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公開番号
2025110960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005048
出願日
2024-01-17
発明の名称
エレベータ
出願人
フジテック株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
B66B
1/46 20060101AFI20250723BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】 視覚障害者の意図しない操作によって操作部が非接触の操作として検出することを抑制することができるエレベータを提供する。
【解決手段】 エレベータは、情報を示すために盤表面に凹凸状に形成される情報部を有する操作盤と、操作盤への操作を処理する処理装置と、を備え、操作盤は、手が近づけられる非接触の操作がされ、当該操作を検出する操作部と、押し操作がされる押し釦と、盤表面への接触を検出する接触検出部と、を備え、処理装置は、接触検出部が第1設定時間以上だけ接触を連続して検出した場合に、操作部に対する操作を無効にする無効制御を実行する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
情報を示すために盤表面に凹凸状に形成される情報部を有する操作盤と、
前記操作盤への操作を処理する処理装置と、を備え、
前記操作盤は、
手が近づけられる非接触の操作がされ、当該操作を検出する操作部と、
押し操作がされる押し釦と、
前記盤表面への接触を検出する接触検出部と、を備え、
前記処理装置は、前記接触検出部が第1設定時間以上だけ前記接触を連続して検出した場合に、前記操作部に対する操作を無効にする無効制御を実行する、エレベータ。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記処理装置は、前記接触検出部が前記接触を検出している場合に、前記操作部に対する操作を無効にする、請求項1に記載のエレベータ。
【請求項3】
前記処理装置は、前記無効制御を実行した場合に、前記無効制御の開始時から第2設定時間前までの前記操作部に対する操作を無効にする、請求項1又は2に記載のエレベータ。
【請求項4】
前記処理装置は、前記無効制御が実行された後に前記接触検出部が第3設定時間以上だけ前記接触を連続して検出しない場合に、前記無効制御を終了する、請求項1~3の何れか1項に記載のエレベータ。
【請求項5】
前記操作盤は、前記押し釦への押し操作を検出する釦検出部を備え、
前記処理装置は、前記無効制御が実行された後に前記釦検出部が前記押し操作を検出した場合に、前記無効制御を終了する、請求項1~3の何れか1項に記載のエレベータ。
【請求項6】
かごを備え、
前記操作盤は、前記かごの内部に配置され、
前記処理装置は、前記かごの走行が停止した状態で前記接触検出部が第1設定時間以上だけ前記接触を連続して検出した場合に、前記無効制御を実行する、請求項1~3の何れか1項に記載のエレベータ。
【請求項7】
前記操作盤は、前記押し釦への押し操作を検出する釦検出部を備え、
前記処理装置は、前記無効制御を実行した場合に、前記釦検出部が前記押し操作を検出するまで、前記かごの走行の停止を維持させる、請求項6に記載のエレベータ。
【請求項8】
かごを備え、
前記操作盤は、前記かごの内部に配置され、
前記かごは、開位置と閉位置との間で移動可能なかご戸を備え、
前記接触検出部は、前記盤表面の静電容量の変化に基づいて、前記盤表面への接触を検出し、
前記処理装置は、前記かご戸が前記開位置に位置した状態で前記接触検出部が第1設定時間以上だけ前記接触を連続して検出した場合に、前記無効制御を実行する、請求項1~3の何れか1項に記載のエレベータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、エレベータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、エレベータは、操作盤と、操作盤への操作を処理する処理装置とを備えている(例えば、特許文献1)。操作盤は、手が近づけられる非接触の操作がされ、当該操作を検出する操作部と、押し操作がされる押し釦と、情報を示すために盤表面に凹凸状に形成される情報部(例えば、点字)とを備えている。
【0003】
ところで、視覚障害者は、情報部を触るために、操作盤の盤表面を触ることになる。これにより、視覚障害者の手や腕が操作盤の盤表面の近くに位置するため、操作部は、視覚障害者の当該操作を非接触の操作として検出する場合がある。したがって、視覚障害者の意図しない操作によって操作部が非接触の操作として検出する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-76600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、課題は、視覚障害者の意図しない操作によって操作部が非接触の操作として検出することを抑制することができるエレベータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
エレベータは、
情報を示すために盤表面に凹凸状に形成される情報部を有する操作盤と、
前記操作盤への操作を処理する処理装置と、を備え、
前記操作盤は、
手が近づけられる非接触の操作がされ、当該操作を検出する操作部と、
押し操作がされる押し釦と、
前記盤表面への接触を検出する接触検出部と、を備え、
前記処理装置は、前記接触検出部が第1設定時間以上だけ前記接触を連続して検出した場合に、前記操作部に対する操作を無効にする無効制御を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るエレベータの概要図
同実施形態に係るエレベータかごの内視図
同実施形態に係る第1かご操作盤の正面図
図3のIV-IV線の拡大断面図
同実施形態に係るエレベータの制御ブロック図
他の実施形態に係る第2かご操作盤の正面図
さらに他の実施形態に係る乗場操作盤の正面図
さらに他の実施形態に係る第1かご操作盤の要部正面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
【0009】
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
【0010】
以下、エレベータにおける一実施形態について、図1~図5を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、エレベータの構成等の理解を助けるために例示するものであり、エレベータの構成を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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