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公開番号
2025097075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213142
出願日
2023-12-18
発明の名称
着色粒状物
出願人
ケイミュー株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
C04B
14/02 20060101AFI20250623BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】遮熱性能の高い着色粒状物を提供する。
【解決手段】着色粒状物Aは、コア粒子Bと、コア粒子Bの表面上に形成された着色層Tと、を備える。コア粒子Bは、平均粒径が0.1~1.0mmの無機質粒子からなる。着色層Tは、ガラスフリット及び遮熱顔料を含むコーティング材Cがコア粒子Bの表面上に溶着した溶着物である。前記遮熱顔料は、日射反射率が20%~30%の無機質顔料を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コア粒子と、前記コア粒子の表面に形成された着色層と、を備えた着色粒状物であって、
前記コア粒子は、平均粒径が0.1~1.0mmの無機質粒子からなり、
前記着色層は、ガラスフリット及び遮熱顔料を含むコーティング材が前記コア粒子の表面に溶着した溶着物であり、
前記遮熱顔料は、日射反射率が20%~30%の無機質顔料を含む、
着色粒状物。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記コア粒子の平均粒径と前記遮熱顔料の平均粒径との比が、1000:1~200:1である、
請求項1に記載の着色粒状物。
【請求項3】
前記コア粒子は、酸化鉄の含有量が0.1質量%以下である、
請求項1又は2に記載の着色粒状物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着色粒状物に関する。より詳細には、本発明は、コア粒子とコーティング材とを備える着色粒状物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、遮熱性粒状物が記載されている。この遮熱性粒状物は、粒径0.075~30.0mmの粒状物の芯材と、該芯材のほぼ全表面を覆っている着色皮膜とを有している。前記着色皮膜は、JISA5759に規定の日射反射率が15%以上95%以下のものから選ばれる遮熱性顔料と、粘結防止剤とを含有している。前記粘結防止剤は、粒子径が2~10μmの微粒シリカで、含有量が着色皮膜100重量部に対して0.05~10.0重量部で、前記着色皮膜に埋め込まれ、あるいは付着して表面に露出し、前記着色皮膜に対する表面含有量が10~20%である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4327227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような遮熱性粒状物では、その遮熱性能の向上が望まれている。
【0005】
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、遮熱性能の高い着色粒状物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、コア粒子と、前記コア粒子の表面上に形成された着色層と、を備えた着色粒状物であって、前記コア粒子は、平均粒径が0.1~1.0mmの無機質粒子からなり、前記着色層は、ガラスフリット及び遮熱顔料を含むコーティング材が前記コア粒子の表面上に溶着した溶着物であり、前記遮熱顔料は、日射反射率が20%~30%の無機質顔料を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遮熱顔料による太陽光の反射性能が高く、遮熱効果の高い着色粒状物が得やすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態の着色粒状物を示す概略の断面図である。
図2は、本実施形態の着色粒状物の製造装置を示す概略図である。
図3は、遮熱顔料のL値と日射反射率との関係を示すグラフである。
図4は、遮熱顔料のL値と赤外反射率との関係を示すグラフである。
図5は、遮熱顔料の照射時間と温度との関係を示すグラフである。
図6は、遮熱顔料の照射時間と表面温度との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.概要
本実施形態の着色粒状物Aは、コア粒子Bと着色層Tと、を備える(図1参照)。着色層Tは、コア粒子Bの表面上に形成されている。コア粒子Bは、平均粒径が0.1~1.0mmの無機質粒子からなる。着色層Tは溶着物であって、ガラスフリット及び遮熱顔料を含むコーティング材Cがコア粒子Bの表面上に溶着している。前記遮熱顔料は、日射反射率が20%~30%の無機質顔料を含む。
【0010】
本実施形態の着色粒状物Aは、遮熱顔料を含む着色層Tがコア粒子Bの表面に形成されているため、遮熱顔料による太陽光の反射性能が高く、遮熱効果の高い着色粒状物Aが得られる。従って、本実施形態の着色粒状物Aを屋根材や壁材などの建材の表面に化粧材として設けることにより、建材の外観の意匠性を向上しながら、建材の温度上昇も抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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