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公開番号
2025115855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010548
出願日
2024-01-26
発明の名称
吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】倒立姿勢での吐出時に内容物が外に漏れず、外気導入弁部材が膨潤して内径が減少した場合でも外気を良好に導入できる吐出器を提供する。
【解決手段】吐出器2は、シリンダ部5aと、摺動部材6と、操作に応じて摺動部材6を伴ってシリンダ部5aに対する昇降動作をする保持部材7と、ポンプ室C2を介して内容物4を保持部材7の昇降動作に応じて吐出させる内部流路Cと、シリンダ部5aに設けられる通気口5a1を有し、外気導入経路Pと、通気口5a1よりも下側に外気導入弁体8a1を有する外気導入弁部材8とを有し、外気導入弁体8a1は、倒立姿勢で吐出時に内容物4が外気導入経路Pに漏れ出ることをシリンダ部5aの外周面に接触して抑制し、且つ、外気の導入時にシリンダ部5aの外周面から離間して外気が容器本体3内に導入されることを許容し、シリンダ部5aは、外気導入弁体8a1側から通気口5a1側に向けて延びる凹部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部に装着され操作に応じて前記容器本体内の内容物を外部へ吐出する吐出器であって、
シリンダ部と、
前記シリンダ部上を摺動する摺動部材と、
吐出口を有し前記操作に応じて前記摺動部材を伴って前記シリンダ部に対する昇降動作をする保持部材と、
前記シリンダ部及び前記摺動部材によって区画されるポンプ室を介して前記内容物を前記保持部材の前記昇降動作に応じて前記吐出口へ送り吐出させる内部流路と、
前記シリンダ部に設けられる通気口を有し、前記保持部材の前記昇降動作に応じて前記通気口を通して外気を前記容器本体内に導入する外気導入経路と、
前記通気口を上下方向に跨いで前記シリンダ部の全周に亘って設けられ、前記通気口よりも下側に外気導入弁体を有する外気導入弁部材とを有し、
前記外気導入弁体は、倒立姿勢での吐出時に前記内容物が前記外気導入経路に漏れ出ることを前記シリンダ部の前記外周面に接触することで抑制し、且つ、前記外気導入経路を通じた前記外気の導入時に前記シリンダ部の前記外周面から離間することで前記外気が前記容器本体内に導入されることを許容し、
前記シリンダ部は、前記外気導入弁体側から前記通気口側に向けて延びる凹部を有する、吐出器。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記凹部は、周方向一方側の第1端縁から周方向他方側の第2端縁まで凹状に延び、
前記通気口の中心を通る所定径方向において、凹部の前記第1端縁が前記シリンダ部の前記外周面上における前記通気口の周方向一方側の端縁よりも外側に位置するか、又は、凹部の前記第2端縁が前記シリンダ部の前記外周面上における前記通気口の周方向他方側の端縁よりも外側に位置する、請求項1に記載の吐出器。
【請求項3】
前記シリンダ部は、前記凹部の周方向一端部を形成する第1凸部と、前記凹部の周方向他端部を形成する第2凸部とを有する、請求項1に記載の吐出器。
【請求項4】
前記シリンダ部は、前記通気口よりも上側において全周に亘って設けられ前記外気導入弁部材と嵌合する環状凸部を有し、
前記第1凸部は、前記外気導入弁体から上側に前記通気口を越えて延びる縦リブ状をなし、
前記第2凸部は、前記外気導入弁体から上側に前記通気口を越えて延びる縦リブ状をなす、請求項3に記載の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
容器本体の口部に装着され操作に応じて容器本体内の内容物を正立姿勢や倒立姿勢で外部へ吐出する吐出器であって、シリンダ部に設けられる通気口を有し、通気口を通して外気を容器本体内に導入する外気導入経路と、通気口を上下方向に跨いでシリンダ部の全周に亘って設けられ、通気口よりも上側においてシリンダ部の外周面に密接し通気口よりも下側に外気導入弁体を有する外気導入弁部材とを有し、外気導入弁体は、倒立姿勢での吐出時に内容物が外気導入経路に漏れ出ることをシリンダ部の外周面に接触することで抑制し、且つ、外気導入経路を通じた外気の導入時にシリンダ部の外周面から離間することで外気が容器本体内に導入されることを許容する、吐出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-47354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような吐出器は、1回の吐出量を多くするためにシリンダ部の径寸法を大きく設定した場合等において、ゴム又はエラストマー製の外気導入弁部材が内容物の種類によって膨潤し、内径が減少することで外気導入弁部材が通気口と外気導入弁体との間でシリンダ部の外周面に密着してしまい、外気導入弁体が開かなくなって外気を導入できなくなる場合があった。
【0005】
そこで本発明の目的は、倒立姿勢での吐出時に内容物が外に漏れず、外気導入弁部材が膨潤して内径が減少した場合でも外気を良好に導入できる吐出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
容器本体の口部に装着され操作に応じて前記容器本体内の内容物を外部へ吐出する吐出器であって、
シリンダ部と、
前記シリンダ部上を摺動する摺動部材と、
吐出口を有し前記操作に応じて前記摺動部材を伴って前記シリンダ部に対する昇降動作をする保持部材と、
前記シリンダ部及び前記摺動部材によって区画されるポンプ室を介して前記内容物を前記保持部材の前記昇降動作に応じて前記吐出口へ送り吐出させる内部流路と、
前記シリンダ部に設けられる通気口を有し、前記保持部材の前記昇降動作に応じて前記通気口を通して外気を前記容器本体内に導入する外気導入経路と、
前記通気口を上下方向に跨いで前記シリンダ部の全周に亘って設けられ、前記通気口よりも下側に外気導入弁体を有する外気導入弁部材とを有し、
前記外気導入弁体は、倒立姿勢での吐出時に前記内容物が前記外気導入経路に漏れ出ることを前記シリンダ部の前記外周面に接触することで抑制し、且つ、前記外気導入経路を通じた前記外気の導入時に前記シリンダ部の前記外周面から離間することで前記外気が前記容器本体内に導入されることを許容し、
前記シリンダ部は、前記外気導入弁体側から前記通気口側に向けて延びる凹部を有する、吐出器。
【0008】
[2]
前記凹部は、周方向一方側の第1端縁から周方向他方側の第2端縁まで凹状に延び、
前記通気口の中心を通る所定径方向において、凹部の前記第1端縁が前記シリンダ部の前記外周面上における前記通気口の周方向一方側の端縁よりも外側に位置するか、又は、凹部の前記第2端縁が前記シリンダ部の前記外周面上における前記通気口の周方向他方側の端縁よりも外側に位置する、[1]に記載の吐出器。
【0009】
[3]
前記シリンダ部は、前記凹部の周方向一端部を形成する第1凸部と、前記凹部の周方向他端部を形成する第2凸部とを有する、[1]又は[2]に記載の吐出器。
【0010】
[4]
前記シリンダ部は、前記通気口よりも上側において全周に亘って設けられ前記外気導入弁部材と嵌合する環状凸部を有し、
前記第1凸部は、前記外気導入弁体から上側に前記通気口を越えて延びる縦リブ状をなし、
前記第2凸部は、前記外気導入弁体から上側に前記通気口を越えて延びる縦リブ状をなす、[3]に記載の吐出器。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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