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公開番号
2025099558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216309
出願日
2023-12-21
発明の名称
電気機器
出願人
マクセルイズミ株式会社
代理人
個人
主分類
A61C
17/22 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】軸体の一端側に作用部が設けられた機能部材を備える電動歯ブラシなどの電気機器において、作用部が人体表面などの対象物に必要以上に強い力で押し当てられた場合に、当該対象物の損傷を防止し、また対象物から機能部材に作用する反力が意図しない個所に集中するのを避けて、当該個所の損耗を防止する。
【解決手段】機能部材2は、その少なくとも一端側が傾動軸34のまわりに傾動可能に構成されて、常態においては所定の動作姿勢に保持される。そして、作用部3が対象物に押し当てられた場合に該対象物から作用部3に作用する反力Fが、機能部材2を動作姿勢に保持しようとする保持力を上回る過負荷状態になると、機能部材2が傾動軸34のまわりに動作姿勢から退避姿勢に変位するように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸体(4・104・124)の一端側に作用部(3・103・123)が設けられた機能部材(2・102・122)を備えており、
機能部材(2・102・122)は、その少なくとも一端側が傾動軸(34)のまわりに傾動可能に構成されて、常態においては所定の動作姿勢に保持されており、
作用部(3・103・123)が対象物に押し当てられた場合に該対象物から作用部(3・103・123)に作用する反力(F)が、機能部材(2・102・122)を動作姿勢に保持しようとする保持力を上回る過負荷状態になると、機能部材(2・102・122)が傾動軸(34)のまわりに動作姿勢から退避姿勢に変位するように構成されていることを特徴とする電気機器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
機能部材(2・102・122)の駆動源となるモーター(5)を備えており、
上下方向に伸びる軸体(4・104・124)の上端側に作用部(3・103・123)が設けられ、軸体(4・104・124)の下端側にモーター(5)の出力軸(18)が連結されており、
機能部材(2・102・122)がモーター(5)と一体に傾動軸(34)のまわりに前後傾動可能に構成されている請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
傾動軸(34)の中心軸線がモーター(5)を通っている請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
傾動軸(34)の中心軸線がモーター(5)の重心(G)よりも下方を通っている請求項3に記載の電気機器。
【請求項5】
機能部材(2)を動作姿勢に保持するための上保持体(68)を備えており、
上保持体(68)は、傾動軸(34)よりも上方においてモーター(5)を弾性的に付勢する請求項3または4に記載の電気機器。
【請求項6】
機能部材(2)を動作姿勢に保持するための下保持体(69)を備えており、
下保持体(69)は、傾動軸(34)よりも下方においてモーター(5)を弾性的に付勢する請求項3または4に記載の電気機器。
【請求項7】
モーター(5)の下側に、モーター(5)と一体に傾動可能なアーム部(27)が設けられており、
下保持体(69)がアーム部(27)を介してモーター(5)を付勢する請求項6に記載の電気機器。
【請求項8】
モーター(5)を収容するモーターホルダー(25)と、モーター(5)をモーターホルダー(25)から抜け出し不能に保持する押さえ枠(28)とを備えており、
上保持体(68)が押さえ枠(28)と一体に設けられて、電気機器の外郭を構成するケーシング(1)の内面に弾接している請求項5に記載の電気機器。
【請求項9】
モーター(5)を基体とするモーターユニット(31)と、モーターユニット(31)を傾動軸(34)のまわりに傾動可能に軸支する内部フレーム(32)とを備えており、
上保持体(68)が内部フレーム(32)から延出されて、モーターユニット(31)に弾接している請求項5に記載の電気機器。
【請求項10】
アーム部(27)が、モーター(5)に近付くにつれて前後に拡幅するように形成されている請求項7に記載の電気機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸体の一端側に作用部が設けられた機能部材を備える電動歯ブラシなどの電気機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の電気機器の一つである電動歯ブラシは、例えば特許文献1に示すように、上下に長い中空円筒状のケーシングと、ケーシングに内蔵されるモーターと、ケーシングの上端から突出するブラシ取付軸と、ブラシ取付軸に着脱自在に取り付けられるブラシ体(機能部材)などを備える。ブラシ体は、ブラシ取付軸が差し込まれる連結穴を有するブラシ軸(軸体)と、ブラシ軸の上端側に植設される無数のブラシ毛からなる毛束(作用部)とで構成される。ケーシング内においてブラシ取付軸の基端部とモーターの出力軸との間には、該出力軸の回転運動を直線往復運動または揺動往復運動に変換してブラシ取付軸に伝動する運動方向変換カム部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-196109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に電動歯ブラシの毛束は、歯に対して優しく押し当てることが望ましく、毛束を必要以上に強い力で歯に押し当てることは、電動歯ブラシとユーザーの歯の双方にとって好ましくない。特に、毛束が歯に強く押し当てられる時間が長くなると、歯の表面を傷めてしまうおそれがある。
【0005】
また、電動歯ブラシの毛束が歯に押し当てられると、毛束を含むブラシ体には、歯からの反作用による力すなわち反力が作用する。この反力は、電動歯ブラシの中でも強度が比較的低い個所、例えばブラシ体をケーシングに連結するためのブラシ取付軸や、ブラシ取付軸とモーターの出力軸との間に設けられた運動方向変換カム部などに集中しやすい。これらの強度が低い個所に強い反力が集中すると、当該個所の損耗を招くおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、軸体の一端側に作用部が設けられた機能部材を備える電動歯ブラシなどの電気機器において、作用部が人体表面などの対象物に必要以上に強い力で押し当てられた場合に、当該対象物の損傷を防止すること、および、対象物から機能部材に作用する反力が意図しない個所に集中するのを避けて、当該個所の損耗を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電気機器は、軸体4・104・124の一端側に作用部3・103・123が設けられた機能部材2・102・122を備える。機能部材2・102・122は、その少なくとも一端側が傾動軸34のまわりに傾動可能に構成されて、常態においては所定の動作姿勢に保持される。そして、作用部3・103・123が対象物に押し当てられた場合に該対象物から作用部3・103・123に作用する反力Fが、機能部材2・102・122を動作姿勢に保持しようとする保持力を上回る過負荷状態になると、機能部材2・102・122が傾動軸34のまわりに動作姿勢から退避姿勢に変位するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
機能部材2・102・122の駆動源となるモーター5を備えており、上下方向に伸びる軸体4・104・124の上端側に作用部3・103・123が設けられ、軸体4・104・124の下端側にモーター5の出力軸18が連結されている。機能部材2・102・122がモーター5と一体に傾動軸34のまわりに前後傾動可能に構成されている。
【0009】
傾動軸34の中心軸線がモーター5を通っている。
【0010】
傾動軸34の中心軸線がモーター5の重心Gよりも下方を通っている。
(【0011】以降は省略されています)
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