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公開番号
2025104109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221967
出願日
2023-12-27
発明の名称
車両構造
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】充電コネクタを給電ポートに挿入する際の挿入荷重に対する剛性を備え、かつ歩行者が給電ポートに突入することを抑制できる車両構造を提供する。
【解決手段】車体の前部に設けられた給電ポートと、前記給電ポートを支持するブラケットと、を備え、前記ブラケットは、車両前方部材に接続された第1端部と、ダッシュパネルに接続された第2端部と、を有し、前記車両前方部材は、前記ブラケットよりも前方に位置する部材である、車両構造。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体の前部に設けられた給電ポートと、
前記給電ポートを支持するブラケットと、を備え、
前記ブラケットは、
車両前方部材に接続された第1端部と、
ダッシュパネルに接続された第2端部と、を有し、
前記車両前方部材は、前記ブラケットよりも前方に位置する部材である、
車両構造。
続きを表示(約 65 文字)
【請求項2】
前記第2端部は、衝撃吸収部材を介して前記ダッシュパネルに接続されている、請求項1に記載の車両構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されたバッテリを充電するための給電ポートを備える車両構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車体の前部に充電用のインレットが設けられた車両を開示する。このインレットはインレットブラケットに固定されている。インレットの前端部はインレットブラケットよりも車両前方へ突出している。インレットブラケットの上端と下端にはそれぞれ、固定部が形成されている。インレットブラケットの上端は、ボルトなどによってラジエータサポートアッパに固定されている。インレットブラケットの下端は、ボルトなどによってラジエータサポートロアに固定されている。インレットおよびインレットブラケットは、車両の前方からフロントバンパカバーにより覆われている。フロントバンパカバーには、インレットの前方に開口が形成されている。フロントバンパカバーに形成された開口からインレットに充電用のケーブルが接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-112226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
給電ポートには、車両に搭載されたバッテリを充電するために充電ケーブルが接続される。充電ケーブルは、給電ポートに挿入される充電コネクタを備える。給電ポートを支持するブラケットは、充電コネクタを給電ポートに挿入する際に入力される挿入荷重に耐えられることが求められる。
【0005】
車体の前部に給電ポートが設けられた車両において、車体の前部が歩行者と正面衝突した際に、フロントグリルおよびボンネットなどといった車体の前部の構成部材の変形に伴って歩行者が給電ポートに突入することがある。従来の給電ポート支持するブラケットの上端と下端は、剛性の高いラジエータサポートに固定されている。そのため、歩行者が給電ポートに突入することによる歩行者の傷害値を低減することが望まれる。
【0006】
本発明の目的の一つは、充電コネクタを給電ポートに挿入する際の挿入荷重に対する剛性を備え、かつ歩行者が給電ポートに突入することを抑制できる車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一態様に係る車両構造は、車体の前部に設けられた給電ポートと、前記給電ポートを支持するブラケットと、を備える。前記ブラケットは、車両前方部材に接続された第1端部と、ダッシュパネルに接続された第2端部と、を有する。前記車両前方部材は、前記ブラケットよりも前方に位置する部材である。
【0008】
(2)上記(1)に記載の車両構造において、前記第2端部は、衝撃吸収部材を介して前記ダッシュパネルに接続されていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
上記(1)の車両構造は、車体の前部が歩行者と衝突した際、歩行者が給電ポートに突入する前に車両前方部材が後方に変位することによって、ブラケットの第1端部が後退する。ブラケットが後退することで、第2端部がダッシュパネルを押す。第2端部で押されたダッシュパネルは、車室内に影響がでない程度に変形する。ダッシュパネルが微小に変形することによってブラケットが後退することが可能である。ブラケットが後退することで、給電ポートが後退する。したがって、歩行者が給電ポートに突入することを抑制できるので、歩行者の傷害値を低減できる。
【0010】
車両前方部材とダッシュパネルとの間に架け渡されるようにブラケットが取り付けられていることで、ブラケットは充電コネクタの挿入荷重に対する剛性を確保することができる。そのため、給電ポートは、充電コネクタが挿入される際の挿入荷重によって後退することが抑制される。ダッシュパネルは、車両の構成部材の中では低剛性であるが、充電コネクタの挿入荷重に対して適切な剛性を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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