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公開番号2025119566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024157926
出願日2024-09-12
発明の名称シートおよび乗り物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類A47C 7/02 20060101AFI20250806BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】着座者の体圧分布を適切に変更することが可能なシートを提供する。
【解決手段】シート1は、シートクッション2と、シートクッション2に回動可能に支持されたシートバック3と、を備える。シートクッション2は、シートクッションフレーム20と、シートクッションフレーム20に設けられるクッションパッド21と、クッションパッド21が設けられたシートクッションフレーム20を覆う表皮材22と、を有する。シートクッションフレーム20は、クッションパッド21が設けられるベースフレーム23と、表皮材22が設けられるとともにベースフレーム23に回動可能に支持される回動フレーム24と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートクッションと、該シートクッションに回動可能に支持されたシートバックと、を備えるシートであって、
前記シートクッションは、シートクッションフレームと、該シートクッションフレームに設けられるクッションパッドと、該クッションパッドが設けられた前記シートクッションフレームを覆う表皮材と、を有し、
前記シートクッションフレームは、前記クッションパッドが設けられる第1クッションフレームと、前記表皮材が設けられるとともに前記第1クッションフレームに昇降可能に支持される第2クッションフレームと、を有することを特徴とするシート。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記シートクッションは、前記第1クッションフレームに設けられ、着座者からの荷重を受ける受圧部材をさらに備えることを特徴とするシート。
【請求項3】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記クッションパッドは、前記第1クッションフレームに設けられる第1クッションパッドと、前記第2クッションフレームに設けられる第2クッションパッドと、を有し、
前記表皮材は、前記第2クッションパッドが設けられた前記第2クッションフレームを覆うように設けられることを特徴とするシート。
【請求項4】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記第2クッションフレームを昇降させるクッション用アクチュエータと、
前記シートバックの回動動作に対応して前記第2クッションフレームが昇降するように前記クッション用アクチュエータの駆動を制御する制御部と、をさらに備えることを特徴とするシート。
【請求項5】
請求項4に記載のシートにおいて、
前記シートクッションの前方でフロアから出没可能なオットマンと、
前記オットマンを前記フロアから出没させるオットマン用アクチュエータと、をさらに備え、
前記制御部は、さらに前記第2クッションフレームの昇降動作に対応して前記オットマンが出没するように前記オットマン用アクチュエータの駆動を制御することを特徴とするシート。
【請求項6】
請求項5に記載のシートにおいて、
前記オットマン用アクチュエータは、前記フロアに沿って延在する回動軸を中心に前記オットマンを上下方向に回動可能に構成され、
前記制御部は、前記オットマンが出現した際の該オットマンの前記フロアからの高さが前記オットマンの回動量に応じた所定高さとなるように前記オットマン用アクチュエータの駆動を制御することを特徴とするシート。
【請求項7】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記第2クッションフレームが下降した位置で、前記表皮材が前記第1クッションフレームに設けられた前記クッションパッドに密着するように、前記表皮材を前記クッションパッドに向けて付勢する付勢部材をさらに備えることを特徴とするシート。
【請求項8】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記シートバックは、シートバックフレームと、該シートバックフレームに設けられるバックパッドと、該バックパッドが設けられた前記シートバックフレームを覆うバック表皮材と、を備え、
前記シートバックフレームは、前記バックパッドが設けられる第1バックフレームと、前記シートバックの前記バック表皮材が設けられるとともに前記第1バックフレームから離間する方向に前記第1バックフレームに移動可能に支持される第2バックフレームと、を有することを特徴とするシート。
【請求項9】
請求項8に記載のシートにおいて、
前記第2バックフレームを前記第1バックフレームから離間する方向に移動させるバック用アクチュエータと、
前記シートバックの回動動作に対応して前記第2バックフレームが移動するように前記バック用アクチュエータの駆動を制御する制御部と、をさらに備えることを特徴とするシート。
【請求項10】
請求項1に記載のシートにおいて、
前記シートバックの上端部に取り付けられるヘッドレストをさらに備え、
前記ヘッドレストは、ヘッドレストフレームと、該ヘッドレストフレームに設けられるヘッドレストパッドと、該ヘッドレストパッドが設けられた前記ヘッドレストフレームを覆うヘッドレスト表皮材と、を有し、
前記ヘッドレストフレームは、前記ヘッドレストパッドが設けられる第1ヘッドレストフレームと、前記ヘッドレスト表皮材が設けられるとともに前記第1ヘッドレストフレームから離間する方向に前記第1ヘッドレストフレームに移動可能に支持される第2ヘッドレストフレームと、を有することを特徴とするシート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートおよび乗り物用シートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、座面が昇降可能に構成されたシートが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載のシートは、リンクフレームの前端部に固定されたパンフレームを備え、駆動部によりリンクフレームを回動させることで、パンフレームを昇降させ、これにより座面を昇降する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シートに着座する着座者の快適性を向上させるためには、着座者の体圧分布を適切に変更可能とすることが好ましい。しかしながら、上記特許文献1記載のシートのように単に座面が昇降可能に構成されるだけでは、着座者の体圧分布を適切に変更することが困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様であるシートは、シートクッションと、シートクッションに回動可能に支持されたシートバックと、を備える。シートクッションは、シートクッションフレームと、シートクッションフレームに設けられるクッションパッドと、クッションパッドが設けられたシートクッションフレームを覆う表皮材と、を有し、シートクッションフレームは、クッションパッドが設けられる第1クッションフレームと、表皮材が設けられるとともに第1クッションフレームに昇降可能に支持される第2クッションフレームと、を有する。
【0006】
本発明の他の態様は、上述したシートが乗り物に搭載された乗り物用シートであり、シートクッションフレームは、左右方向に延在し、乗り物の前突時における着座者の前方への移動を抑制するサブマリン現象抑制用のパイプを有する。
【0007】
本発明のさらに他の態様は、上述したシートが乗り物に搭載された乗り物用シートであり、シートクッションフレームに取り付けられ、乗り物の前突時に膨出して着座者の前方への移動を抑制するクッションエアバッグを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、着座者の体圧分布を適切に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るシートの斜視図。
本実施形態に係るシートクッションフレームの斜視図。
図2に示すシートクッションフレームの分解斜視図。
本実施形態に係るシートクッションのIV-IV断面図。
図4に示すシートクッションの回動フレームを回動させた状態を示す図。
本実施形態に係るシートクッションのVI-VI断面図。
図6に示すシートクッションの回動フレームを回動させた状態を示す図。
シートの駆動を制御するコントローラのブロック図。
ドライブモードに設定されたシートクッションに乗員が着座した状態を示す断面図。
リラックスモードに設定されたシートクッションに乗員が着座した状態を示す断面図。
本実施形態の第1変形例に係るシートバックのX-X断面図。
図10Aのシートバックの回動フレームを回動させた状態のX-X断面図。
本実施形態の第2変形例に係るヘッドレストのXI-XI断面図。
図11Aのヘッドレストの第2フレームを回動させた状態のXI-XI断面図。
シートクッションの他の形態を説明する図。
シートクッションの他の形態を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るシートは、航空機、鉄道および自動車などの種々の乗り物に搭載される乗り物用シートとして用いることができ、さらに乗り物用シート以外のシート、例えば、一人掛けソファーやマッサージチェア、オフィスチェア、車椅子等に用いることもできる。以下では、シートの一例として、自動車の車両に搭載されるシートに適用した例を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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