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公開番号2025117895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012869
出願日2024-01-31
発明の名称周囲監視システム
出願人住友ナコ フォ-クリフト株式会社
代理人個人,個人
主分類B66F 9/24 20060101AFI20250805BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】簡便な構成で安全性を向上させる。
【解決手段】周囲監視システム1は、作業者40のヘルメット41に取り付けられた再帰性反射材42と、フォークリフト20に取り付けられて再帰性反射材42からの反射光を検知する光学センサ25と、を備えている。再帰性反射材42のヘルメット41への取付位置と、光学センサ25のフォークリフト20への取付位置とのうち、少なくとも一方は、作業者40が第1の状態にあるときには検知され、かつ、作業者40が第2の状態にあるときには検知されないように、設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業者のヘルメットに取り付けられた再帰性反射材と、フォークリフトに取り付けられて前記再帰性反射材からの反射光を検知するセンサと、を備えた周囲監視システムであって、
前記再帰性反射材の前記ヘルメットへの取付位置と、前記センサの前記フォークリフトへの取付位置とのうち、少なくとも一方は、前記作業者が第1の状態にあるときには検知され、かつ、前記作業者が第2の状態にあるときには検知されないように、設定されている、
周囲監視システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1の状態は、前記作業者が前記フォークリフトの後方で姿勢を低くした状態であり、
前記センサは、前記フォークリフトのうち運転操作部よりも高い位置に、後方に向けて取り付けられ、
前記再帰性反射材は、前記ヘルメットの頭頂部に取り付けられている、
請求項1に記載の周囲監視システム。
【請求項3】
前記センサは、オーバーヘッドガードの上部に取り付けられている、
請求項2に記載の周囲監視システム。
【請求項4】
前記第1の状態は、前記作業者が前記フォークリフトの後方で当該フォークリフトに背を向けた状態であり、
前記センサは、前記フォークリフトの後方に向けて取り付けられ、
前記再帰性反射材は、前記ヘルメットの後頭部に取り付けられている、
請求項1に記載の周囲監視システム。
【請求項5】
前記第1の状態は、前記作業者が、前記フォークリフトの運転席よりも後方かつ側方で、当該フォークリフトの後側を向いた状態であり、
前記再帰性反射材は、前記ヘルメットの後頭部及び側頭部に取り付けられている、
請求項1に記載の周囲監視システム。
【請求項6】
前記フォークリフトは、警報を行う警報部を有し、
前記警報部は、前記フォークリフトが後進操作され、かつ、前記センサが前記第1の状態にある前記作業者を検知したときに、警報を行う、
請求項5に記載の周囲監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フォークリフトの周囲の安全を図る周囲監視システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の技術では、作業者のヘルメットに取り付けた再帰性反射材からなるマークをカメラで撮影し、その画像に基づいて作業者の位置(座標)を求めることにより、作業機械の作業エリアにおける作業者の安全を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-127372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術では、作業者を確実に検出するために、ヘルメットに十分なサイズの再帰性反射材が必要になる。また、作業者を検出するための画像処理等が煩雑である。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡便な構成で安全性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、作業者のヘルメットに取り付けられた再帰性反射材と、フォークリフトに取り付けられて前記再帰性反射材からの反射光を検知するセンサと、を備えた周囲監視システムであって、
前記再帰性反射材の前記ヘルメットへの取付位置と、前記センサの前記フォークリフトへの取付位置とのうち、少なくとも一方は、前記作業者が第1の状態にあるときには検知され、かつ、前記作業者が第2の状態にあるときには検知されないように、設定されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡便な構成で安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る周囲監視システムを示す図である。
実施形態に係る周囲監視システムの概略の制御構成を示すブロック図である。
実施形態に係る設定例1におけるヘルメットの三面図である。
実施形態に係る検知可能状態と検知不可状態を説明するための図である。
実施形態に係る設定例2におけるヘルメットの三面図である。
実施形態に係る設定例2における作業者の検知可能状態を示す図である。
実施形態に係る設定例3におけるヘルメットの三面図である。
実施形態に係る設定例3における作業者の検知可能状態を示す図である。
実施形態に係る設定例1と設定例2を組み合わせた場合におけるヘルメットの三面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
[周囲監視システムの構成]
図1は、本実施形態に係る周囲監視システム1を示す図であり、図2は、周囲監視システム1の概略の制御構成を示すブロック図である。
これらの図に示すように、周囲監視システム1は、作業中のフォークリフト20の周囲にいる作業者(人間)40を検出し、フォークリフト20と作業者40との接触を回避して作業エリアの安全を図るものである。
具体的に、周囲監視システム1は、フォークリフト20と、作業者40が装着するヘルメット41に取り付けられた再帰性反射材42とを含む。
なお、図1及び後述の図4,6,8に示す「前後左右上下」は、フォークリフト20(に搭乗した運転者)から見た方向をいう。
(【0011】以降は省略されています)

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