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公開番号
2025129105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2024038485
出願日
2024-02-23
発明の名称
財布
出願人
株式会社A.Y.Judie
代理人
主分類
A45C
1/08 20060101AFI20250828BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】硬貨を簡単に確認でき、硬貨を出し入れし易く、扱い易い硬貨収容部を備える二つ折り財布を提供する。
【解決手段】本体シート11に紙幣収容部12及び硬貨収容部15が設けられた二つ折り財布であって、二つ折りした際に重ね合わされる内側Aには紙幣収容部12と硬貨収容部15とが配置され、その硬貨収容部15は、収容部リアシート15aと、複数のシートが重なる台形状の収容部フロントシート15bと、その収容部フロントシート15bの両側に配置された収容部サイドシート15c,15cと、硬貨収容部用蓋14とで収容構造が構成され、収容部フロントシート15bは、台形状の短辺となる上辺部27aが硬貨出し入れ口29の周縁の一部を構成するように設けられているように構成して上記課題を解決した。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
本体シートに紙幣収容部及び硬貨収容部が設けられた二つ折り財布であって、二つ折りした際に重ね合わされる内側には前記紙幣収容部と前記硬貨収容部とが配置され、該硬貨収容部は、収容部リアシートと、複数のシートが重なる台形状の収容部フロントシートと、該収容部フロントシートの両側に配置された収容部サイドシートと、硬貨収容部用蓋とで収容構造が構成され、前記収容部フロントシートは、台形状の短辺となる上辺部が硬貨出し入れ口の周縁の一部を構成するように設けられている、ことを特徴とする財布。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
二つ折りした際に重ね合わされない表側であって、前記硬貨収容部が設けられていない側には、カード収容部が設けられている、請求項1に記載の財布。
【請求項3】
前記収容部リアシートと前記収容部サイドシートは、前記収容部フロントシートよりも薄い又は柔軟性がある、請求項1又は2に記載の財布。
【請求項4】
前記収容部サイドシートは、前記硬貨収容部が設けられた前記本体シート側に向かって裾野が延びる斜め構造を備えている、請求項1又は2に記載の財布。
【請求項5】
前記硬貨収容部用蓋は、その内面側にポケット構造を有している、請求項1又は2に記載の財布。
【請求項6】
前記台形状の収容部フロントシートの両側の傾斜辺部の角度は、前記台形状の長辺となる下辺部に対して55°~80°の範囲内である、請求項1又は2に記載の財布。
【請求項7】
二つ折り財布を開いた状態での長手方向の両側のうち、前記硬貨収容部が設けられている側の前記収容部リアシートと前記本体シートとの隙間は紙幣の片端を挿入する前記紙幣収容部の一方を構成し、前記硬貨収容部が設けられていない側の内側端部に設けられたポケット部は紙幣の他の片端を挿入する前記紙幣収容部の他方を構成する、請求項1又は2に記載の財布。
【請求項8】
二つ折りした際に重ね合わされる内側であって、前記硬貨収容部が設けられていない側には、第2のカード収容部が設けられており、該第2のカード収容部は、前記本体シートにカード保持カバーが取り付けられて構成されている、請求項1又は2に記載の財布。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、財布に関し、さらに詳しくは、紙幣収容部と硬貨収容部を備えた二つ折り財布に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紙幣収容部と硬貨収容部を備えた二つ折り財布がよく知られている。こうした財布において、硬貨収容部は、ファスナーでこぼれ止めされているとともに、硬貨の出し入れをし易くさせる扇マチや箱マチ等が設けられているものが多い(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-62023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記した従来の二つ折り財布の多くは、扇マチや箱マチ等の存在によって財布の厚さが増して嵩張るという難点があった。また、硬貨がこぼれるのを防ぐためのファスナーやホックを単に設けたものもあるが、硬貨収容部の出し入れ口が狭く、硬貨を出し入れし難かった。一方、出し入れ口を大きくした硬貨収容部は、硬貨を出し入れし易くなるものの、その出し入れ口が変形して一定の形状になり難く、硬貨を取り出す際の扱い加減が難いことがあった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決したものであって、その目的は、硬貨を簡単に確認でき、硬貨を出し入れし易く、扱い易い硬貨収容部を備える二つ折り財布を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の財布は、本体シートに紙幣収容部及び硬貨収容部が設けられた二つ折り財布であって、二つ折りした際に重ね合わされる内側には前記紙幣収容部と前記硬貨収容部とが配置され、該硬貨収容部は、収容部リアシートと、複数のシートが重なる台形状の収容部フロントシートと、該収容部フロントシートの両側に配置された収容部サイドシートと、硬貨収容部用蓋とで収容構造が構成され、前記収容部フロントシートは、台形状の短辺となる上辺部が硬貨出し入れ口の周縁の一部を構成するように設けられている、ことを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、硬貨収容部は、収容部リアシートと、複数のシートが積層された台形状の収容部フロントシートと、収容部フロントシートの両側に配置された収容部サイドシートと、硬貨収容部用蓋とで収容構造が構成されており、その収容部フロントシートは、台形状の短辺となる上辺部が硬貨出し入れ口の周縁の一部を構成するように設けられているので、二つ折り財布を開いて硬貨収容部から硬貨を取り出すために両側の収容部サイドシートを二本の指で挟んで硬貨出し入れ口を広げた際に、収容部フロントシートは複数のシートが積層された剛性により過度に変形しない。その結果、硬貨出し入れ口は安定した立設形状(略四角形状ともいう。)の開口形態を保持できるので、硬貨収容部に入っている硬貨を簡単に確認でき、硬貨を出し入れ易く、扱い易いという従来にない格別の効果を奏する。また、硬貨収容部は、収容部リアシートと収容部フロントシートと収容部サイドシートと硬貨収容部用蓋とで構成されているので、従来の財布のようなマチ構造のように財布の厚さが増して嵩張ることがないという利点がある。
【0008】
(2)本発明の財布において、二つ折りした際に重ね合わされない表側であって、前記硬貨収容部が設けられていない側には、カード収容部が設けられている。
【0009】
この発明によれば、硬貨収容部が設けられていない側の表側にカード収容部が設けられているので、二つ折り財布を開かなくてもカードを直ぐに出し入れすることができる。また、そのカード収容部は硬貨収容部の表裏反対面に設けられていないので、二つ折り財布を開いて硬貨収容部から硬貨を取り出すために両側の収容部サイドシートを二本の指で挟んで硬貨出し入れ口を広げた際に、硬いカードによって硬貨出し入れ口の開きが抑制されない。その結果、カード収容部が設けられた二つ折り財布においても、硬貨出し入れ口は安定した立設形状(略四角形状)の開口形態を保持できる。このカード収容部には、日常的にしばしば使用するカードを例えば2,3枚程度入れておくのが便利である。
【0010】
(3)本発明の財布において、前記収容部リアシートと前記収容部サイドシートは、前記収容部フロントシートよりも薄い又は柔軟性がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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