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公開番号2025099476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216159
出願日2023-12-21
発明の名称手術器具
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61B 17/56 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】分解可能であるが、容易に分解できない手術器具を提供する。
【解決手段】手術器具は、シャフトと、シャフトに配され、シャフトの軸方向への移動が規制される第1部材と、シャフトの軸回転とは独立して位置し、第1部材の第1面により位置決めされるとともに、第1面とは反対側の第2面側に延伸した位置に第1係合部を有する第2部材と、第2部材とシャフトとの間に位置し、第1係合部と係合する第2係合部を有する第3部材と、第3部材とシャフトとの間に位置し、第1係合部と第2係合部との係合が外れないように、第2係合部を固定する第1位置と、固定を開放した第2位置との間で移動可能な第4部材と、一端が第2面により位置決めされるとともに、第4部材が第1位置に位置するよう、第4部材を付勢する付勢部材とを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトに配され、前記シャフトの軸方向への移動が規制される第1部材と、
前記シャフトの軸回転とは独立して位置し、前記第1部材の前記シャフトの一端側を向く第1面により位置決めされるとともに、該第1面とは反対側の第2面側に延伸した位置に第1係合部を有する第2部材と、
前記第2部材と前記シャフトとの間に位置し、前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第3部材と、
前記第3部材と前記シャフトとの間に位置し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が外れないように、前記第2係合部を固定する第1位置と、固定を開放した第2位置との間で移動可能な第4部材と、
一端が前記第2面により位置決めされるとともに、前記第4部材が前記第1位置に位置するよう、前記第4部材を付勢する付勢部材と、を含む手術器具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第1部材は、略円の面を有する円板であり、前記シャフトと同軸に配されている、請求項1に記載の手術器具。
【請求項3】
前記第4部材は、前記第1位置にあるとき、前記第3部材の前記シャフト側の面に接している、請求項1に記載の手術器具。
【請求項4】
前記第4部材は、前記第1位置にあるとき、前記第2係合部の前記シャフト側の面に接している、請求項1に記載の手術器具。
【請求項5】
前記第4部材は、前記第2位置にあるとき、前記第2係合部の前記シャフト側の面と接しない、請求項1に記載の手術器具。
【請求項6】
前記第1係合部は、前記第2部材における前記シャフトの周面側に位置する、請求項1に記載の手術器具。
【請求項7】
前記第2係合部は、前記第3部材の前記第2部材と接する第3面に、前記シャフトの側面に沿って延びる板バネに位置する突起である、請求項1に記載の手術器具。
【請求項8】
前記突起は複数であり、複数の前記突起のそれぞれは、前記シャフトの軸中心に対して、回転対称に位置する、請求項7に記載の手術器具。
【請求項9】
前記板バネは、前記シャフトの外周方向に延びるスリットにより形成されている、請求項7に記載の手術器具。
【請求項10】
前記シャフトは、長手方向に垂直な断面が他の箇所より小さいくびれ部を有し、
前記第1部材は、前記くびれ部に位置する、請求項1に記載の手術器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フローティング構造を有する手術器具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
手術等で用いられる器具には、軸と、当該軸に備えられ、軸から抜けることなく軸の周りを回転可能な回転体とからなる、いわゆるフローティング構造を備えるものが存在する。このようなフローティング構造を有する手術器具は、フローティング構造を実現するために、回転体が軸から抜けないような留め具を圧着するか、ビス止め等する必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、ホルダを分解するときにグリップが弾性的に変形および拡張するのを許容する器具ホルダが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-169121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
手術器具は、手術で用いられるものであるため、術後の洗浄は、可能な限り細かい状態で行えるとよい。よって、分解可能であることがよい。一方で、容易に分解できてしまうと、手術中に分解されて、部品等が体内に落ちる可能性があるため、手術中は分解されにくいことも要求される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る手術器具は、シャフトと、前記シャフトに配され、前記シャフトの軸方向への移動が規制される第1部材と、前記シャフトの軸回転とは独立して位置し、前記第1部材の前記シャフトの一端側を向く第1面により位置決めされるとともに、該第1面とは反対側の第2面側に延伸した位置に第1係合部を有する第2部材と、前記第2部材と前記シャフトとの間に位置し、前記第1係合部と係合する第2係合部を有する第3部材と、前記第3部材と前記シャフトとの間に位置し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が外れないように、前記第2係合部を固定する第1位置と、固定を開放した第2位置との間で移動可能な第4部材と、一端が前記第2面により位置決めされるとともに、前記第4部材が前記第1位置に位置するよう、前記第4部材を付勢する付勢部材と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、使用中は、容易に分解されず、かつ、分解を所望するときに容易に分解できる、手術器具を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態1に係るロッド調整器具の全体概要を示す図である。
前記ロッド調整器具のリダクションツール部分を示す図である。
前記リダクションツールを分解した状態を示す図である。
前記リダクションツールを構成する各部を示す図である。
前記リダクションツールを構成する各部を示す図である。
前記リダクションツールの構造を示す図である。
前記リダクションツールを分解する方法を示す図である。
本開示の実施形態2に係る臼蓋リーマの全体概要を示す図である。
前記臼蓋リーマのフローティング構造部分を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。まず、本実施形態に係る手術器具としてのリダクションツール100について、ロッド調整器具1を例に挙げて説明する。
【0010】
〔ロッド調整器具1の概要〕
図1は、ロッド調整器具1の全体概要を示す図である。ロッド調整器具1は、脊柱の位置を調整するための器具である。図1に示すように、ロッド調整器具1は、リダクションツール100、固定ハンドル110、ベース120、エクステンダー130、およびシャフト140を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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