TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025107861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001370
出願日
2024-01-09
発明の名称
エレベーターのガイドレール芯出し装置、及びエレベーターのガイドレール芯出し方法
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類
B66B
7/02 20060101AFI20250714BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】複数のガイドレールの芯出しをより確実に行うことができるエレベーターのガイドレール芯出し装置を提供する。
【解決手段】エレベーターのガイドレール芯出し装置3において、第1ゲージ4は、第1ガイドレール11及び第2ガイドレール12に取り付けられるとともに、一対の芯出し線2を基準とする位置に配置される。第2ゲージ5は、第3ガイドレール13に取り付けられるとともに、第2ガイドレール12に第1ゲージ4から独立して取り付けられる。第3ゲージ6は、第4ガイドレール14に取り付けられるとともに、第2ゲージ5に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向して配置されている第1ガイドレール及び第2ガイドレールに取り付けられるとともに、鉛直方向に沿って配置されている一対の芯出し線を基準とする位置に配置されることにより、前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールのそれぞれの芯出しを行うための第1ゲージと、
互いに対向して配置されている第3ガイドレール及び第4ガイドレールのうち、前記第3ガイドレールに取り付けられるとともに、前記第2ガイドレールに前記第1ゲージから独立して取り付けられることにより、前記第2ガイドレールに対する前記第3ガイドレールの位置決めを行うための第2ゲージと、
前記第4ガイドレールに取り付けられるとともに、前記第2ゲージに取り付けられることにより、前記第3ガイドレールに対する前記第4ガイドレールの位置決めを行うための第3ゲージと
を備えているエレベーターのガイドレール芯出し装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記第2ゲージは、前記第2ガイドレールを把持する第2レール把持部と、前記第3ガイドレールを把持する第3レール把持部とを有しており、
前記第3レール把持部は、前記第2レール把持部に固定されている請求項1に記載のエレベーターのガイドレール芯出し装置。
【請求項3】
前記第3ゲージは、前記第4ガイドレールを把持する第4レール把持部と、前記第4レール把持部を前記第2ゲージに連結する複数の連結部とを有している請求項1又は請求項2に記載のエレベーターのガイドレール芯出し装置。
【請求項4】
互いに対向して配置されている第1ガイドレール及び第2ガイドレールに第1ゲージを取り付ける第1ゲージ取付工程と、
前記第1ゲージ取付工程の後、鉛直方向に沿って配置されている一対の芯出し線を基準とする位置に前記第1ゲージを配置することにより、前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールのそれぞれの芯出しを行う第1ゲージ配置工程と、
互いに対向して配置されている第3ガイドレール及び第4ガイドレールのうち、前記第3ガイドレールに第2ゲージを取り付けるとともに、前記第1ゲージから独立して前記第2ガイドレールに前記第2ゲージを取り付けることにより、前記第2ガイドレールに対する前記第3ガイドレールの位置決めを行う第2ゲージ取付工程と、
前記第1ゲージ配置工程及び前記第2ゲージ取付工程の後、前記第4ガイドレールに第3ゲージを取り付けるとともに、前記第2ゲージに前記第3ゲージを取り付けることにより、前記第3ガイドレールに対する前記第4ガイドレールの位置決めを行う第3ゲージ取付工程と
を備えているエレベーターのガイドレール芯出し方法。
【請求項5】
前記第1ゲージ配置工程は、前記第2ゲージ取付工程の後に実施する請求項4に記載のエレベーターのガイドレール芯出し方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターのガイドレール芯出し装置、及びエレベーターのガイドレール芯出し方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーターの昇降路内にかごガイドレール及び釣合おもりガイドレールを設置する場合、予め決められた位置にこれらのガイドレールを鉛直方向に沿って配置する作業、即ち芯出しを行う作業が必要になる。かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールの芯出しを行うときには、エレベーターのガイドレール芯出し装置が用いられる。
【0003】
特許文献1には、一対のかごガイドレールに第1ゲージを係合させ、一対の釣合おもりガイドレールに第2ゲージを係合させることにより、各ガイドレールの芯出しを行うエレベーターのガイドレール芯出し装置が開示されている。第2ゲージは、複数のサブゲージを介して第1ゲージに連結されている。これにより、第1ゲージに対する第2ゲージの位置が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-362850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された従来のエレベーターのガイドレール芯出し装置では、第2ゲージが第1ゲージに複数のサブゲージを介して連結されている。このため、各ガイドレールのレイアウトによっては、かごガイドレールに第1ゲージを係合させたときに、各ガイドレールを支持するレールブラケットなどが障害となって、第1ゲージと第2ゲージとの間にサブゲージを配置することができなくなるおそれがある。これにより、各ガイドレールのレイアウトによっては、従来のエレベーターのガイドレール芯出し装置を用いて芯出しを行うことができなくなるおそれがある。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、複数のガイドレールの芯出しをより確実に行うことができるエレベーターのガイドレール芯出し装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るエレベーターのガイドレール芯出し装置は、互いに対向して配置されている第1ガイドレール及び第2ガイドレールに取り付けられるとともに、鉛直方向に沿って配置されている一対の芯出し線を基準とする位置に配置されることにより、第1ガイドレール及び第2ガイドレールのそれぞれの芯出しを行うための第1ゲージと、互いに対向して配置されている第3ガイドレール及び第4ガイドレールのうち、第3ガイドレールに取り付けられるとともに、第2ガイドレールに第1ゲージから独立して取り付けられることにより、第2ガイドレールに対する第3ガイドレールの位置決めを行うための第2ゲージと、第4ガイドレールに取り付けられるとともに、第2ゲージに取り付けられることにより、第3ガイドレールに対する第4ガイドレールの位置決めを行うための第3ゲージとを備えている。
また、本開示に係るエレベーターのガイドレール芯出し方法は、互いに対向して配置されている第1ガイドレール及び第2ガイドレールに第1ゲージを取り付ける第1ゲージ取付工程と、第1ゲージ取付工程の後、鉛直方向に沿って配置されている一対の芯出し線を基準とする位置に第1ゲージを配置することにより、第1ガイドレール及び第2ガイドレールのそれぞれの芯出しを行う第1ゲージ配置工程と、互いに対向して配置されている第3ガイドレール及び第4ガイドレールのうち、第3ガイドレールに第2ゲージを取り付けるとともに、第1ゲージから独立して第2ガイドレールに第2ゲージを取り付けることにより、第2ガイドレールに対する第3ガイドレールの位置決めを行う第2ゲージ取付工程と、第1ゲージ配置工程及び第2ゲージ取付工程の後、第4ガイドレールに第3ゲージを取り付けるとともに、第2ゲージに第3ゲージを取り付けることにより、第3ガイドレールに対する第4ガイドレールの位置決めを行う第3ゲージ取付工程とを備えている。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係るエレベーターのガイドレール芯出し装置、及びエレベーターのガイドレール芯出し方法によれば、複数のガイドレールの芯出しをより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るエレベーターのガイドレール芯出し装置を示す斜視図である。
図1のガイドレール芯出し装置を用いたガイドレール芯出し方法を示すフローチャートである。
図1の第1ガイドレール及び第2ガイドレールに第1ゲージが取り付けられた状態を示す斜視図である。
図3の第2ガイドレール及び第3ガイドレールに第2ゲージが取り付けられた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の対象を実施するための形態について添付の図を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本開示の対象は、以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
自走手摺
10日前
個人
懸吊装置
10か月前
ユニパルス株式会社
吊具
1か月前
個人
海上コンテナ昇降装置
7か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
8か月前
ユニパルス株式会社
荷役装置
6か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
6か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
7か月前
ユニパルス株式会社
リフト装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
8か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
12か月前
水戸工業株式会社
吊り具
3か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
1か月前
株式会社日本キャリア工業
昇降機
11か月前
白山工業株式会社
バランサ
4か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
18日前
大栄産業株式会社
クランプ
2か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
3か月前
株式会社ユピテル
システム等
3か月前
個人
建築部材の吊り上げ装置
9か月前
株式会社キトー
タイヤ用吊具
2か月前
フジテック株式会社
エレベータ
6か月前
新英運輸株式会社
自動車用台車
2か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
5か月前
株式会社五十鈴製作所
搬送装置
1か月前
株式会社大林組
養生方法
10か月前
白山工業株式会社
腕重量補償機構
9か月前
ウエダ産業株式会社
鋼板保持装置
11か月前
株式会社タダノ
高所作業車
9か月前
フジテック株式会社
エスカレータ
3か月前
中坪造園有限会社
吊り荷降ろし具
2か月前
株式会社キトー
吊具
10か月前
有限会社サエキ
玉掛用器具
7か月前
株式会社スギヤス
車両整備用リフト
7か月前
株式会社タダノ
クレーン装置
6か月前
株式会社大林組
作業システム
10か月前
続きを見る
他の特許を見る