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公開番号
2025119890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014988
出願日
2024-02-02
発明の名称
認知機能障害リスク評価システム、装置、方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/11 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】日常生活における歩行行為を計測した結果からランダム性を排除することで、ユーザに肉体的、精神的、時間的な負担を強いることなく、歩行データの基づき認知機能障害リスクを正確に評価できる認知機能障害リスク評価システムを提供する。
【解決手段】ユーザに携帯又は装着されて少なくとも位置情報を継続的に計測する動き情報取得装置10と、計測した位置情報の時系列から歩行データを抽出してユーザの認知機能障害リスクを評価するリスク評価装置20とを主要な構成とする。動き情報取得装置10は、スマートフォンやスマートウォッチなどの汎用のウェアラブル端末にアプリケーションとして実装されるか、あるいは動き情報の取得に特化した専用のウェアラブル端末として提供され、記録した位置情報の時系列データをリスク評価装置20へログデータとして送信する。リスク評価装置20は位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成し、MCI兆候を判断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの歩行データに基づいて認知機能障害リスクを評価するシステムにおいて、
ユーザに携帯又は装着されて少なくとも位置情報を継続的に計測する手段と、
前記位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成する手段とを具備したことを特徴とする認知機能障害リスク評価システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記歩行データを生成する手段は、前記位置情報の時系列に基づいてユーザが移動中と推定される移動期間を抽出する手段を具備し、前記移動期間における位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成することを特徴とする請求項1に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項3】
前記歩行データを生成する手段は、前記移動期間から日常歩行に固有のランダム性を排除した通常歩行期間を抽出する手段を具備し、前記通常歩行期間における位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成することを特徴とする請求項2に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項4】
前記通常歩行期間を抽出する手段は、前記移動期間からユーザが直線歩行している直線歩行期間を抽出する手段を具備し、直線歩行期間における位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成することを特徴とする請求項3に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項5】
前記通常歩行期間を抽出する手段は、ユーザが平坦ではない路面を歩行している非平坦期間を前記移動期間から除外する手段を具備したことを特徴とする請求項3に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項6】
前記通常歩行期間を抽出する手段は、移動速度が所定の歩行速度範囲から外れる非歩行期間を前記移動期間から除外する手段を具備したことを特徴とする請求項3に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項7】
前記通常歩行期間を抽出する手段は、ユーザの挙動が不自然な不自然歩行期間を前記移動期間から除外する手段を具備したことを特徴とする請求項3に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項8】
前記通常歩行期間を抽出する手段は、ユーザの非日常的な歩行期間を前記移動期間から除外する手段を具備したことを特徴とする請求項3に記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項9】
前記歩行データを生成する手段は、移動の開始及び終了の少なくとも一方の所定期間を前記通常歩行期間から除外する手段を具備したことを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の認知機能障害リスク評価システム。
【請求項10】
前記歩行データを生成する手段は、移動距離が所定値以上の通常歩行期間における位置情報の時系列に基づいて歩行データを生成することを特徴とする請求項9に記載の認知機能障害リスク評価システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、認知機能障害リスクを評価するシステム、装置、方法及びプログラムに係り、特に、加齢に伴う認知機能障害リスクを歩行行為において計測される歩行データに基づき評価するシステム、装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
認知症の前段階として知られる軽度認知機能障害(MCI:Mild cognitive impairment)については、早期に適切な対応を行なうことにより認知症の発生を抑え、あるいは認知症の改善を図ることが可能であるために早期の発見が要請されている。
【0003】
MCI兆候を早期に発見する手法として、x分間歩行テスト(x minutes walking test)やデュアルタスク歩行テスト(dual-task walking)が知られている。これらのテストによればユーザの歩行状態を分析することでMCI兆候を定量的に評価できる。
【0004】
特許文献1には、歩行行為で計測されるパラメータに基づいて膝痛等の老年障害の起こりやすさ(老年障害リスク)を評価する方法及びシステムが開示されている。非特許文献1には加齢に伴う歩行速度の低下が開示されている。非特許文献2,3には認知障害と歩行速度との関係が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-255786号公報
【非特許文献】
【0006】
https://europepmc.org/article/med/3367751
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1568163716300095
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2921227/
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術における歩行テストベースの評価では、ユーザにテスト環境を備えた医療機関や研究機関などの施設へ出向いてもらい、所定の準備や手続きを経て歩行データの取得及び分析を実施しなければならない。したがって、ユーザの居住場所が施設から離れている場合や、そもそもテスト環境を備えた施設が身近でない場合は評価テストを受けることができない。
【0008】
また、従来技術ではユーザが評価テストを受けることを認識して歩行データが取得されるため、精神的負荷、緊張あるいは不慣れが原因で正確な評価が難しいという課題があった。
【0009】
さらに、ユーザに施設まで出向いてもらう必要があるために時間的、肉体的な負担も多くなり、これが原因で評価テストが敬遠されるという課題もあった。
【0010】
さらに、MCI兆候を正確に評価するためには歩行データを継続的に計測する追跡評価が望ましいが、施設での評価テストは追跡評価が難しいという課題もあった。
(【0011】以降は省略されています)
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