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公開番号
2025095523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211577
出願日
2023-12-14
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 連続紙への記録を行う場合において、画像の検査を行う場合であっても画像の品質の低下を抑制する。
【解決手段】 連続する記録媒体に画像を記録する記録手段と、記録媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、画像を加熱することによって記録媒体に定着させる定着手段と、定着手段により記録媒体に定着した画像を検査する検査手段と、を有し、搬送手段は、検査手段による画像の検査結果に基づいて記録媒体の搬送を停止し、定着部の温度を所定の温度以下の温度まで低下させたのちに画像が所定の位置に到達するように、第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻す。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
連続する記録媒体に画像を記録する記録手段と、
前記記録媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、
前記画像を加熱することによって前記記録媒体に定着させる定着手段と、
前記定着手段により前記記録媒体に定着した前記画像を検査する検査手段と、を有し、
前記搬送手段は、前記検査手段による前記画像の検査結果に基づいて前記記録媒体の搬送を停止し、前記定着部の温度を所定の温度以下の温度まで低下させたのちに前記画像が所定の位置に到達するように、前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻すことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記検査手段により、前記画像に不良が生じていることが判定された場合、前記搬送手段は前記画像が所定の位置に到達するように前記第2の方向へと巻き戻すことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記記録手段は、前記記録装置が受信した、前記画像に関する情報を含むジョブに基づいて前記記録媒体に対して前記画像の記録を行うものであって、
前記ジョブが前記画像を含む複数の画像に関する情報を含む場合において前記検査手段により前記画像に不良が生じていることが判定された場合、前記ジョブに含まれる画像であって前記画像の後に前記記録媒体に記録される第2の画像の記録が行われている場合には、前記第2の画像の記録が終了したのちに前記搬送手段による前記記録媒体の搬送を停止し、前記定着部の温度を所定の温度以下の温度まで低下させたのちに、前記画像が所定の位置に到達するように前記搬送手段により前記記録媒体を前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻すことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記ジョブに含まれる画像であって前記画像の後に前記記録媒体に記録される第2の画像の記録が終了している場合には、前記ジョブに含まれるすべての画像の記録を終了したのちに前記搬送手段による前記記録媒体の搬送を停止し、前記定着部の温度を所定の温度以下の温度まで低下させたのちに、前記画像が所定の位置に到達するように前記搬送手段により前記記録媒体を前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻すことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記所定の位置は、ユーザが前記画像を目視可能な位置であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記所定の温度は、前記第2の画像が前記加熱手段の内部にある状態で前記搬送手段による巻き戻しを停止した場合に前記第2の画像が変質しない温度であることを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
【請求項7】
前記検査手段により前記画像に不良が生じていると判定された場合、前記搬送手段により前記記録媒体を前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻したのちに前記記録媒体に前記画像を再記録することを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記所定の位置は、ユーザが前記画像を目視可能な位置であり、
前記検査手段により前記画像に不良が生じていると判定された場合、前記搬送手段により前記記録媒体を前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻してユーザによる目視での確認を行い、ユーザが前記再記録を行わない設定を前記記録装置に入力した場合、前記再記録を行わないことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記記録手段は、第1の記録部と、前記第1の記録部よりも前記第1の方向において下流に配置される第2の記録部と、を含み、
前記定着手段は、前記第1の記録部により記録された画像を加熱する第1の定着部と、前記第2の記録部により記録された画像を加熱する第2の定着部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体に対して記録剤を付与することにより画像を記録する記録装置が知られており、記録媒体が連続紙である場合には、給紙部から記録部へと連続紙を供給し、排紙部にて連続紙を巻き取る構成が一般的である。このような記録装置においての印刷における検査では、記録媒体に記録された画像がユーザの意図する通りのものであるかの検査を行う場合がある。特許文献1には、画像形成された画像が検査用画像と判断した場合に、その画像の停止位置を確認可能位置に変更する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6834325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成は、画像を定着する定着部と巻取部との間で検査用画像の搬送を停止するために、検査用画像に後続して記録媒体に画像が記録されているような場合には、後続する画像が定着部内に残った状態で搬送を停止することとなる。このような場合にあっては、検査用画像の検査中に後続の画像が定着部内に留まることとなり、定着部による加熱が継続されることにより画像が変質し成果物として利用できなくなる可能性があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、連続紙への記録を行う場合において、画像の検査を行う場合であっても画像の品質の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る記録装置は、連続する記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記記録媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、前記画像を加熱することによって前記記録媒体に定着させる定着手段と、前記定着手段により前記記録媒体に定着した前記画像を検査する検査手段と、を有し、前記搬送手段は、前記検査手段による前記画像の検査結果に基づいて前記記録媒体の搬送を停止し、前記定着部の温度を所定の温度以下の温度まで低下させたのちに前記画像が所定の位置に到達するように、前記第1の方向と反対の第2の方向へと巻き戻すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、連続紙への記録を行う場合において、画像の検査を行う場合であっても画像の品質の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の概要図である。
記録装置の制御構成を示すブロック図である。
記録媒体に記録される画像の例である。
記録処理の流れを示すフローチャートである。
停止判定の詳細フローを示すフローチャートである。
巻き戻し処理の詳細フローを示すフローチャートである。
記録不良と判定された画像があった場合に記録装置に存在するページの位置を表した模式図である。
記録媒体を巻き戻す処理を行う場合の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。
【0010】
図1は、記録装置の装置構成の一例を表す。記録装置100は、連続する記録媒体111に対して連続した印刷が可能な装置である。連続する記録媒体とは、例えばロール状の記録媒体やファンフォールド紙など、複数の画像を連続して記録する形態の記録媒体である。記録装置100は、記録媒体111を給送する給紙部104、第1記録部116、第2記録部115、排紙部105で構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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