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公開番号
2025095522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211576
出願日
2023-12-14
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 加熱機構を有する記録装置において、記録ヘッドの温度を適切に検出する。
【解決手段】 記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、記録媒体を加熱する加熱手段と、記録ヘッドに設けられ記録ヘッドの温度を検知する第1の温度センサと、記録ヘッドの周囲の温度を検知する第2の温度センサと、を備える記録装置であって、記録装置の電源が投入されてから加熱手段の駆動が行われるまでの間に、第1の温度センサと前記第2の温度センサの検知結果に基づき記録ヘッドの温度を補正するための補正値を算出する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、
前記記録媒体を加熱する加熱手段と、
前記記録ヘッドに設けられ前記記録ヘッドの温度を検知する第1の温度センサと、
前記記録ヘッドの周囲の温度を検知する第2の温度センサと、を備える記録装置であって、
前記記録装置の電源が投入されてから前記加熱手段の駆動が行われるまでの間に、前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの検知結果に基づき前記記録ヘッドの温度を補正するための補正値を算出することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記加熱手段は、空気を加熱するヒータと、空気を送風するファンと、前記ヒータにより加熱され前記ファンにより送風される空気の温度を検知する第3の温度センサと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記記録装置の電源が投入されてから前記加熱手段の駆動が行われるまでの間に、前記第2の温度センサにより検知された第2の温度と前記第3の温度センサにより検知された第3の温度とを比較し、前記第2の温度と前記第3の温度との差分が第1の値未満である場合に前記補正値を算出し、
前記差分が前記第1の値以上である場合には、前記補正値を算出しないことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記記録装置の電源が投入されてから前記加熱手段の駆動が行われるまでの間であって、前記加熱手段の前記ファンを駆動させる前に前記第3の温度センサにより検知された第4の温度と、前記加熱手段の前記ファンを駆動させた後に前記第3の温度センサにより検知された第5の温度と、を比較し、前記第4の温度と前記第5の温度との差分が第2の値未満である場合に前記補正値を算出し、
前記差分が前記第2の値以上である場合には、前記補正値を算出しないことを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記補正値に基づいて補正した前記記録ヘッドの温度に基づき前記記録ヘッドの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録ヘッドに設けられた記録素子の駆動によって液体を記録媒体へと吐出して画像を記録する記録装置が知られている。このような記録装置では、記録ヘッド設けられた温度センサにより検出された温度に基づいて種々の制御を実行することが知られている。記録ヘッドに設けられる温度センサとしては、一般的に熱応答性に優れた性質を持つダイオードセンサが用いられる。ここでダイオードセンサには製造誤差に起因する特性のばらつきがあり、基準特性からの誤差で実際の温度とは異なる温度が検出されてしまう場合があるため、検出値補正のための対策が講じられている。特許文献1には、記録装置本体の制御部の基板上にサーミスタを設けて環境温度を検出し、その検出値に基づいて記録ヘッドに設けられたダイオードセンサの検出値を補正する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-209031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成においては、記録ヘッドの温度を正確に校正するためには記録ヘッドの温度が環境温度とほぼ一致していることが前提となる。したがって、例えば加熱機構を備える記録装置においては記録装置内の温度が環境温度より高温になり校正値を正確に求めることが困難である。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、加熱機構を有する記録装置において、記録ヘッドの温度を適切に検出することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る記録装置は、記録媒体に液体を吐出して画像を形成する記録ヘッドと、前記記録媒体を加熱する加熱手段と、前記記録ヘッドに設けられ前記記録ヘッドの温度を検知する第1の温度センサと、前記記録ヘッドの周囲の温度を検知する第2の温度センサと、を備える記録装置であって、前記記録装置の電源が投入されてから前記加熱手段の駆動が行われるまでの間に、前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの検知結果に基づき前記記録ヘッドの温度を補正するための補正値を算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、加熱機構を有する記録装置において、記録ヘッドの温度を適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録装置の概略斜視図である。
インクジェット記録装置の断面図である。
記録装置の制御システムのブロック図である。
記録ヘッドの模式図である。
記録ヘッドの透視図である。
第1実施形態に係るヘッド温度補正を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係るヘッド温度補正を説明するためのフローチャートである。
第3実施形態に係るヘッド温度補正を説明するためのフローチャートである。
第4実施形態に係るヘッド温度補正を説明するためのフローチャートである。
補正温度の算出過程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
【0010】
以下では記録装置の一例としてインクジェット記録方式を用いた記録装置について説明する。記録装置は、例えば、記録機能のみを有するシングルファンクションプリンタであっても良いし、記録機能、FAX機能、スキャナ機能等の複数の機能を有するマルチファンクションプリンタであっても良い。また、カラーフィルタ、電子デバイス、光学デバイス、微小構造物等を所定の記録方式で製造するための製造装置であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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