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公開番号
2025125879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022123
出願日
2024-02-16
発明の名称
昇降棚装置
出願人
株式会社ダイドー
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
A47B
51/00 20060101AFI20250821BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】本発明は、地震発生の際に高所から棚部材が不意に急降下する危険を防止する昇降棚装置を提供する。
【解決手段】収納物を載置した棚部材1を昇降させる平行リンク機構を備え、棚部材1にはラッチ受け具6を設けると共に、後方固定壁面10にロック作動装置8を取着し、地震発生の際に、ロック作動装置8のラッチが受け具6に係止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
収納物を載置する棚部材(1)が、平行リンク機構(5)を介して昇降するように構成された昇降棚装置に於て、
上記棚部材(1)の背面(16)と底面(17)によって形成された後下方角部近傍(20)に、ラッチ受け具(6)を付設し、
さらに、地震発生の際に振動を検出して、ラッチ(8A)を揺動させ、上記ラッチ受け具(6)に対して係止状態にロックさせるロック作動装置(8)を、後方固定壁面(10)に対し、直接に、又は、取付基盤(3)を介して間接に、取着したことを、
特徴とする昇降棚装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
収納物を載置する棚部材(1)が、平行リンク機構(5)を介して昇降するように構成された昇降棚装置に於て、
上記棚部材(1)の背面(16)と上端面(18)によって形成された後上方角部近傍(23)に、ラッチ受け具(6)を付設し、
さらに、地震発生の際に振動を検出して、ラッチ(8A)を揺動させ、上記ラッチ受け具(6)に対して係止状態にロックさせるロック作動装置(8)を、後方固定壁面(10)に対して、取着したことを、
特徴とする昇降棚装置。
【請求項3】
上記取付基盤(3)は、上記平行リンク機構(5)を構成する第1リンク(21)と第2リンク(22)の各下端を揺動自在に枢支する部材であると共に、上記後方固定壁面(10)に固着されている請求項1記載の昇降棚装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降棚装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、本出願人は、種々の昇降棚(収納)装置について、提案している。
例えば、下記の特許文献1の発明では、昇降棚に「ダンパー」を付加させて、手動で引き出す際に降下速度を制御させるものであり、衝撃音を発生させずに安全にゆっくりと作動させることの可能な昇降棚として、優れている。
また、下記特許文献2の発明では、前後往復移動及び上下揺動移動をスムーズに行うことができる昇降棚として、優れたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6872247号公報
特許第6326090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地震等が発生した際の棚やタンス等の倒れ、及び、高所に在る物品の落下等に対して、人身事故が発生しないための安全対策が、近年、強く求められている。
ところが、各種の店舗やそのバックヤード等に設置されている昇降棚(収納)装置に関しては、地震発生の際の安全対策は、ほとんど実施されてこなかったのが、実情である。
【0005】
そこで、本発明は、高所に在る昇降棚装置に於て、収納物を載置した筐体が、地震等の振動が発生した際に、不意に下方へ急激に移動する危険を、防ぐことを目的とする。しかも、筐体の下方への不意の移動を、確実に阻止することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、収納物を載置する棚部材が、平行リンク機構を介して昇降するように構成された昇降棚装置に於て;上記棚部材の背面と底面によって形成された後下方角部近傍に、ラッチ受け具を付設し;さらに、地震発生の際に振動を検出して、ラッチを揺動させ、上記ラッチ受け具に対して係止状態にロックさせるロック作動装置を、後方固定壁面に対し、直接に、又は、取付基盤を介して間接に、取着した。
【0007】
また、収納物を載置する棚部材が、平行リンク機構を介して昇降するように構成された昇降棚装置に於て;上記棚部材の背面と上端面によって形成された後上方角部近傍に、ラッチ受け具を付設し;さらに、地震発生の際に振動を検出して、ラッチを揺動させ、上記ラッチ受け具に対して係止状態にロックさせるロック作動装置を、後方固定壁面に対して、取着した。
【0008】
また、上記取付基盤は、上記平行リンク機構を構成する第1リンクと第2リンクの各下端を揺動自在に枢支する部材であると共に、上記後方固定壁面に固着されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、昇降可能な棚部材(そのもの)をロックさせる構成であるので、地震発生時に、収納物を載置した棚部材を、確実に、かつ、強力に、固定保持できる。
従って、地震発生時に、(高所から)棚部材が急激に下降してくる危険を、防止できる。
さらに、店舗やバックヤード等に於て、地震発生時に、避難通路を、降下した棚部材が塞いで、人の避難が邪魔されることを、防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の一形態を示した作動説明側面図である。
本発明の実施の一形態の側面図である。
図2の背面図である。
通常時の要部側面図である。
図4の要部拡大図である。
通常時であって、ラッチ受け具がロック装置から離脱可能であることを示す要部側面図である。
図6の要部拡大図である。
地震発生の際に、ロック装置がラッチ受け具に対して係止状態であることを示した要部側面図である。
図8の要部拡大図である。
本発明の他の実施形態の側面図である。
図10の背面図である。
通常時の要部側面図である。
図12の要部拡大図である。
通常時であって、ラッチ受け具がロック装置から離脱可能であることを示す要部側面図である。
図14の要部拡大図である。
地震発生の際に、ロック装置がラッチ受け具に対して係止状態であることを示した要部側面図である。
図16の要部拡大図である。
通常時におけるロック装置とラッチ受け具等の相互の位置関係、及び、各作動を、説明する要部拡大図である。
通常時に、ラッチ受け具はロック装置のラッチから、離脱可能であることを説明する要部拡大図である。
地震発生状態を示し、ロック装置が作動して、ラッチがラッチ受け具に係止可能な状態であることを示す要部拡大図である。
地震発生の際に、図20に示した状態から、棚部材が前方へ移動した状態を示し、ラッチがラッチ受け具に係止したロック状態を示す要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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