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公開番号
2025101692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023223914
出願日
2023-12-25
発明の名称
カート
出願人
個人
代理人
主分類
B62B
3/02 20060101AFI20250630BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】 ペットの散歩やショッピングの際に携行できて、展開や折り畳みが簡単にできる、小型・軽量のカートを提供する。
【解決手段】 軽量な管状部材と軽量なプラスチックからなる接合部材などで構成される駆動枠体・従動枠体・荷台枠体から構成され、駆動枠体の長辺棒状部材を摺動可能に挿通する接合部材に組み込んだロックピンをロックピンと連動させたツマミの操作にて各々の枠体の相対的な位置を固定可能とするロック機構を有し、展開状態・折り畳み状態を容易に切り替えることが可能である。また、駆動枠体・従動枠体の下部に少なくとも何れかが自在に可動するキャスターを設け方向変換が容易にできることと、折り畳んだ状態でも駆動枠体と従動枠体のキャスターが同時に接地し、自立しており、両手を自由に使うことができる。更にキャスターストッパー機構により坂道などでもカートを固定できるため安全に使用できる構造となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺の両端に、一対の第一のキャスターを有し、それぞれの長辺に、前記長辺の棒状部材を摺動可能に挿通する第一の貫通孔と、他の部材を回動可能に取り付けるための第一の回転軸軸を有する第一の接合部材を有する駆動枠体と、
棒状部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺が前記第一の回転軸に回動可能に取り付けられ、他方の短辺の両端に一対の第二のキャスターを有する従動枠体と、
棒状の部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺が、前記従動枠体の前記第一の接合部材の近傍に設けられてなる第二の回動軸に回動可能の取り付けられてなる、荷台枠体と、
一方の端部が、前記駆動枠体の前記一方の短辺に設けられた第三の回動軸に、回動可能に取り付けられ、他方の端部が、前記従動枠体の長辺に設けられた、前記長辺の棒状部材を挿通する第二の貫通孔と、二つの他部材をそれぞれ個別に回動可能に取り付けるため第四の回動軸を有する第二の接合部材の、前記第四の回動軸に回動可能に取り付けられてなる第一の支持部材と、
一方の端部が前記第二の接合部材の前記第四の回動軸に取り付けられ、他方の端部が、前記荷台枠体の長辺に設けられた、前記長辺の棒状部材を摺動可能に挿通する第三の貫通孔と、他部材を回動可能に取り付けるための第五の回動軸を有する第三の接合部材の、前記第五の回動軸に回動可能に取り付けられてなる第二の支持部材と、
を有することを特徴とするカート。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第一の接合部材に、前記駆動枠体の長辺を構成する棒状部材と直交し、内部に長さ方向に摺動可能なピンを有する管状部材が取り付けられ、前記ピンが、前記駆動枠体の長辺を構成する棒状部材に設けられた有底孔または貫通孔に係合することにより、前記駆動枠体と、前記従動枠体と、前記荷台枠体との相対的な位置を固定可能とするロック機構を有することを特徴とする、請求項1に記載のカート。
【請求項3】
前記第一のキャスターと、前記第二のキャスターの少なくとも何れかは、自在キャスターであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のカート。
【請求項4】
前記第一のキャスターは、車輪の回転方向と直交する方向に回動してキャスター外周を押さえることが可能な摩擦パッドを有するストッパーを有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のカート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動物や荷物を運搬するためのカートに関するもので、特に非使用時にはコンパクトに折り畳み、使用時には、簡単に展開することが可能なカートに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年のペットブームで、ペットを対象とした医療体制の整備により、ペットの寿命が伸長し、高齢化している。犬は、散歩が必要であるが、高齢犬は、ある程度以上の距離を連続して歩けないなどの問題があり、高齢犬でなくても散歩コースによっては歩行し難い場所や、歩行させたくない場所がある。また、携行が容易なカートには、ペット用に限らず、ショッピングなど用いるための需要がある。
【0003】
しかしながら、従来のカートは、折り畳みのための構成が複雑で、ショッピングにおいても、犬の散歩においても、コンパクト化しての携行が困難であり、ショッピングや犬の散歩の際には、カートを所定の場所への係留、または監視が必要であり、散歩やショッピングの終了後には、置いた場所に戻る必要があった。
【0004】
折り畳みが可能な可能なカートの類系として、ベビーカーが多数市販されていて、特許文献1には、フレームと、座席部と、連動部品と、を含むフレーム折畳機構であって、前記フレームは、ハンドル、前足、及び後足を含み、前記ハンドルと前記前足と前記後足とは、同軸にピボット接続されて第1の回転中心が形成され、前記前足が前記座席部にピボット接続されて第2の回転中心が形成され、前記連動部品の一端が前記座席部にピボット接続されて第3の回転中心が形成され、前記連動部品の他端が前記ハンドルにピボット接続されて第4の回転中心が形成され、前記第1の回転中心と前記第2の回転中心と前記第3の回転中心と前記第4の回転中心D4とは、間隔をあけて分布され、前記フレームを回動させて折り畳むことで、前記連動部品により前記座席部を回動させて折り畳むことを特徴とするフレーム折畳機構が開示されている。
【0005】
しかしながら、ここに開示されているフレーム折畳機構は、乳児を載せること目的としたもので、運搬可能な荷物や動物の大きさが制限されるという観点から、改善の余地があると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-511856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、前記の課題に鑑み、ペットの散歩やショッピングの際に携行できて、展開や折畳みが簡単にできる、小型・軽量のカートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、前記の課題の解決のため、軽量な管状部材からなるフレーム、即ち枠体と、軽量なプラスチックなどで構成される接合部材との構成を鋭意検討した結果、本発明をなすに至ったものである。
【0009】
前記課題を解決するための、本発明の一態様に係るカートは、棒状部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺の両端に、一対の第一のキャスターを有し、それぞれの長辺に、前記長辺の棒状部材を摺動可能に挿通する第一の貫通孔と、他の部材を回動可能に取り付けるための第一の回転軸軸を有する第一の接合部材を有する駆動枠体と、棒状部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺が前記第一の回転軸に回動可能に取り付けられ、他方の短辺の両端に一対の第二のキャスターを有する従動枠体と、棒状の部材を略矩形に構成してなり、一方の短辺が、前記従動枠体の前記第一の接合部材の近傍に設けられてなる第二の回動軸に回動可能の取り付けられてなる、荷台枠体と、一方の端部が、前記駆動枠体の前記一方の短辺に設けられた第三の回動軸に、回動可能に取り付けられ、他方の端部が、前記従動枠体の長辺に設けられた、前記長辺の棒状部材を挿通する第二の貫通孔と、二つの他部材をそれぞれ個別に回動可能に取り付けるため第四の回動軸を有する第二の接合部材の、前記第四の回動軸に回動可能に取り付けられてなる第一の支持部材と、一方の端部が前記第二の接合部材の前記第四の回動軸に取り付けられ、他方の端部が、前記荷台枠体の長辺に設けられた、前記長辺の棒状部材を摺動可能に挿通する第三の貫通孔と、他部材を回動可能に取り付けるための第五の回動軸を有する第三の接合部材の、前記第五の回動軸に回動可能に取り付けられてなる第二の支持部材と、を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の一態様に係るカートは、前記第一の接合部材に、前記駆動枠体の長辺を構成する棒状部材と直交し、内部に長さ方向に摺動可能なピンを有する管状部材が取り付けられ、前記ピンが、前記駆動枠体の長辺を構成する棒状部材に設けられた有底孔または貫通孔に係合することにより、前記駆動枠体と、前記従動枠体と、前記荷台枠体との相対的な位置を固定可能とするロック機構を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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