前記突出部の高さに対して前記突出部の戻し距離は、2倍の長さがある、
車両下部構造。
【請求項4】
請求項1に記載の車両下部構造であって、
前記接続部において、前記前カバーの後端が、前記後カバーの前端の上側に位置し、
前記前カバーが、前記接続部の車両前方に前記突出部を有する、
車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関し、特に、バッテリを床下に搭載した車両に適用される車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電気自動車(BEV)、ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)等の電動車両が知られている。電動車両は、駆動用モータに電力を供給するバッテリを備える。電動車両には、バッテリを床下に配置したものがある。このバッテリの下側には、車両底面の少なくとも一部を形成するアンダーカバーが設けられている。
【0003】
特許文献1には、車両の床下に装備したバッテリユニットをバッテリアンダーカバーにより覆った電動車両の床下構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-219042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アンダーカバーは、複数のカバーから構成されることがある。このアンダーカバーは、前カバーと、その前カバーの車両後方に配置された後カバーを含み、前カバーの後端と後カバーの前端とを重ね合わせることで、それらのカバーの接続部が形成されている。
【0006】
このようなアンダーカバーを備える車両では、車両が積雪した道路を走行した際に、前カバーと後カバーの重ね合わせ部分(接続部)から、車両内側に雪が侵入する虞がある。従って、2つのカバーの重ね合わせ部分(接続部)から雪が侵入することを抑制できる構造が望まれている。
【0007】
本発明の目的は、車両底部にある2つのカバーの接続部から雪が侵入することを抑制できる車両下部構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る車両下部構造は、バッテリを床下に搭載した車両に適用される車両下部構造であって、前記バッテリの下側に配置されて、車両底面の少なくとも一部を形成するアンダーカバーを備え、前記アンダーカバーは、前カバーと、その前カバーの車両後方に配置された後カバーを含み、前記前カバーの後端と前記後カバーの前端とを重ね合わせることで、それらのカバーの接続部が形成されており、前記前カバーと前記後カバーのうち前記接続部で上側に位置するカバーは、前記接続部に隣り合う位置に、車両下向きに突出した突出部を有する、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る車両下部構造において、前記接続部において、前記後カバーの前端が、前記前カバーの後端の上側に位置し、前記後カバーが、前記接続部の車両後方に前記突出部を有する、としてもよい。
【0010】
また、本発明に係る車両下部構造において、前記後カバーの前端下面から、前記後カバーの前記突出部の頂上下面までの車両上下方向の距離が、前記突出部の高さとして定義され、前記後カバーの前記突出部の頂上から、そこから車両後方に向かって前記後カバーの下面高さが変化しなくなる位置までの車両前後方向の距離が、前記突出部の戻し距離として定義され、前記突出部の高さに対して前記突出部の戻し距離は、2倍の長さがある、としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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