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公開番号
2025096140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024170037
出願日
2024-09-30
発明の名称
通信装置、通信装置の制御方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
52/02 20090101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 複数のリンクを用いた通信の実行の実行をより適切に制御する。
【解決手段】 前記通信装置が前記第1の状態で動作しており、前記通信部が外部装置との間で、IEEE802.11be規格に準拠したMulti-Link通信による第1の数の通信リンクを確立しており、且つ、前記所定の機能が有効に設定されている状態で、前記第1の状態より消費電力の小さい状態に遷移するための所定の条件が満たされたことに基づいて、前記通信装置が前記第2の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数より小さい第2の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御する通信装置を提供する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の状態と、前記第1の状態より消費電力の小さい第2の状態、前記第1の状態及び前記第2の状態より消費電力の小さい第3の状態とを含む複数の状態のうちいずれかで動作する通信装置であって、
所定の機能を有効または無効に設定する設定手段と、
IEEE802.11シリーズの規格に準拠した通信を実行可能な通信部によって通信する通信手段と、
前記通信装置が前記第1の状態で動作しており、前記通信部が外部装置との間で、IEEE802.11be規格に準拠したMulti-Link通信による第1の数の通信リンクを確立しており、且つ、前記所定の機能が有効に設定されている状態で、前記第1の状態より消費電力の小さい状態に遷移するための所定の条件が満たされたことに基づいて、前記通信装置が前記第2の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数より小さい第2の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御し、
前記通信装置が前記第1の状態で動作しており、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数の通信リンクを確立しており、且つ、前記所定の機能が無効に設定されている状態で前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記通信装置が前記第3の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で通信リンクを確立しないように前記通信装置を制御する第1制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記通信装置が前記第2の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第2の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置が制御された後、前記第2の数の通信リンクを介して通信が行われたことに基づいて、前記通信装置が前記第1の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記Multi-Link通信による前記第1の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御する第2制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通信装置が前記第3の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で通信リンクを確立しないように前記通信装置が制御された後、前記通信装置の電源ボタンが操作されたことに基づいて、前記通信装置が前記第1の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記Multi-Link通信による前記第1の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御する第3制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記第2の数は、1であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記所定の条件は、前記通信装置に対して操作が行われていない状態が所定の時間以上経過したことを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第2の状態は、前記通信部に電力が供給されている状態であり、
前記第3の状態は、前記通信部に電力が供給されていない状態である、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通信装置が前記第1の状態で動作している場合、前記通信装置がスリープ状態であるか否かとは異なる他の要素に基づいて、前記通信部が前記外部装置との間で前記Multi-Link通信による前記第1の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御するか、または、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数より小さい第3の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御する第4制御手段と、
をさらに有する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第3の数は、前記第2の数と同じである、ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記他の要素は、前記外部装置と前記通信装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質を含み、
前記通信品質が第1の品質であることに基づいて、前記通信部が前記外部装置との間で前記第3の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置が制御され、
前記通信品質が前記第1の品質より悪い第2の品質であることに基づいて、前記通信部が前記外部装置との間で前記Multi-Link通信による前記第1の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置が制御される、
ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項10】
前記他の要素は、前記通信装置において印刷ジョブまたはスキャンジョブが実行中であるか否かの要素を含み、
前記通信装置において印刷ジョブまたはスキャンジョブが実行中でないことに基づいて、前記通信部が前記外部装置との間で前記第3の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置が制御され、
前記通信装置において印刷ジョブまたはスキャンジョブが実行中であることに基づいて、前記通信部が前記外部装置との間で前記Multi-Link通信による前記第1の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置が制御される、
ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、通信装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のアクセスポイント(Access Point,AP)で構成された拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)において、APとステーション(Station,STA)が効率的にデータ交換するために接続先APを動的に切り替える技術がある。STAが接続しているAPの混み具合や他のAPの空き具合、電波状況などを元に、接続先のAPを切り替えるべきと判定されると、接続中のAPはSTAへ接続AP変更要求を送信する。STAはAP変更要求を受信した場合に要求に従って接続先APを切り替えることで適切なAPと接続することができる。
【0003】
特許文献1には、APの機能を備えるルータから、接続中の無線子機に対して、接続先の変更を要求する処理として、次のことが開示されている。複数の無線子機と接続可能なモバイルルータ(MR1)は、無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているか確認する。無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているかどうかは、無線子機端末がMR1に無線接続する際に送信するAssociation Requestフレームから判断する事が可能である。無線子機端末がIEEE802.11vに対応している場合、BTM(BSS Transition Management)Requestフレームを該当する無線子機端末へ送信する。BTM RequestフレームのBSS Transition Candidate List Entriesフィールドは、接続先として親機ルータRT2のBSS IDが指定されている。これにより子機端末の接続先切り替えが促され、無線子機端末は受信したBTM Requestフレームに従い、接続先をMR1からRT2へと切り替える。
【0004】
また新たに策定されたIEEE802.11be規格では、APとなる通信デバイスとSTAとなる他の通信デバイスとの間で異なる複数の周波数チャネルを介して複数の無線リンクを確立し、それらのリンクで並行して通信を行うマルチリンク通信が実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-50133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数のリンクを用いた通信が利用できる環境では、複数のリンクを用いた通信の実行の実行をより適切に制御することが望まれている。
【0007】
そこで本発明は、複数のリンクを用いた通信の実行をより適切に制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1の状態と、前記第1の状態より消費電力の小さい第2の状態、前記第1の状態及び前記第2の状態より消費電力の小さい第3の状態とを含む複数の状態のうちいずれかで動作する通信装置であって、所定の機能を有効または無効に設定する設定手段と、 IEEE802.11シリーズの規格に準拠した通信を実行可能な通信部によって通信する通信手段と、前記通信装置が前記第1の状態で動作しており、前記通信部が外部装置との間で、IEEE802.11be規格に準拠したMulti-Link通信による第1の数の通信リンクを確立しており、且つ、前記所定の機能が有効に設定されている状態で、前記第1の状態より消費電力の小さい状態に遷移するための所定の条件が満たされたことに基づいて、前記通信装置が前記第2の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数より小さい第2の数の通信リンクを確立している状態となるように前記通信装置を制御し、前記通信装置が前記第1の状態で動作しており、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で前記第1の数の通信リンクを確立しており、且つ、前記所定の機能が無効に設定されている状態で前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記通信装置が前記第3の状態で動作するように、且つ、前記通信部が前記外部装置との間で通信リンクを確立しないように前記通信装置を制御する第1制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば複数のリンクを用いた通信の実行をより適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ネットワーク構成例を示す図。
Multi-Link通信を行う際のシーケンス図。
RNR elementのフォーマットを示す図。
AP・STAのハードウェア構成例を示す図。
AP・STAの機能構成例を示す図。
実施例1におけるMulti-Link通信を行うか決定する処理のフローチャート図。
実施例2におけるMulti-Link通信を行うか決定する処理のフローチャート図。
STAの有する記憶部の構成および記憶領域の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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