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公開番号2025119029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2025087083,2022518283
出願日2025-05-26,2020-10-05
発明の名称バッテリー監視構成を有するエアロゾル発生装置
出願人ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/53 20200101AFI20250805BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】充電式バッテリーの何らかの物理的膨張を確実に検出することができるエアロゾル発生装置を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生装置10は、エアロゾル発生物質26を受け入れるための空洞18を画定するハウジング16と、コントローラ22と、ハウジング16内に配置された充電式バッテリー20とを備える。コントローラ22は、ハウジング16内の充電式バッテリー20の膨張を検出するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル発生装置(10)であって、
エアロゾル発生物質(26)を受け入れるための空洞(18)を画定するハウジング(16)と、
コントローラ(22)と、
前記ハウジング(16)内に配置された充電式バッテリー(20)と、を備え、
前記コントローラ(22)が、前記ハウジング(16)内の前記充電式バッテリー(20)の膨張を検出するように構成されている、エアロゾル発生装置(10)。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記エアロゾル発生装置(10)が、前記ハウジング(16)内の前記充電式バッテリー(20)の膨張に応答して変動する電気的特性を有する導電性構成要素(40)を含む、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項3】
前記ハウジング(16)内の前記充電式バッテリー(20)の膨張により前記導電性構成要素(40)が変形するように、前記導電性構成要素(40)が前記ハウジング(16)内に配置されている、請求項2に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項4】
前記導電性構成要素(40)の前記電気的特性が、前記導電性構成要素(40)の前記変形に基づいて変動する、請求項3に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項5】
前記コントローラ(22)が、前記導電性構成要素(40)の検出された前記電気的特性の変動に基づいて、前記充電式バッテリー(20)の膨張を検出するように構成されている、請求項2~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項6】
前記電気的特性が前記導電性構成要素(40)の電気抵抗を含み、前記コントローラ(22)が前記導電性構成要素(40)の前記電気抵抗を監視するように構成されている、請求項2~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項7】
前記電気的特性が前記導電性構成要素(40)の導電性を含み、前記コントローラ(22)が前記導電性の断絶を検出するように構成されている、請求項2~6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項8】
前記導電性構成要素(40)が、前記充電式バッテリー(20)の外面(20a)の少なくとも一部の周りに延びている、請求項2~7のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項9】
前記導電性構成要素(40)が、実質的に前記充電式バッテリー(20)の周囲全体に沿って延びている、請求項2~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項10】
前記導電性構成要素(40)が、前記充電式バッテリー(20)の周囲よりも長い距離にわたって前記充電式バッテリー(20)の外面(20a)の周りに延びている、請求項2~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、エアロゾル発生装置に関し、より具体的には、エアロゾル発生物質を加熱して、ユーザによる吸入のためのエアロゾルを発生させるためのエアロゾル発生装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、エアロゾル発生物質を燃やすのではなく、加熱して、吸入のためのエアロゾルを生じさせる装置が消費者に人気になってきている。そのような装置は、いくつかの異なる手法のうちの1つを使用して、エアロゾル発生物質に熱を供給することができる。
【0003】
1つの手法は、抵抗加熱システムを採用するエアロゾル発生装置を提供することである。そのような装置では、エアロゾル発生物質を加熱することにより蒸気を発生させるための抵抗性加熱要素が提供され、蒸気は典型的には冷却され凝縮して、装置のユーザによる吸入のためのエアロゾルが形成される。
【0004】
別の手法は、誘導加熱システムを採用するエアロゾル発生装置を設けることである。そのような装置では、誘導コイル及びサセプタが設けられている。ユーザが装置を作動させると、電気エネルギーが誘導コイルに供給され、次いでこれにより交流電磁場が発生する。サセプタは電磁場と結合し、熱を発生させ、この熱が、例えば伝導によりエアロゾル発生物質に伝達されることにより蒸気が発生され、蒸気は典型的には冷却され凝縮して、装置のユーザによる吸入のためのエアロゾルが形成される。
【0005】
エアロゾル発生物質を加熱するために、どちらの手法が使用されても、必要な電力を抵抗性加熱要素又は誘導コイルに供給するために、エアロゾル発生装置が充電式バッテリーを含むことが好ましい場合がある。しかしながら、充電式バッテリーの使用は特定の欠点を有する場合があり、本開示はその欠点を軽減しようとするものである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様によれば、エアロゾル発生装置が提供され、このエアロゾル発生装置は、
エアロゾル発生物質を受け入れるための空洞を画定するハウジングと、
コントローラと、
ハウジング内に配置された充電式バッテリーと、を含み、
コントローラは、ハウジング内の充電式バッテリーの膨張を検出するように構成されている。
【0007】
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物質を燃やすことなく、エアロゾル発生物質を加熱して、エアロゾル発生物質の少なくとも1つの成分を揮発させることにより蒸気を発生させ、蒸気は冷却され凝縮して、エアロゾル発生装置のユーザによる吸入のためのエアロゾルが形成されるように適合されている。
【0008】
一般論として、蒸気とは、臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を低下させることなく圧力を増加させることにより蒸気を液体に凝縮させ得ることを意味する。一方、エアロゾルは、空気中又は別のガス中の微細な固体粒子又は液滴の浮遊物である。しかしながら、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユーザによる吸入のために発生される吸入可能媒体の形態に関して互換的に使用され
得ることに留意されたい。
【0009】
充電式バッテリーの物理的膨張の検出は、コントローラにより容易に実現され、それにより、例えば、装置の使用を中止することを可能にすることにより、及び/又は充電式バッテリーを交換するためのアクションをとることを可能にすることにより、及び/又は充電式バッテリーをどのように充電及び/又は放電するかをコントローラが変更することを可能にすることにより、エアロゾル発生装置への予想される損傷が回避される。
【0010】
エアロゾル発生装置は、ハウジング内の充電式バッテリーの膨張に応答して変動する電気的特性を有する導電性構成要素を含み得る。ハウジング内の充電式バッテリーの膨張により導電性構成要素が変形するように、導電性構成要素がハウジング内に配置され得る。導電性構成要素の電気的特性の変動は、充電式バッテリーの物理的膨張があることの確実な指標を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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