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公開番号
2025115897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010603
出願日
2024-01-26
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
55/08 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】レバー及び昇降式ノズル部を有し、持ち運び及び保管に好適な吐出容器を提供する。
【解決手段】口頸部6を起立する容器体2と、口頸部6に外嵌された装着キャップ12の上方にノズル部40を昇降可能に支承するともに、ノズル部40の後方に配置した支持部30より前方へ上下方向の揺動を可能に突設させたレバー46にノズル部40を連動可能に連係させた吐出器10と、レバー46とノズル部40との間に介在して、ノズル部40の周囲に着脱可能に配置されたストッパー兼用のカバー体60とを具備する。カバー体60は、装着キャップ12の頂面20に横ブレ不能に固定されており、ロック時のレバー操作に対して、レバー46の先半部46Bと装着キャップ12との間にカバー体60の一部である制止部Cが挟まれることにより、レバー46の揺動を規制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口頸部(6)を起立する容器体(2)と、
前記口頸部(6)に外嵌された装着キャップ(12)の上方にノズル部(40)を昇降可能に支承するともに、前記ノズル部(40)の後方に配置した支持部(30)より前方へ上下方向の揺動を可能に突設させたレバー(46)に、前記ノズル部(40)を連動可能に連係させた吐出器(10)と、
前記レバー(46)と前記ノズル部(40)との間に介在して、前記ノズル部(40)の周囲に着脱可能に配置されたストッパー兼用のカバー体(60)と、を具備し、
このカバー体(60)は、前記装着キャップ(12)の頂面(20)に横ブレ不能に固定されており、ロック時のレバー操作に対して、前記レバー(46)の先半部(46B)と前記装着キャップ(12)との間に前記カバー体(60)の一部である制止部(C)が挟まれることにより、前記レバー(46)の揺動を規制するように構成したことを特徴とする、吐出容器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記カバー体(60)は、前記ノズル部(40)を覆う頭部(62)を有し、かつ、この頭部(62)の前側から前記制止部(C)である主脚片(68)が垂設されており、
前記装着キャップ(12)の頂面(20)には、前記主脚片(68)の後面に近接する係合凸部(24)が、また前記レバー(46)の先半部(46B)には、前記主脚片(68)の前面に近接する押圧用部(58)がそれぞれ形成されており、前記ロック時のレバー操作をしようとすると、前記主脚片(68)が前記係合凸部(24)と前記押圧用部(58)との間に挟まれることにより、前記レバー(46)の揺動を規制することを特徴とする、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記頭部(62)の後側から副脚片(76)が垂設されており、
前記レバー(46)の基半部(46A)の上面には、前記ノズル部(40)及び前記カバー体(60)を挿通させるための挿通口(52)が開口されており、
前記カバー体(60)は、前記挿通口(52)を介して上方から前記レバー(46)と前記ノズル部(40)との間に挿入され、前記係合凸部(24)と前記押圧用部(58)との間に前記主脚片(68)が挟まれる定位置へ差し込むことが可能に形成されており、
前記支持部(30)の前側に、前記カバー体(60)の差し込み時に前記副脚片(76)と摺接することで前記カバー体(60)を前記定位置へ導く案内面部(34)が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の吐出容器。
【請求項4】
前記案内面部(34)は、上後側から下前側へ傾く傾斜面であり、この傾斜面に沿って前記副脚片(76)が摺動することにより、前記挿通口(52)へ直立姿勢で差し込まれた前記カバー体(60)が当該直立姿勢から後傾するように構成したことを特徴とする、請求項3に記載の吐出容器。
【請求項5】
前記頭部(62)の後側から副脚片(76)が垂設されており、
前記レバー(46)の基半部(46A)の上面には、前記ノズル部(40)及び前記カバー体(60)を挿通させるための挿通口(52)が開口されており、
この挿通口(52)の後縁(55)付近に下向きの係合段部(56)を、前記副脚片(76)の後面に、前記カバー体(60)を前記挿通口(52)内へ上方から差し込んだときに、当該挿通口(52)の後縁(55)を乗り越えて前記係合段部(56)に係止する抜止め用突部(80)をそれぞれ形成したことを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれかに記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器、特にレバーの操作でノズル部を押し下げて吐出する容器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
容器体の口頸部に外嵌された装着キャップと、容器体に連通させて装着キャップの上方に上方付勢状態で昇降可能に支承されたノズル部と、装着キャップの後側から立設した支持部から上下動可能に突設され、ノズル部に連係させたレバーとを具備し、レバーの基半部と支持部との間に可動式ストッパーを介在させた吐出容器が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-211855
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、持ち易さ・押し易さ・滑りにくさの向上のためにノズル部を昇降させて吐出する吐出容器にレバーを追加しているが、ノズル部を覆うオーバーキャップや押し下げを規制するストッパーの組付けが困難であり、持ち運び及び保管に不向きであった。
【0005】
本発明の目的は、レバー及び昇降式ノズル部を有し、持ち運び及び保管に好適な吐出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、口頸部6を起立する容器体2と、
前記口頸部6に外嵌された装着キャップ12の上方にノズル部40を昇降可能に支承するともに、前記ノズル部40の後方に配置した支持部30より前方へ上下方向の揺動を可能に突設させたレバー46に、前記ノズル部40を連動可能に連係させた吐出器10と、
前記レバー46と前記ノズル部40との間に介在して、前記ノズル部40の周囲に着脱可能に配置されたストッパー兼用のカバー体60と、を具備し、
このカバー体60は、前記装着キャップ12の頂面20に横ブレ不能に固定されており、ロック時のレバー操作に対して、前記レバー46の先半部46Bと前記装着キャップ12との間に前記カバー体60の一部である制止部Cが挟まれることにより、前記レバー46の揺動を規制するように構成した。
【0007】
本手段では、図1に示す如く、装着キャップ12の上方に昇降可能に支承されたノズル部40を、支持部30より前方へ上下方向の揺動を可能に突設させたレバー46に連動可能に連係させた吐出容器において、前記ノズル部40の周囲に、レバー46とノズル部40との間に介在させてストッパー兼用のカバー体60を配置した。
この構造によれば、レバー46とノズル部40との間に介在させたカバー体60がストッパーを兼ねるから、持ち運び及び保管に好適である。
またカバー体60は、装着キャップ12の頂面20に横ブレ不能に固定されており、ロック時のレバー操作に対して、レバー46の先半部46Bと装着キャップ12との間にカバー体60の制止部Cが挟まれることにより、レバー46の揺動を規制する。
この構造によれば、吐出器10に対するカバー体60の着脱作業がロックのオンオフ操作を兼ねることになり、使い勝手がよい。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記カバー体60は、前記ノズル部40を覆う頭部62を有し、かつ、この頭部62の前側から前記制止部Cである主脚片68が垂設されており、
前記装着キャップ12の頂面20には、前記主脚片68の後面に近接する係合凸部24が、また前記レバー46の先半部46Bには、前記主脚片68の前面に近接する押圧用部58がそれぞれ形成されており、前記ロック時のレバー操作をしようとすると、前記主脚片68が前記係合凸部24と前記押圧用部58との間に挟まれることにより、前記レバー46の揺動を規制する。
【0009】
本手段では、図1に示すように、カバー体60の頭部62の前側から主脚片68を垂設している。そして、この主脚片68を、装着キャップ12の係合凸部24及びレバー46の押圧用部58の間に挟むことでロック機能を実現した。
この構造によれば、カバー体60の頭部62を摘まんで引き上げることでロックをオフとし、また頭部62を摘まんだ状態でカバー体60をノズル部40の周囲に差し込むことでロックをオンとすることができる。故に、通常のカバー体60の着脱作業と変わらないので、より使い勝手がよい。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記頭部62の後側から副脚片76が垂設されており、
前記レバー46の基半部46Aの上面には、前記ノズル部40及び前記カバー体60を挿通させるための挿通口52が開口されており、
前記カバー体60は、前記挿通口52を介して上方から前記レバー46と前記ノズル部40との間に挿入され、前記係合凸部24と前記押圧用部58との間に前記主脚片68が挟まれる定位置へ差し込むことが可能に形成されており、
前記支持部30の前側に、前記カバー体60の差し込み時に前記副脚片76と摺接することで前記カバー体60を前記定位置へ導く案内面部34が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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