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公開番号2025123523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025106206,2021192447
出願日2025-06-24,2021-11-26
発明の名称液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250815BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 ユーザにとって利便性を損なわぬように、適切にバルブの開放動作を行う。
【解決手段】 液体を注入するための注入部を有し、液体を吐出する液体吐出ヘッドに供給する液体を収容する容器と、前記注入部をキャップするキャップ部を有し、前記キャップ部が前記注入部を閉塞する閉位置と、前記キャップ部が前記注入部を閉塞しない開位置と、に揺動可能なキャップ部材と、前記キャップ部材を覆う閉位置と、前記キャップ部材を開閉可能にするための開位置と、に揺動可能なタンクアクセスカバーと、を備え、前記キャップ部材の揺動軸と前記タンクアクセスカバーの揺動軸は、水平方向と平行で、かつ互いの向きが異なる。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
液体を注入するための注入部を有し、液体を吐出する吐出ヘッドに供給する液体を収容する容器と、
前記注入部をキャップするキャップ部を有し、前記キャップ部が前記注入部を閉塞する閉位置と、前記キャップ部が前記注入部を閉塞しない開位置と、に揺動可能なキャップ部材と、
前記キャップ部材を覆う閉位置と、前記キャップ部材を開閉可能にするための開位置と、に揺動可能なタンクアクセスカバーと、を備え、
前記キャップ部材の揺動軸と前記タンクアクセスカバーの揺動軸は、水平方向と平行で、かつ互いの向きが異なることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記キャップ部材の揺動軸は第1方向と平行で、前記タンクアクセスカバーの揺動軸は第2方向と平行であり、前記第1方向と前記第2方向は直交する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記液体吐出装置の内部のメンテナンス作業のために開閉されるアクセスカバーを備え、
前記アクセスカバーは前記キャップ部材を覆わない請求項1または2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記容器は前記アクセスカバーに覆われない位置に配置されている請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記吐出ヘッドを搭載して移動するキャリッジを備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
原稿の画像を読み取る読取ユニットを含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記読取ユニットは、前記液体吐出装置の内部のメンテナンス作業のために開閉される請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラと、
前記搬送方向において前記搬送ローラの上流に配され前記記録媒体をセットするセット部と、を備える請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記セット部をカバーする給紙カバーを備える請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記吐出ヘッドと前記容器とを接続するチューブを備える請求項1から9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出する液体吐出装置として液体を貯留するタンクから液体を吐出するヘッドへと液体を供給するチューブを有するものがあり、さらにチューブを閉塞するバルブを備えるものが知られている。たとえば特許文献1には、インクタンク側方に配置されたチョークバルブにおける回転レバーを回転させることでチューブを押し潰し、インクの流通を阻止する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-79910号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成では、ユーザが手動でバルブの開閉操作を行うことでチューブを閉塞する。そのためユーザが操作を誤りと、使用時にチューブが開放されておらず、ヘッドへの吐出へと移行できなければ、ユーザにとっては利便性を欠くものとなる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって利便性を損なわぬように、適切にバルブの開放動作を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る液体吐出装置は、液体を注入するための注入部を有し、液体を吐出する吐出ヘッドに供給する液体を収容する容器と、前記注入部をキャップするキャップ部を有し、前記キャップ部が前記注入部を閉塞する閉位置と、前記キャップ部が前記注入部を閉塞しない開位置と、に揺動可能なキャップ部材と、前記キャップ部材を覆う閉位置と、前記キャップ部材を開閉可能にするための開位置と、に揺動可能なタンクアクセスカバーと、を備え、前記キャップ部材の揺動軸と前記タンクアクセスカバーの揺動軸は、水平方向と平行で、かつ互いの向きが異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザにとって利便性を損なわぬように、適切にバルブの開放動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る液体吐出装置の外観斜視図。
第1実施形態に係る液体吐出装置の内部機構を示す斜視図。
(A)第1実施形態に係る容器及びその周辺の構成の斜視図。(B)第1実施形態に係る容器及びその周辺の構成の模式図。
第1実施形態に係る液体吐出装置の制御ユニットのブロック図。
第1実施形態に係る液体吐出装置のインクの補充準備手順を示す斜視図。
(A)第1実施形態に係る液体吐出装置のインクの補充準備手順を示す斜視図。(B)第1実施形態における注入部の開放態様を示す断面図。
(A)第1実施形態におけるキャップ部材及びカバー部を閉位置へ移動する途中の状態を示す断面図。(B)図7(A)のP1部拡大図である。
(A)第1実施形態におけるキャップ部材及びカバー部を閉位置へ移動した状態を示す断面図。(B)図8(A)のP2部拡大図。
第1実施形態におけるカバー部とバルブの斜視図である。
第1実施形態におけるバルブの動作説明断面図。
第1実施形態におけるバルブとカムレバー部の動作説明断面図。
第1実施形態におけるカムレバー部の構成の斜視図。
第1実施形態におけるバルブとカムレバー部を+X方向から見た動作説明斜視図。
第1実施形態におけるバルブとカムレバー部を-X方向から見た動作説明斜視図。
第1実施形態におけるタンクアクセスカバーを閉位置へと移動する際の動作説明斜視図。
第1実施形態においてタンクカバー部の係合部が係合していない状態を示す側面図。
第1実施形態においてタンクカバー部が閉位置にない状態でタンクアクセスカバーを閉位置に移動する場合におけるタンクアクセスカバーとタンクカバー部との関係を示す斜視図。
第1実施形態に係るMPUが実行する処理例を示すフローチャート。
(A)第1実施形態におけるキャップ部の側面図。(B)第1実施形態におけるキャップ部の斜視図と部分拡大図。
(A)第1実施形態におけるインクの漏出個所の例を示す断面図。(B)(C)第1実施形態におけるキャップ部の溝の他の構成例を示す斜視図。
第2実施形態におけるタンクアクセスカバーとタンクカバーの構成を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<液体吐出装置の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1を前側から見た外観図である。本実施形態の液体吐出装置1は、液体としてインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であるが、本発明はインクジェット記録装置以外の各種の液体吐出装置にも適用可能である。図中、矢印X及びYは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは上下方向(重力方向)を示している。X方向は液体吐出装置1の幅方向(左右方向)である。Y方向は液体吐出装置1の奥行方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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