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公開番号2025113904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008303
出願日2024-01-23
発明の名称滑り止め装置
出願人株式会社伊藤
代理人個人
主分類B66F 9/12 20060101AFI20250728BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 高い滑り止め効果を有しつつ、磁性を有する支持面に対して容易に脱着することができる滑り止め装置を提供する。
【解決手段】 磁性を有する支持面Fに磁力で吸着する滑り止め装置1であって、そのおもて面10aに複数の滑り止め体11が設けられた滑り止め板10と、滑り止め板10の裏面10bに結合された磁石20とを備え、滑り止め体11が、貫通孔12と、貫通孔12の縁12aから突出する突起13とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
磁性を有する支持面に磁力で吸着する滑り止め装置であって、
そのおもて面に複数の滑り止め体が設けられた滑り止め板と、
前記滑り止め板の裏面に結合された磁石とを備え、
前記滑り止め体が、貫通孔と、前記貫通孔の縁から突出する突起とを有する
ことを特徴とする滑り止め装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記滑り止め板が前記支持面と空隙を挟んで対向する離間部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の滑り止め装置。
【請求項3】
前記空隙が前記滑り止め板の端につながっており、
前記空隙に梃子が挿入される
ことを特徴とする請求項2に記載の滑り止め装置。
【請求項4】
一の前記滑り止め体の裏側に前記空隙が配置されており、
前記一の前記滑り止め体の前記突起の内周に雌ねじ部が形成されており、
前記支持面を押すボルトが前記雌ねじ部に嵌め合わされる
ことを特徴とする請求項2に記載の滑り止め装置。
【請求項5】
前記滑り止め板が磁性を有し、
前記磁石が前記滑り止め板に磁力で結合されている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の滑り止め装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は滑り止め装置に関し、特に磁性を有する支持面に磁力で吸着する滑り止め装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
工場の床面などは鋼板が敷かれている場所が多く、油が塗布されている箇所もある。このような場所では、足を滑らせ転倒する危険性が高い。また、鋼板製の階段や梯子なども同様に滑りやすい。これらの場所で足を滑らせると大きな事故となるおそれがある。一方で、フォークリフトにおいて荷物を載せるフォークの面は、通常は鉄鋼製の平滑な平面となっている。そのため、フォークリフトの制動などによって、荷物が滑り落下するおそれがある。そのような事故を防ぐため、さまざまな滑り止め装置が発明されている。
【0003】
従来の滑り止め装置として、梯子に装着され、昇降する際に足元の滑りを防止する梯子用の滑り止め装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の発明によれば、この装置に設けられた突起が靴底に食い込むため、高い滑り止め効果を発揮する。その一方で、この滑り止め装置は、この装置に設けられた孔と梯子に設けられた孔とをねじ止めすることで梯子に装着されるよう構成されている。すなわち、装着する相手側の梯子に孔加工を施す必要がある。
【0004】
他の従来の滑り止め装置として、鉄鋼製の内壁などに磁力により吸着する滑り止め装置が知られている(特許文献2参照)。特許文献2に記載の滑り止め装置は磁石を備えており、磁性を有する面に磁力で吸着するため、脱着が容易である。しかしこの滑り止め装置の滑り止め面は、ゴム板の表面に形成された波形の凹凸であり、圧縮により潰れるため、靴底に食い込む突起ほどの滑り止め効果は期待できない。
【0005】
また他の従来の滑り止め装置として、フォークリフトのフォークに装着するフォーク用滑り止め装置が知られている(特許文献3参照)。特許文献3に記載の滑り止め装置は、磁石シートとウレタンゴムシートとが重ね合わされて接着されており、鉄鋼製のフォークの上に置くだけで装着され、端からめくるだけで取り外しできるよう構成されている。しかしこの滑り止め装置の滑り止め効果を発揮するのはウレタンゴムの摩擦力であるため、突起ほどの滑り止め効果は期待できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-231496号公報
特開2000-58317号公報
特開2012-41188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記問題点を鑑みて、本発明は、高い滑り止め効果を有しつつ、磁性を有する支持面に対して脱着が容易な滑り止め装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る滑り止め装置は、磁性を有する支持面に磁力で吸着する滑り止め装置であって、そのおもて面に複数の滑り止め体が設けられた滑り止め板と、前記滑り止め板の裏面に結合された磁石とを備え、前記滑り止め体が、貫通孔と、前記貫通孔の縁から突出する突起とを有することを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、高い滑り止め効果を有しつつ、磁性を有する支持面に対して脱着が容易な滑り止め装置を提供することができる。
【0010】
本発明に係る他の滑り止め装置は、前記滑り止め板が前記支持面と空隙を挟んで対向する離間部を有することを特徴とする
(【0011】以降は省略されています)

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