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公開番号2025113076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024011599
出願日2024-01-30
発明の名称情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
出願人任天堂株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250725BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ユーザにゲームステージを消去させるための動機付けを高めることができる情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法を提供する。
【解決手段】ユーザの操作入力に基づいて、仮想空間におけるゲームステージを構成するステージオブジェクトの少なくとも一部を消去し、仮想空間において消去に伴うステージオブジェクトの減少量の累積値を算出する。そして、累積値に基づいて、ステージオブジェクトが消去された位置の近傍に当該ステージオブジェクトとは異なる配置オブジェクトを配置する。
【選択図】図24

特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置のコンピュータにおいて実行される情報処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザの操作入力に基づいて、仮想空間におけるゲームステージを構成するステージオブジェクトの少なくとも一部を消去するステージオブジェクト消去手段と、
前記仮想空間において前記消去に伴う前記ステージオブジェクトの減少量の累積値を算出する累積値算出手段と、
前記累積値に基づいて、前記ステージオブジェクトが消去された位置の近傍に当該ステージオブジェクトとは異なる配置オブジェクトを配置する配置オブジェクト管理手段として機能させる、情報処理プログラム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記配置オブジェクト管理手段は、前記消去された位置の近傍の前記ステージオブジェクトの表面に埋めて前記配置オブジェクトを配置する、請求項１に記載の情報処理プログラム。
【請求項３】
前記ステージオブジェクト消去手段は、前記操作入力に基づいて、前記配置オブジェクトが埋められた部分の前記ステージオブジェクトがさらに消去されることにより、当該配置オブジェクトを当該ステージオブジェクトに埋まっている状態から解放する、または当該配置オブジェクトをユーザに獲得させる、請求項２に記載の情報処理プログラム。
【請求項４】
前記配置オブジェクト管理手段は、前記累積値が基準値を超えた場合、前記配置オブジェクトを配置する、請求項１乃至３の何れか１つに記載の情報処理プログラム。
【請求項５】
前記累積値算出手段は、前記累積値が基準値を超えたことによって前記配置オブジェクトが配置された場合、当該累積値を減少させる、請求項１に記載の情報処理プログラム。
【請求項６】
前記累積値算出手段は、配置される配置オブジェクトの種類ごとに対応付けてそれぞれ前記累積値を算出し、前記累積値が前記基準値を超えたことによって前記配置オブジェクトの何れかが配置された場合、当該配置オブジェクトに対応付けられた累積値を減少させる、請求項５に記載の情報処理プログラム。
【請求項７】
前記累積値算出手段は、配置される配置オブジェクトの種類ごとに異なる前記基準値をそれぞれ設定する、請求項６に記載の情報処理プログラム。
【請求項８】
前記配置オブジェクト管理手段は、前記累積値に基づいて、前記ステージオブジェクトにおいて前記消去された部分の近傍となる当該ステージオブジェクト内にさらに空洞を形成し、当該空洞内に前記配置オブジェクトを配置する、請求項１乃至７の何れか１つに記載の情報処理プログラム。
【請求項９】
前記配置オブジェクト管理手段は、前記累積値に基づいて、前記ステージオブジェクト内に前記空洞を形成するスペースが足りない場合、当該空洞の形成を行わずに当該空洞内に配置が予定された前記配置オブジェクトの配置も行わない、請求項８に記載の情報処理プログラム。
【請求項１０】
前記累積値算出手段は、前記空洞が形成されて当該空洞内に前記配置オブジェクトが配置された場合に前記累積値を減少させ、前記ステージオブジェクト内に前記空洞を形成するスペースが足りない場合に前記累積値を維持する、請求項９に記載の情報処理プログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、仮想空間におけるゲームステージを用いた処理を行う情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザの操作入力に応じて、プレイヤキャラクタが仮想空間におけるブロックを破壊した際に、当該ブロック内からアイテムを出現させるゲームを実行するゲームプログラムがある（例えば、非特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
”ＳｕｐｅｒＭａｒｉｏＯｄｙｓｓｅｙ－ＬｕｎｃｈｅｏｎＫｉｎｇｄｏｍｓｈｏｗｃａｓｅｗｉｔｈＹｏｓｈｉａｋｉＫｏｉｚｕｍｉ（ＮｉｎｔｅｎｄｏＳｗｉｔｃｈ）“、［ｏｎｌｉｎｅ］、［令和３年１２月１６日検索］、インターネット（URL：https://www.youtube.com/watch?v=6UE7gj7wbug）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記非特許文献１で開示されたゲームプログラムで実行されるゲームは、ユーザにゲームステージを破壊させて消去させるための動機付けに乏しく、当該動機付けに改善の余地があった。
【０００５】
それ故に、本発明の目的は、ユーザにゲームステージを消去させるための動機付けを高めることができる情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明は例えば以下のような構成を採用し得る。
【０００７】
本発明の情報処理プログラムの一構成例は、情報処理装置のコンピュータにおいて実行される。情報処理プログラムは、ステージオブジェクト消去手段、累積値算出手段、および配置オブジェクト管理手段として、コンピュータを機能させる。ステージオブジェクト消去手段は、ユーザの操作入力に基づいて、仮想空間におけるゲームステージを構成するステージオブジェクトの少なくとも一部を消去する。累積値算出手段は、仮想空間において消去に伴うステージオブジェクトの減少量の累積値を算出する。配置オブジェクト管理手段は、累積値に基づいて、ステージオブジェクトが消去された位置の近傍に当該ステージオブジェクトとは異なる配置オブジェクトを配置する。
【０００８】
上記によれば、ステージオブジェクトを消去する操作入力を行うことによって、配置オブジェクトが新たに出現するため、ユーザにステージオブジェクトを消去させるための動機付けを高めることができる。
【０００９】
また、上記配置オブジェクト管理手段は、消去された位置の近傍のステージオブジェクトの表面に埋めて配置オブジェクトを配置してもよい。
【００１０】
上記によれば、ステージオブジェクトに埋まった配置オブジェクトの位置にユーザを誘導できるため、その位置からさらにステージオブジェクトを破壊することを促すことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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