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公開番号2025098857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215266
出願日2023-12-20
発明の名称複合断熱材、複合断熱材の製造方法及び冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F16L 59/02 20060101AFI20250625BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】断熱性と強度に優れた断熱材を提供することを提供すること。
【解決手段】メラミンフォームとエアロゲルとを含むエアロゲル含有メラミンフォームシートと、前記エアロゲル含有メラミンフォームシートの少なくとも一方の表面に積層されたポリウレタンフォームシートと、を備える、複合断熱材。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
メラミンフォームとエアロゲルとを含むエアロゲル含有メラミンフォームシートと、
前記エアロゲル含有メラミンフォームシートの少なくとも一方の表面に積層されたポリウレタンフォームシートと、を備える、複合断熱材。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記エアロゲル含有メラミンフォームシートは連通孔を有する、請求項１に記載の複合断熱材。
【請求項３】
前記エアロゲル含有メラミンフォームシートの厚さに対する前記ポリウレタンフォームシートの厚さの比が１／５以上５以下の範囲内にある、請求項１又は２に記載の複合断熱材。
【請求項４】
前記ポリウレタンフォームシートが、エアロゲルを含むエアロゲル含有ポリウレタンフォームシートである、請求項１又は２に記載の複合断熱材。
【請求項５】
メラミンフォームとエアロゲルとを含むエアロゲル含有メラミンフォームシートの少なくとも一方の表面に、ポリイソシアネート化合物、ポリオール及び発泡剤を含むポリウレタンフォーム原料液を塗布し、前記ポリウレタンフォーム原料液を反応させて、ポリウレタンフォームシートを生成させる、複合断熱材の製造方法。
【請求項６】
請求項１又は２に記載の複合断熱材を備える、冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、複合断熱材、複合断熱材の製造方法及び冷蔵庫に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
冷蔵庫の断熱材として、ポリウレタンフォームが広く利用されている。冷蔵庫の断熱材は、さらなる断熱性の向上が望まれている。メラミンフォームとエアロゲルとを含むエアロゲル含有メラミンフォームシートは高い断熱性を有することが知られている（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－５２１６７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
冷蔵庫に用いる断熱材は、長期間にわたって高い断熱性を維持できることが望ましい。しかしながら、エアロゲル含有メラミンフォームシートは強度が弱く、破損して亀裂が生じたり、エアロゲルが脱落したりすることによって断熱性が低下することがある。
【０００５】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、断熱性と強度に優れた断熱材とその製造方法、及びその断熱材を用いた断熱性が高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者らは、上記の課題を解決するために、エアロゲル含有メラミンフォームシートの少なくとも一方の表面に、ポリウレタンフォームシートを積層した複合断熱材とすることが有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。したがって、本発明は、以下のものを提供する。
【０００７】
（１）メラミンフォームとエアロゲルとを含むエアロゲル含有メラミンフォームシートと、前記エアロゲル含有メラミンフォームシートの少なくとも一方の表面に積層されたポリウレタンフォームシートと、を備える、複合断熱材。
【０００８】
（１）の複合断熱材は、断熱性が高いエアロゲル含有メラミンフォームシートと、強度が高いポリウレタンフォームシートとを備えるので、断熱性と強度に優れたものとなる。
【０００９】
（２）前記メラミンフォームは連通孔を有し、前記ポリウレタンフォームシートは前記連通孔の少なくとも一部に挿入される凸部を有する、（１）に記載の複合断熱材。
【００１０】
（２）の複合断熱材は、メラミンフォームシートの連通孔に、ポリウレタンフォームシートの凸部が挿入されるので、エアロゲル含有メラミンフォームシートとポリウレタンフォームシートとの密着性が高くなる。このため、断熱性と強度が長期間にわたって優れたものとなる。
（【００１１】以降は省略されています）

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