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公開番号
2025095999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212431
出願日
2023-12-15
発明の名称
架構
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/343 20060101AFI20250619BHJP(建築物)
要約
【課題】柱の両側へ跳ね出す屋根架構の変形を抑制する。
【解決手段】架構10は、中央梁20と、中央梁20の長手方向に間隔を空けて接合され、中央梁20と交差する方向の両側へ跳ね出した複数の交差梁30と、中央梁20を支持すると共に、中央梁20と交差梁30との接合部間を1スパンとして複数スパン毎に設けられた複数の柱50と、中央梁20に沿って配置され交差梁30の先端に接合された分割梁を、長手方向に並べて形成された2つの先端小梁40と、を備え、分割梁の材長が、柱50の間隔より短い。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
中央梁と、
前記中央梁の長手方向に間隔を空けて接合され、前記中央梁と交差する方向の両側へ跳ね出した複数の交差梁と、
前記中央梁を支持すると共に、前記中央梁と前記交差梁との接合部間を1スパンとして複数スパン毎に設けられた複数の柱と、
前記中央梁に沿って配置され前記交差梁の先端に接合された分割梁を、長手方向に並べて形成された2つの先端小梁と、
を備え、
前記分割梁の材長が、前記柱の間隔より短い、
架構。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記分割梁の端部は、
前記交差梁にピン接合されると共に、前記中央梁の長手方向における位置が前記中央梁の両側それぞれの先端小梁においてずれている、
請求項1に記載の架構。
【請求項3】
前記交差梁は、
前記中央梁からみて一方側の端部に前記分割梁の中央部が固定された第一交差梁と、
前記中央梁からみて他方側の端部に前記分割梁の中央部が固定された第二交差梁と、
を有し、
前記第一交差梁と、中央部が前記第一交差梁に固定された前記分割梁と、で形成された第一梁ユニットと、
前記第二交差梁と、中央部が前記第二交差梁に固定された前記分割梁と、で形成された第二梁ユニットと、
が前記中央梁の長手方向に沿って交互に配置され、
前記分割梁の端部は、前記第一交差梁の他方側の端部及び前記第二交差梁の一方側の端部にピン接合されている、
請求項1又は2に記載の架構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、架構に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、支柱に横架部材を固着し、横架材の上に透光性部材を配置した屋根の構造が記載されている。この屋根では、横架材の先端に、屋根の長手方向に沿う梁が固着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-232688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に示された屋根のように、柱の両側へ跳ね出す横架材によって形成される架構では、例えば積雪や風の吹上によって偏荷重が作用して、ねじり変形が生じる場合がある。このようなねじり変形を抑制するためには、屋根を構成する部材の断面積を大きくして剛性を高くする対応が考えられる。しかしながら、係る態様では、屋根の重量が大きくなり、施工性、経済性及び意匠性等に影響を与える。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、柱の両側へ跳ね出す屋根架構の変形を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の架構は、中央梁と、前記中央梁の長手方向に間隔を空けて接合され、前記中央梁と交差する方向の両側へ跳ね出した複数の交差梁と、前記中央梁を支持すると共に、前記中央梁と前記交差梁との接合部間を1スパンとして複数スパン毎に設けられた複数の柱と、前記中央梁に沿って配置され前記交差梁の先端に接合された分割梁を、長手方向に並べて形成された2つの先端小梁と、を備え、前記先端分割梁の材長が、前記柱の間隔より短い。
【0007】
請求項1の架構では、中央梁、交差梁及び先端小梁によって、柱の両側へ跳ね出す屋根架構が形成される。そして、先端小梁を形成する分割梁の材長は、柱の間隔より短い。このため、材長が柱の間隔以上の分割梁を用いて先端小梁が形成されている場合と比較して撓みにくい。これにより、屋根架構の変形を抑制できる。
【0008】
請求項2の架構は、請求項1に記載の架構において、前記分割梁の端部は、前記交差梁にピン接合されると共に、前記中央梁の長手方向における位置が前記中央梁の両側それぞれの先端小梁においてずれている。
【0009】
請求項2の架構では、交差梁にピン接合された分割梁の端部が、中央梁の両側において、中央梁の長手方向で互い違いに配置されている。このため、中央梁の長手方向において、応力が分散され、架構に作用する偏荷重を広い範囲で支持できる。これにより、交差梁や先端小梁の断面積を大きくしなくても偏荷重を処理できる。
【0010】
請求項3の架構は、請求項1または2に記載の架構において、前記交差梁は、前記中央梁からみて一方側の端部に前記分割梁の中央部が固定された第一交差梁と、前記中央梁からみて他方側の端部に前記分割梁の中央部が固定された第二交差梁と、を有し、前記第一交差梁と、中央部が前記第一交差梁に固定された前記分割梁と、で形成された第一梁ユニットと、前記第二交差梁と、中央部が前記第二交差梁に固定された前記分割梁と、で形成された第二梁ユニットと、が前記中央梁の長手方向に沿って交互に配置され、前記分割梁の端部は、前記第一交差梁の他方側の端部及び前記第二交差梁の一方側の端部にピン接合されている。
(【0011】以降は省略されています)
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