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公開番号
2025098069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025038358,2022082352
出願日
2025-03-11,2022-05-19
発明の名称
海藻由来廃棄物のアルカリ発酵処理法、発酵液体肥料および 発酵液体飼料。
出願人
株式会社e環境
,
合同会社科研E&BCバイオサイクル研究所
代理人
主分類
B09B
3/60 20220101AFI20250624BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】海藻由来廃棄物を短期間で低コストで発酵処理して、従来廃棄していたものから、発酵液体肥料または発酵液体飼料を得て有効利用をはかる。
【解決手段】本発明は、海藻由来廃棄物を好熱性細菌群の希釈水に入れ、さらに強アルカリ性物質を用いてpH7~9のアルカリ領域で静置法による発酵分解させることを特徴とする海藻由来廃棄物のアルカリ発酵処理法である。また、アルカリ発酵処理法による発酵液体肥料または発酵液体飼料を得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
海藻由来廃棄物を発酵処理した培養物からなる発酵液体肥料。
続きを表示(約 44 文字)
【請求項2】
海藻由来廃棄物を発酵処理した培養物からなる発酵液体飼料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海藻由来廃棄物のアルカリ発酵処理法、発酵液体肥料および発酵液
体飼料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
好熱性細菌群とは、好熱性放線菌サーモアクチノミセスSK 053sp.nov.( 工業技術院生命工学工業技術研究所 受託番号FERM P-13598)と、好熱性 繊維素分解菌クロストリジュウム・サーモセルムSK522(微工研条寄第3459号 )を主用菌として共生的に混合培養された、生育pHが広く、アルカリ領域でも強い活 性を持つ細菌群である。
ここで、前記好熱性放線菌サーモアクチノミセスSK 053sp.nov.は、サー モアクチノミセス属に属し、10~85℃の温度範囲とpH5.3~10.8の広範囲pHでの生 育能を有し、リグニン可溶化能と繊維素分解能を有する好熱性放線菌である。
また、前記好熱性繊維素分解菌クロストリジュウム・サーモセルムSK522は、クロ ストリジウム属に属し、40~80℃の温度範囲とpH6~9.5で生育し、リグニン可溶化能 を有し、繊維素を旺盛に分解する好熱性繊維素分解菌である。
【0003】
海藻由来廃棄物は、ミネラル・アミノ酸・ビタミン類などが豊富なことから良質な飼料 や肥料等への有効利用が望まれてきた。しかし、水分が87%以上あり、腐敗も早いこ と・収穫時期が一時期に重なることなどから、大半の海藻由来廃棄物が有効に利用され ず今日に至っている。
【0004】
乾燥させ粉砕すると飼料に使うことが出来るが、水分が多く乾燥・粉砕に専用のプラン トが必要なほか、熱源のエネルギーもランニングコストとしてかかり、高価な飼料とな るので具体化されていない。
【0005】
廃棄物処理としては、焼却により処理されて来たが、水分が多くしかも塩水なので焼却 施設の炉が傷み敬遠されるようになり、埋め立て処理もされているが、いずれにしても 高額の処理費用を要している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
公開特許公報 2005-74423
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以前よりわかめや昆布など海藻由来廃棄物の有効利用が考えられてきたが、水分含有量 の多さと、処理開始時の腐敗等の異常分解が早いことで、容易に有効利用する策が無か った。
【0008】
また、ほとんどの海藻は収穫時期が限られていて、短期間に大量の海藻由来廃棄物が発 生し、容易に処理することが出来ず、不法投棄など社会問題になったこともある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、海藻由来廃棄物を短期間低コストで発酵処理し、発 酵液体肥料または発酵液体飼料にして有効利用をはかることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、海藻由来廃棄物を発酵処理により有効利用するという従来困難とされて きた手法を下記のようなアルカリ発酵処理法により培養物とし、発酵液体肥料または発 酵液体飼料として有効利用する。
(【0011】以降は省略されています)
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