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公開番号
2025101606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218569
出願日
2023-12-25
発明の名称
電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250630BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】即時性が要求される異常への対処を可能とし、且つ、不要なダウンタイムの発生を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】センサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき異常を検出する異常検出部と、前記異常検出部により異常が検出された場合に、時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、前記データ取得部により取得された時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得する異常タイプ推定部と、前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御するマシン制御部と、を有する電子機器である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
センサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部により取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部により異常が検出された場合に、時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、前記データ取得部により取得された時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得する異常タイプ推定部と、
前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御するマシン制御部と、を有する電子機器。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記マシン制御部は、
前記異常検出部により前記異常が検出された場合に、自機の動作を停止させる、請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記マシン制御部は、
前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報が、自機の異常であることを示す場合に、自機の動作を停止させ、
前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報が、自機の使い方に起因する異常であることを示す場合に、自機の動作を再開させる、請求項2記載の電子機器。
【請求項4】
情報処理装置と、電子機器とを含むシステムであって、
前記電子機器は、
センサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部により取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部により異常が検出された場合に、時系列データを前記情報処理装置に送信する通信部と、
前記情報処理装置から送信される、異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御するマシン制御部と、を有し、
前記情報処理装置は、
時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、前記電子機器から受信した時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得する異常タイプ推定部と、を有し、
前記異常のタイプを示す情報を前記電子機器へ送信する、システム。
【請求項5】
定着回転体と、
前記定着回転体に対向して設けられた対向回転体と、
前記定着回転体を加熱する加熱源と、
前記定着回転体の内側に配設されたニップ形成部材と、を備え、
前記加熱源は、前記定着回転体の内部もしくは外部で、前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部以外の箇所において前記定着回転体を加熱し、
前記ニップ部において記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置と、を有する画像形成装置であって、
前記定着回転体又は前記対向回転体の温度を検出するセンサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部により取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき前記温度を検出するセンサの異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部により異常が検出された場合に、時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、前記データ取得部により取得された時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得する異常タイプ推定部と、
前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御するマシン制御部と、を有する画像形成装置。
【請求項6】
前記加熱源は、前記定着回転体の内側を加熱する面状ヒータである、請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記学習済みモデルは、センサから取得された時系列データと、前記画像形成装置の異常のタイプを示す情報とを対応付けたデータセットを機械学習することで生成される、請求項5記載の画像形成装置。
【請求項8】
電子機器による異常検出方法であって、前記電子機器が、
センサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得し、
取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき異常を検出し、
異常が検出された場合に、時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、取得された時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得し、
取得した前記異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御する、を異常検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電子機器では、エラーが検出された場合の対処の仕方を提示するために、様々な工夫がなされている。その一例として、従来では、電子機器のエラー情報と稼働情報とエラーに対する対処情報とを対応付けたデータセットに基づき、エラーに対して推奨される対処の条件を機械学習した学習済モデルを用いて、エラーに対して推奨される対処を提示する技術が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した従来の技術では、例えば、検出されたエラーが、電子機器の動作の停止等の即時の制御が要求されるエラーであった場合には、対処することが困難である。
【0004】
開示の技術は、上記事情に鑑みて成されたものであり、即時性が要求される異常への対処を可能とし、且つ、不要なダウンタイムの発生を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術は、センサから出力されるセンサ値を時系列に収集した時系列データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された時系列データと、予め決められた所定のルールとに基づき異常を検出する異常検出部と、前記異常検出部により異常が検出された場合に、時系列データを入力データ、異常のタイプを示す情報を出力データとする学習済みモデルに対し、前記データ取得部により取得された時系列データを入力し、前記学習済みモデルから異常のタイプを示す情報を取得する異常タイプ推定部と、前記異常タイプ推定部が取得した前記異常のタイプを示す情報に基づき、自機の動作を制御するマシン制御部と、を有する電子機器である。
【発明の効果】
【0006】
即時性が要求される異常への対処を可能とし、且つ、不要なダウンタイムの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の構造の概略を説明する図である。
画像形成システムのシステム構成の一例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
機械学習サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
画像形成システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
機械学習部における学習モデルを用いた入出力の構造の一例を示す第一の概念図である。
機械学習部における学習モデルを用いた入出力の構造の一例を示す第二の概念図である。
画像形成システムの動作を説明するシーケンス図である。
画像形成装置の処理を説明するフローチャートである。
画像形成装置の機能構成の別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。図1は、画像形成装置の構造の概略を説明する図である。図1(A)は、2次転写ローラの構成を示しており、図1(B)は、2次転写ベルトの構成を示す。
【0009】
なお、本実施形態における画像形成装置100は、電子機器の一例である。
【0010】
本実施形態の画像形成装置100は、感光体ドラム1、帯電器2、露光手段3、現像手段4、1次転写ローラ5-1~5-4、感光体クリーニングユニット7、プロセスユニット10を含む。また、画像形成装置100は、転写ベルト15、クリーニング対向ローラ16、テンションローラ20、転写駆動ローラ21、転写材カセット22、給紙搬送ローラ23、レジストローラ対24、2次転写ローラ25、クリーニングブレード26、2次転写ローラクリーニングユニット27、2次転写ベルト28、テンションローラ29を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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