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公開番号2025113497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025090735,2023119816
出願日2025-05-30,2020-02-20
発明の名称パイプアセンブリ断熱および防湿
出願人ビクターリック カンパニー
代理人個人,個人
主分類F16L 59/075 20060101AFI20250725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】好適なパイプアセンブリ断熱および防湿を提供すること。
【解決手段】パイプ要素、パイプカップリング、エルボ、T字およびバルブを含むアセンブリに対する断熱カバーは、防湿としても作用する。カバー部分は、継目に沿って継合され、継目は、カバー部分およびパイプ要素の両方の間に連続なシールを提供し、シールは、カバー内に画定されるチャネルを通じて延在する。継目は、窪みを含み、シーラントは、カバー部分がアセンブリの周りに継合されるときに窪みへと強制される。窪みは、非対称な隆起および溝ジョイントによって画定される。溝と連通するチャネル内のカナルもまた、連続なシールを提供するためにシーラントを受け取る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】

バーであって、前記カバーは、

一のリセスを画定する第一のカバー部分であって、前記第一のカバー部分は、第一のチャネルを画定する第一の側壁と、第二のチャネルを画定する第二の側壁とを有し、前記第一のチャネルおよび前記第二のチャネルは、前記第一のリセスと連通し、前記第一のチャネル
は、第一のパイプ要素を受け取るためにあり、
前記第二のチャネルは、
第二の
パイプ要素を受け取るためにあ
り、前記第一のパイプ要素は、第一の中心軸を囲繞する
、第一のカバー部分と、

二のリセスを画定する第二のカバー部分であって、前記第二のカバー部分は、第三のチャネルを画定する第三の側壁と、第四のチャネルを画定する第四の側壁とを有し、前記第三のチャネルおよび前記第四のチャネルは、前記第二のリセスと連通し、前記第三のチャネル
は、前記第一のパイプ要素を受け取るためにあり、
前記第四のチャネルは、前記
第二の
パイプ要素を受け取るためにある、第二のカバー部分と、
前記第一のカバー部分上に位置付けられる第一の境界面であって、前記第一の境界面は、前記第一のリセスならびに前記第一のチャネルおよび前記第二のチャネルから外向きに延在する、第一の境界面と、
前記第二のカバー部分上に位置付けられる第二の境界面であって、前記第二の境界面は、前記第二のリセスならびに前記第三のチャネルおよび前記第四のチャネルから外向きに延在し、前記第二の境界面は
、前
記第一のカバー部分と前記第二のカバー部分とを互いに継合するために前記第一の境界面および前記第二の境界面の境界に沿って延在するジョイントにおいて前記第一の境界面と係合可能である、第二の境界面

を備え、
前記第一の境界面および前記第二の境界面が係合すると、前記第一のリセスおよび前記第二のリセスは、前記第一のパイプ要素および前記第二のパイプ要素を継合するためのアセンブリを受け取るように構成される受け取りスペースを画定するように連携し、前記アセンブリは、第一の構成要素を備え、前記第一の構成要素は、前記第一の中心軸を囲繞し、かつ、前記第一の中心軸の周りで回転非対称であり、前記受け取りスペースは、前記第一の中心軸の周りの前記第一の構成要素の回転方向とは独立して前記第一の構成要素に適応するように成形された第一の部分を備える、
カバー。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一の構成要素は、第一のパイプカップリングである、請求項1に記載のカバー。
【請求項3】
前記第一の境界面は、第一の整列切り欠きおよび第二の整列切り欠きを備え、
前記第二の境界面は、第一の整列ブロックおよび第二の整列ブロックを備え、前記第一の整列切り欠きおよび前記第二の整列切り欠きは、前記第一のカバー部分および前記第二のカバー部分が互いに継合されるときに前記第一の整列ブロックおよび前記第二の整列ブロックが前記第一の整列切り欠きおよび前記第二の整列切り欠きと相互係止するように、前記第一の整列ブロックおよび前記第二の整列ブロックに対する補完形状を有する、
請求項2に記載のカバー。
【請求項4】
前記第一の境界面は、第三の整列ブロックおよび第四の整列ブロックを備え、
前記第二の境界面は、第三の整列切り欠きおよび第四の整列切り欠きを備え、前記第三の整列切り欠きおよび前記第四の整列切り欠きは、前記第一のカバー部分および前記第二のカバー部分が互いに継合されるときに前記第三の整列ブロックおよび前記第四の整列ブロックが前記第三の整列切り欠きおよび前記第四の整列切り欠きと相互係止するように、前記第三の整列ブロックおよび前記第四の整列ブロックに対する補完形状を有する、
請求項

に記載のカバー。
【請求項5】
前記整列ブロックおよび前記整列切り欠きは、ステップ形状である、請求項

に記載のカバー。
【請求項6】
前記ジョイント内に位置付け可能なシールをさらに備える、請求項3に記載のカバー。
【請求項7】

記シールは、前記第一のカバー部分と前記第二のカバー部分との間ならびに前記第一のカバー部分および前記第二のカバー部分と前記
第一のパイプ要素および前記第二の
パイプ要素との間に、切れ目なく延在する、請求項

に記載のカバー。
【請求項8】
前記ジョイントは、前記第一のリセスおよび前記第二のリセスから離れて外向きに面する窪みを備える継目を備える、請求項6に記載のカバー。
【請求項9】
前記シールは、前記窪み内に位置付け可能である、請求項8に記載のカバー。
【請求項10】
前記ジョイント内に位置付け可能なシールをさらに備える、請求項1に記載のカバー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年2月28日に出願された米国仮出願第62/811,818号に基づいており、これに対する優先権を主張し、これにより、米国仮出願第62/811,818号は、本明細書内で参照によって援用される。
続きを表示(約 4,000 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、パイプ要素のアセンブリに対する断熱に関する。
【背景技術】
【0003】
(背景)
熱損失に対して配管網を断熱しエネルギーを節約することを手助けすることと、配管が冷水を運ぶときに防湿を提供することとを行うために配管網にカバーをすることは、有利である。防湿は、凝縮物が冷水パイプ上に形成することを防止し、パイプ要素の腐食を軽減するかまたは防止さえする。
【0004】
直線パイプ路に対して断熱を提供することは、(パイプが標準的に制御されるとき)極めて単純である一方、機械式カップリング、バルブ、エルボフィッティングおよびT字フィッティングなどの複雑なパイプアセンブリに対する断熱を作り出すことは、より複雑な仕事である。このようなパイプ配列は、標準化されない傾向にあり、多くの異なるサイズ、構成およびタイプのアセンブリを備え得る。パイプ要素が、互いにまたはフィッティングもしくは構成要素に継合されるアセンブリにおける断熱の不全、とりわけその防湿機能の不全は、認識されている産業課題である。防湿が、一箇所で損なわれる場合には、亀裂は、配管システム全体を損ない得る。パイプ要素が継合されるアセンブリにおいて有効な防湿を提供し得る、改良された断熱カバーに対する必要性が、明白に存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
(概要)
本発明は、パイプ要素を継合しているアセンブリを囲繞するように位置付け可能なカバーに関する。一例となる実施形態では、カバーは、アセンブリを受け取るための第一のリセスを画定する第一のカバー部分を備える。第一のカバー部分は、第一のチャネルを画定する第一の側壁と、第二のチャネルを画定する第二の側壁とを有する。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、第一のリセスと連通する。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、パイプ要素を受け取る。第二のカバー部分は、アセンブリを受け取るための第二のリセスを画定する。第二のカバー部分は、第三のチャネルを画定する第三の側壁と、第四のチャネルを画定する第四の側壁とを有する。第三のチャネルおよび第四のチャネルは、第二のリセスと連通する。第三のチャネルおよび第四のチャネルもまた、パイプ要素を受け取る。第一の境界面は、第一のカバー部分上に位置付けられる。第一の境界面は、第一のリセスならびに第一のチャネルおよび第二のチャネルを囲繞する。第二の境界面は、第二のカバー部分上に位置付けられる。第二の境界面は、第二のリセスならびに第三のチャネルおよび第四のチャネルを囲繞する。第二の境界面は、アセンブリを囲繞するように第一のカバー部分と第二のカバー部分とを互いに継合するために第一の境界面と係合可能である。第一のカナルは、第一のチャネルに対して横断するように第一の側壁内に位置付けられる。第二のカナルは、第二のチャネルに対して横断するように第二の側壁内に位置付けられる。第三のカナルは、第三のチャネルに対して横断するように第三の側壁内に位置付けられる。第四のカナルは、第四のチャネルに対して横断するように第四の側壁内に位置付けられる。
【0006】
例として、第一の境界面の少なくとも第一の部分は、それに沿って延在する溝を備える。第二の境界面の少なくとも第一の部分は、それから延在する隆起を備える。第二の境界面の第一の部分の隆起は、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第一の境界面の第一の部分の溝内に受け取られる。ある例となる実施形態では、第一の境界面の第一の部分の溝は、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第一のカナルおよび第三のカナルと流体連通する。さらなる例として、第一の境界面の少なくとも第二の部分は、それから延在する隆起を備える。第二の境界面の少なくとも第二の部分は、それに沿って延在する溝を備える。第一の境界面の第二の部分の隆起は、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第二の境界面の第二の部分の溝内に受け取られる。ある例となる実施形態では、第二の境界面の第二の部分の溝は、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第二のカナルおよび第四のカナルと流体連通する。さらなる例として、第一の境界面の第一の部分内の溝は、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第二の境界面の第二の部分内の溝と流体連通する。加えて例として、第一の境界面の第一の部分の隆起は、表面を備え、表面は、第二の境界面に対して角度をつけて方向付けられ、それにより第一のカバー部分と第二のカバー部分との間に窪みを画定する。ある例となる実施形態では、第二の境界面の第二の部分の隆起は、表面を備え、表面は、第一の境界面に対して角度をつけて方向付けられ、それにより第一のカバー部分と第二のカバー部分との間に窪みを画定する。
【0007】
別の例となる実施形態では、第一の境界面は、第一の整列切り欠きおよび第二の整列切り欠きを備える。第二の境界面は、第一の整列ブロックおよび第二の整列ブロックを備える。第一の整列切り欠きおよび第二の整列切り欠きは、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第一の整列ブロックおよび第二の整列ブロックが第一の整列切り欠きおよび第二の整列切り欠きと相互係止するように、第一の整列ブロックおよび第二の整列ブロックに対する補完形状を有する。さらなる例では、第一の境界面は、第三の整列ブロックおよび第四の整列ブロックを備える。第二の境界面は、第三の整列切り欠きおよび第四の整列切り欠きを備える。第三の整列切り欠きおよび第四の整列切り欠きは、第一のカバー部分および第二のカバー部分が互いに継合されるときに第三の整列ブロックおよび第四の整列ブロックが第三の整列切り欠きおよび第四の整列切り欠きと相互係止するように、第三の整列ブロックおよび第四の整列ブロックに対する補完形状を有する。ある具体的な例となる実施形態では、整列ブロックおよび整列切り欠きは、ステップ形状である。
【0008】
ある例となる実施形態は、カナル内および窪み内に位置付けられるシールをさらに備える。本例では、シールは、第一のリセスおよび第二のリセスを完全に囲繞する。ある例は、第一のカバー部分および第二のカバー部分内に開口部をさらに備え得る。開口部は、第一の境界面および第二の境界面に沿って位置している。第一の境界面上の第五のカナルは、開口部に沿って延在し、第六のカナルは、第二のカバー部分に沿って延在する。カナルは、窪みと流体連通し、シールを受け取る。ある例となる実施形態では、シールは、連続なガスケット、押出成形されるコーク、ロープコークおよびそれらの組み合わせから本質的になるグループから選択される。さらなる例として、第一のカバー部分および第二のカバー部分は、発泡層を備える。具体的な例となる実施形態では、発泡層は、厚さ1インチにつき少なくともR=5の断熱値を有する。さらなる例では、発泡層は、ポリイソシアヌレートを含む。ある例となるカバーは、発泡層上にポリ塩化ビニリデンのコーティングをさらに備え得る。さらなる例として、カバーは、発泡層を囲繞する外部コーティングを備える。例として、外部コーティングは、ポリウレア、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンおよびそれらの組み合わせから本質的になるグループから選択される。さらなる例では、発泡層および外部コーティングは、火炎伝播および煙に対するASTM E84試験基準を通じて25/50より低いレイティングを達成する。
【0009】
本発明は、第一のパイプ要素と第二のパイプ要素とを互いに継合するアセンブリを囲繞するように位置付け可能なカバーをさらに包含する。例として、カバーは、アセンブリを受け取るための第一のリセスを画定する第一のカバー部分を備える。第一のカバー部分は、第一のパイプ要素を受け取るための第一のチャネルおよび第二のチャネルを画定する。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、第一のリセスと連通する。第二のカバー部分は、アセンブリを受け取るための第二のリセスを画定する。第二のカバー部分は、第二のパイプ要素を受け取るための第三のチャネルおよび第四のチャネルを画定する。第三のチャネルおよび第四のチャネルは、第二のリセスと連通する。第一のカバー部分および第二のカバー部分は、継目においてアセンブリおよびパイプ要素を囲繞するように互いに継合される。継目は、第一のリセスおよび第二のリセスから離れて外向きに面する窪みを備える。
【0010】
ある例となる実施形態では、窪みは、非対称な断面形状を有する。さらなる例として、シールは、窪み内に位置付けられる。ある例となる実施形態は、第一のチャネル内に位置付けられる第一のカナルをさらに備え、窪みと流体連通する。第二のカナルは、第二のチャネル内に位置付けられ、窪みと流体連通する。第三のカナルは、第三のチャネル内に位置付けられ、窪みと流体連通する。第四のカナルは、第四のチャネル内に位置付けられ、窪みと流体連通する。ある具体的な例となる実施形態では、カナルの各々は、非対称な断面形状を有する。さらなる例として、カナルの各々は、第一のリセスおよび第二のリセスから離れて外向きに面する。
(【0011】以降は省略されています)

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