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公開番号2025127656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024481
出願日2024-02-21
発明の名称液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250826BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ブレードによって掻き取られた紙粉が搬送ベルトの下方に落下し、例えば搬送ベルトの下方に位置する機構に作動不具合を発生させる虞がある。
【解決手段】液体吐出装置は、媒体を支持可能な支持部と、前記支持部に支持される媒体に対して、ノズル面に設けられるノズルから吐出方向に液体を吐出可能な液体吐出部と、前記吐出方向と交差する方向である第1方向および、該第1方向とは反対方向である第2方向に移動可能な移動部と、を備える。前記移動部は、前記支持部より下方に堆積した紙粉を掻き取り可能な掻き取り部材を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を支持可能な支持部と、
前記支持部に支持される媒体に対して、ノズル面に設けられるノズルから吐出方向に液体を吐出可能な液体吐出部と、
前記吐出方向と交差する方向である第1方向および、該第1方向とは反対方向である第2方向に移動可能な移動部と、
を備え、
前記移動部は、前記支持部より下方に堆積した紙粉を掻き取り可能な掻き取り部材を有する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記掻き取り部材によって紙粉が掻き取られる部位よりも下方に設けられ、前記掻き取り部材により掻き取られた紙粉を収容可能な収容部を更に備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記支持部よりも下方に設けられるガイド部を更に備え、
前記ガイド部は、前記移動部に設けられる被ガイド部を案内するように構成され、
前記移動部は、前記ノズル面を払拭可能な払拭部を有し、
前記掻き取り部材は、前記被ガイド部に対して前記第1方向に位置し、前記移動部が前記第1方向に移動する際に前記ガイド部に堆積した紙粉を掻き取る、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項3に記載の液体吐出装置において、
前記掻き取り部材は、前記移動部の移動方向に対して傾斜した状態で設けられる、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記掻き取り部材によって紙粉が掻き取られる前記ガイド部の位置よりも下方に設けられ、掻き取られた紙粉を収容可能な収容部を更に備え、
前記収容部は、前記ガイド部に対して、前記掻き取り部材により掻き取られた紙粉が移動する側に設けられる、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記液体吐出部は、前記移動部の移動方向を長手方向とするラインヘッドであり、
前記支持部は、駆動ローラーと、従動ローラーと、前記駆動ローラーと前記従動ローラーとの間に巻き掛けられる無端ベルトである搬送ベルトと、を有し、
前記搬送ベルトは、前記液体吐出部と対向する支持位置と、前記支持位置から離れる退避位置と、の間で移動可能である、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項6に記載の液体吐出装置において、
前記搬送ベルトに接触して、前記搬送ベルトに付着する紙粉を除去する紙粉除去部を更に備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記液体吐出部は、前記移動部の移動方向を長手方向とするラインヘッドであり、
前記支持部は、駆動ローラーと、従動ローラーと、前記駆動ローラーと前記従動ローラーとの間に巻き掛けられる無端ベルトである搬送ベルトと、を有し、
前記搬送ベルトは、前記液体吐出部と対向する支持位置と、前記支持位置から離れる退避位置と、の間で移動可能である、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項9】
請求項8に記載の液体吐出装置において、
前記移動部は、前記第2方向の端部をホーム位置とし、前記払拭部による前記ノズル面の払拭を行う場合、
前記ホーム位置から前記第1方向へ移動し、当該移動の際に前記掻き取り部材による紙粉の掻き取りを行い、
次いで前記ホーム位置に向けて前記第2方向へ移動し、当該移動の際に前記払拭部による前記ノズル面の払拭を行う、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
請求項8に記載の液体吐出装置において、
前記搬送ベルトに接触して、前記搬送ベルトに付着する紙粉を除去する紙粉除去部を更に備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に液体を吐出する液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1記載の液体噴射装置は、記録位置において媒体を支持する媒体支持部を有する。媒体支持部は、搬送ベルトを有し、略90°回動することで支持位置と退避位置とに移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-65303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送ベルトには紙粉が付着する為、搬送ベルトに接触することで搬送ベルトに付着した紙粉を掻き取るブレードが設けられる場合がある。
しかしながらブレードによって掻き取られた紙粉が搬送ベルトの下方に落下し、例えば搬送ベルトの下方に位置する機構に作動不具合を発生させる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の液体吐出装置は、媒体を支持可能な支持部と、前記支持部に支持される媒体に対して、ノズル面に設けられるノズルから吐出方向に液体を吐出可能な液体吐出部と、前記吐出方向と交差する方向である第1方向および、該第1方向とは反対方向である第2方向に移動可能な移動部と、を備え、前記移動部は、前記支持部より下方に堆積した紙粉を掻き取り可能な掻き取り部材を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターの媒体搬送経路を示す図。
プリンターの媒体搬送経路を示す図。
プリンターの制御系を示すブロック図。
ベルトユニット及びこれを支持する支持フレームの斜視図。
キャップを移動させる移動機構の斜視図。
キャップを移動させる移動機構の斜視図。
キャップを移動させる移動機構の斜視図。
ワイプユニット並びにこれをガイドする第1ガイド及び第2ガイドの平面図。
第1ガイド及びワイプユニットに設けられたブラシの斜視図。
キャップを移動させる移動機構の側断面図。
キャップを移動させる移動機構の側断面図。
メンテナンス動作の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る液体吐出装置は、媒体を支持可能な支持部と、前記支持部に支持される媒体に対して、ノズル面に設けられるノズルから吐出方向に液体を吐出可能な液体吐出部と、前記吐出方向と交差する方向である第1方向および、該第1方向とは反対方向である第2方向に移動可能な移動部と、を備え、前記移動部は、前記支持部より下方に堆積した紙粉を掻き取り可能な掻き取り部材を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記掻き取り部材により、前記支持部より下方に堆積した紙粉を掻き取る事ができる為、前記支持部より下方に配置される機構の作動不具合を抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記掻き取り部材によって紙粉が掻き取られる部位よりも下方に設けられ、前記掻き取り部材により掻き取られた紙粉を収容可能な収容部を更に備えることを特徴とする。
本態様によれば、掻き取った紙粉を前記収容部で収容できるため、紙粉が広範囲に拡散することを抑制できる。
【0009】
第3の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記支持部よりも下方に設けられるガイド部を更に備え、前記ガイド部は、前記移動部に設けられる被ガイド部を案内するように構成され、前記移動部は、前記ノズル面を払拭可能な払拭部を有し、前記掻き取り部材は、前記被ガイド部に対して前記第1方向に位置し、前記移動部が前記第1方向に移動する際に前記ガイド部に堆積した紙粉を掻き取ることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記掻き取り部材は、前記被ガイド部に対して前記第1方向に位置し、前記移動部が前記第1方向に移動する際に前記ガイド部に堆積した紙粉を掻き取ることから、前記移動部が前記第1方向に移動する際に紙粉によって前記移動部が移動不能となることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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