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公開番号2025097642
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213948
出願日2023-12-19
発明の名称車両後部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/16 20060101AFI20250624BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】通気性や排水性を損なうことなく、車室外からの騒音が車室内へ侵入するのを抑制する車両後部構造を実現する。
【解決手段】車両後部構造は、車両のリヤバンパ12と、前記リヤバンパ12の内側に配置されるフェンダーパネル14と、に囲まれた空間Sに設けられ、前記空間Sを上方と下方とに仕切る仕切り壁16を備え、前記仕切り壁16には、前記上方と前記下方とに仕切られた前記空間Sを連通させる連通孔20が設けられる、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のリヤバンパと、前記リヤバンパの内側に配置されるフェンダーパネルと、に囲まれた空間に設けられ、前記空間を上方と下方とに仕切る仕切り壁を備え、
前記仕切り壁には、前記上方と前記下方とに仕切られた前記空間を連通させる連通孔が設けられる、
ことを特徴とする車両後部構造。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記仕切り壁の両端部と前記連通孔が設けられた部分とをつなぐそれぞれの面は、上方に向けて凸形状に形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両後部構造。
【請求項3】
車室内と車室外とを連通する通気口を有するベントダクトをさらに備え、
前記仕切り壁は、前記ベントダクトよりも上方に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両後部構造。
【請求項4】
車両のリヤバンパと、前記リヤバンパの内側に配置されるフェンダーパネルと、に囲まれた空間に設けられ、前記空間を上方と下方とに仕切る仕切り壁を備え、
前記仕切り壁は、前記仕切り壁よりも上方向に凸となるサイドブランチ管を有する、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項5】
前記サイドブランチ管は複数設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の車両後部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両後部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両においては、ベントダクトやホイールアーチ沿いの空間部を介して車室外からの騒音が車室内に侵入し易い。特に、車室と荷室とが隣接している車両の場合、より騒音が搭乗者に届き易く、乗り心地が損なわれることがある。そこで、快適な車内環境を実現するために、従来から騒音の侵入を効果的に防止する車両後部構造が提案されている。
【0003】
特許文献1には、車体側壁部に形成された空間部を第1仕切部および第2仕切部により上下に区画してエアベンチレーションを行うように構成した車両の後部構造が開示されている。この車両の後部構造では、第1仕切部および第2仕切部によって、開口から車体側壁部に侵入した車室外の騒音が上方の空間部に伝達されるのを効果的に防ぐことができ、また、吸音材の設置なども不要であるため、簡単な構成も実現できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-144155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、車室外から車室内への騒音の侵入を防ぐために、例えば、リヤバンパと、その内側に配置されるフェンダーパネルと、に囲まれた空間を上下の空間に仕切る仕切り壁などの部材を設置することがある。かかる構成においては、上方空間および下方空間の両方において騒音の伝達を防止することが必要であり、また、上方空間に水が入った場合の排水性も考慮する必要がある。一方で、騒音や排水の問題への対応に伴い、部品数の増加や通気性の悪化など別の課題が生じる可能性もある。
【0006】
そこで、本明細書では、通気性や排水性を損なうことなく、車室外からの騒音が車室内へ侵入するのを抑制する車両後部構造を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する車両後部構造は、車両のリヤバンパと、前記リヤバンパの内側に配置されるフェンダーパネルと、に囲まれた空間に設けられ、前記空間を上方と下方とに仕切る仕切り壁を備え、前記仕切り壁には、前記上方と前記下方とに仕切られた前記空間を連通させる連通孔が設けられる、ことを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、仕切り壁および連通孔によって、上方の空間が拡張室としての機能を有するレゾネータ構造が実現され、上方および下方の両空間の騒音を低減できる。
【0009】
また、前記車両後部構造の前記仕切り壁の両端部と前記連通孔が設けられた部分とをつなぐそれぞれの面は、上方に向けて凸形状に形成される、ことを特徴とする。
【0010】
上記の構成によれば、仕切り壁の両端部の下方での空気の渦の発生を抑制し、空気抵抗を改善できる。
(【0011】以降は省略されています)

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